ほんだい
「そういえばイファンさん?が最初私が起きたとき愛し子って仰っていたのはどうゆう意味ですか?」
「くすっ
それはですね。あなたが、私達の番だからですよ」
「…番?」
チェリーはベットに身を乗り出しリアの腰に手を回し
「そうなの~本当は私のリアちゃんがいいんだけどこればっかりは仕方ないのよね~」
イファンもチェリーに負けじとリアの手を自分の手と絡ませ
「ええ、私達のリア不束者ですがよろしくお願いします」
ちゅっ
「えっ?へ?」
ボンっ!
ぷしゅー
バタッ
「まあ!」
「ふふ」
「なにこの子!すごく可愛いんだけど!!」
「ええ、これから大事にしていきましょう」
「くすくす
もちろんよ。ああーリアちゃん早く起きないかしら」
「今気を失ったばかりですからそれは無理でしょう。」
「そうよねー」
「でも、名前を名乗って貰って良かったです」
「確かに!ふふリアちゃん本当に可愛い」
「さて、私達も使いを出しましょう。」
「ええ、そうね!もし約束破って嫌われたら嫌だもん!お前たち!」
『『はいよーん主お呼びかにゃー?』』
「ええ、カイ、ヒロ今回私が最後に魔法を使ったところに私の番の匂いが残っていると思うわ。そしてそのあたりに荷物があれば全部持ってきて。まあ、リアちゃんの匂いがする物は全部持ってきてちょうだい!」
『『はーい』』
シュッ
二匹の使い魔達は直ぐさま飛び立った
「シロ!」
『はっ!』
「私とチェリーの番が出来たと長老にお伝えして来てください。直接会いに行くのは番が落ち着いてからとご説明下さい」
『かしこまりました』
「もし、攻撃を入れられたらその時は直ぐに戻って来なさい」
『承知しました』
シュッ
シロも命令を遂行するために直ぐに飛び立った
「そういえばあんた、不束者ってなによー。嫁になるつもり?」
「人間の世界では求婚するときにそうゆうのではないのですか?」
「バカねーそれは人間の女が言うせりふよ」
「そうなのですね。まあ、私はリアが一緒に居てくれれば嫁でも、旦那でもどちらでも構いません」
「なにそれーえっじゃああたし旦那になるのー?それはそれで楽しいわね~」
「リアとのこれからを思うと考えるだけで楽しいです!」
「確かに!あー番嘗めてたわ~こんなに夢中になるなんて!」
「まあ、あなたは色々奔放でしたからね」
「なにそれーあんただってやることはやってんでしょ!」
「やる事ってあなた下品ですよ。あれは向こうが頼んできたからですね」
「うわーやらしー!向こうから来たら誰でもやるなんて尻軽ね」
「なっ!尻軽はあなたでしょう!何人もの男ととっかえひっかえして!」
「ふんっ!しょうがないでしょっ!私もともとそうゆう生き物なんだから」
「なっ!開き直りで「ん」」
はっ!
今まで、言い争いをしていた2人はリアの方を振り返った
「んー」ゴロン
リアは寝返りをうっただけだった
「滅多なことは言うもんじゃないわね」
「ええ、一時休戦しましょう」
「はあ、仕方ないわね~あたしシャワー浴びてくるわ」
「分かりました」
ガチャ
チェリーはシャワーを浴びるために部屋を出ていき
部屋にはイファンとリアのみになった
「ああ、愛しい子あなたはこれからどんなふうに私達と関わってくれるのでしょう?楽しみです」
イファンはリアの髪の毛を撫でながら呟いた
バタンッ
「私が居ないからってリアちゃんといちゃいちゃしようだなんて甘いわっ!」