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忘却図書館で待っています  作者: 縁煉水鈴
3/12

お仕事の始まり

更新が遅くなり申し訳ございません。

仕事との両立は、やはり難しいですね…

少しずつ頑張って続きを書きます!!

この物語を、完結させたい。

「おい、当主様が来る前に片付けておけ!!」

「どこ行ってた!はやくしろ!」


健一様に案内されつつ現場に向かいましたが、まだ魂の回収中のようです。座れる所があるようなので、そちらで待たせていただきましょう。


「うぅおぉぉぉぉ!!逃げろーー!」


っ?!

突然の爆発…まさか…


「何やっているんだ!!」

「あれ程…!当主様が来るまでに片付けをと…!!」


記憶の暴走…

人間が死ぬと想いと魂と体に別れます。私のお仕事は、その想いを本に閉じ込め、封印、管理、天へと昇華させる事。

ただし、封印は時間と、その場の環境が大切なのです。

想いが強ければ強いほど暴れやすく、弱いほど大人しく。

その場の環境。人間の死に方によっては、想いが弱くても暴走しやすくなります。

今回の場合は、事故。少しでも手段を間違えてしまえば、想いの暴走が始まってしまう。

魂の回収は上手く出来ているようなので、私の出番と言うことですね。


「皆さんお下がりください!!ここからは私の出番です。」


「ここは俺が…」


『デスウォール』


「キョーヤ?!」


「当主様、五分運を。」


キョーヤの説明は今は後です!!今は封印を!!


「イリアス!本を!」


「ウケトレ!」


右手に封印の杖。左手に白い本。目の前には、後悔の想いに飲まれてしまった、誰かの大切な想い。


『想いの果てよ、我に従え。封の誓いよ、解放したまえ。忘却図書9代目の名に従い、今、此処に眠りたまえ!』


この封印の儀式では、封印の杖が変形して、獣のような黒い翼と、鳥のような白い翼の着いたペンになります。そして、その大きなペンに、想いが乗り移り、白い本に書き込まれていくのです。

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