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白いツバサ  作者: 透坂雨音
第五幕 運命を賭けた300秒
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171 第6章 落ち行く砂時計の中身



 ごめんね、これから先はきっと危険な目に遭うと思うから一緒にはいけないんだ。

 ここに残った方が絶対安全だから。

 だから、ここにいてほしいの。


『そうだよね。仕方ないよね。アタシがついて行っても、足手まといになるだけだしさ』


 足手まといなんて、そんな。

 危険な目に遭う人は少ない方が良いと思って。

 ごめんね。少しの間だけど、離れ離れになっちゃって寂しい思いしちゃうかもしれないけど。

 全部終わらせたら、きっと元の世界に帰れると思うから。


『分かってる。大丈夫、平気だから。小さい子供じゃないんだから、寂しいなんて理由で泣いたりしないよ。こっちこそ力に慣れなくてごめん。頑張って』


 うん。

 じゃあ。

 さようなら。


『……アタシは大丈夫だから』





 アレイス邸 『未利』


「ん……」


 目を覚ました。

 未利はもう一度「ん……?」と言い、今度は首を傾げたくなる。

 何だか、変な夢を見た気がする。

 何と言うかありえないような無理っぽい様な、そんな夢を。


 まあ、夢はただの夢なのだからは深く考えずともいいだろう。


 未利がいる現在位置は、言わずとも分かるだろうが、ここはどこかのお金持ちの家のベッドの上だ。

 身に着けているのは上質そうな生地のパジャマ。

 部屋の内装は豪華で、食事にも困らないし、ちゃんと風呂にも入れる。


 贅沢が濃縮されたような場所。


 ただ、絶賛人質中の身であるが……。


「まあ、八方塞がりってわけじゃないし、何とかなるでしょ」


 小さく伸びをして、ベッドから這い出る。

 今日も不自由な監禁生活が始まった。


 そんな一日の流れを説明すると、だいたいこんな感じだ。


 朝、一定の時間になると部屋にはフォルトがやって来る。

 今日一日の服とか持ってきて嫌な顔をしつつも似合わない、こう……フリフリヒラヒラした服に着替えさせられた(もちろん物理的にではなく命令的に)。後は、母親がやるようにこちらの髪をくしで整え、寝癖を治したりされる。

 朝は人形みたく身だしなみを整えられる時間だった。


 着替えたら、朝食を食べて屋敷の中にある弓道場に連れていかれる。

 部屋の外にいる見張りの兵士以外、その家……(というか規模的に屋敷だが)の中では他の人間にはあまり出くわさない。

 勝手な行動を禁じられているというのもあるが、それでも人は全くと言っていいほど見なかった。


 それで、見張りの兵士二人を追加して訪れた弓道場。

 そこでは、フォルトに弓の使い方を教えてもらった。

 自分では中々分からなかった癖も発見できたし、上達するコツなんかも教えてもらったりする。

 何故に人質にそんな事を教えるのかはっきり言って意味不明過ぎる行動だが、見張りつきとはいえ一日の中で一番楽しい時間なので、文句は言わない。


 昼の時間は自由時間だ。

 ぼーっとしていて特にやる事がない。

 暇は嫌いだ。暇になるとつい眠ってしまう。

 ベッドが寝心地良いのがいけない。

 魔法の練習とかしたかったが、余計な事をしないように釘を刺されているので派手にはできない。

 初めの頃は緊張したり警戒したりして過ごしていたのだが、うめ吉を充電しながら大抵は誘惑に負けて昼寝してしまう。


 それで、誘惑に負けなかった日には見張りの人間に「コヨミに会わせろ」とか、うるさくねちっこく、引き際を考えつつ交渉すると、たまに会わせてもらえたりもした。


 コヨミは連中に重宝されているだけあって、丁重に持て成しされているようだった。

 未利がいる部屋よりも綺麗な部屋にいるし、危害を加えられているわけでもない。不自由はしているが食べる物とかにも困っている様子はなさそうだった。


 それで、お風呂に入ったりした後の夜の時間は、再びフォルトが部屋に訪れお気に入りだとかいう日記の朗読を頼まれる。


 エマー・シュトレヒムという機術士の書いた日記だ。

 別の世界からやって来た(!)というらしい〈愛称)エマは、機械人形のクレーディアという存在を連れてこの世界での日々を過ごしてく。そんな毎日の出来事が綴られている日記だ。どうでもいい事柄や、機械関係の事までいちいち記されていてかなり分厚い。


 フォルトはこの日記がいたく気に入っているようで、毎夜のごとく部屋にやって来ては朗読を頼んでくる。


「人形は良い、決して主を裏切らない。そして黙って傍を離れたりはしないからね」


 そんな様な事をいつも最後に行って部屋を去っていく。

 何だかいまいち悪い奴には見えなくて、こちらとしては接し方に困る奴である。


 そんな風にして数日の日々を過ごすのだが、姫乃達からの連絡はない、何か問題が起きて大変な目に遭っているのかもしれない。そう思うとすごく心配になった。


 自分の方は特にこれといった変化はない。毎朝変な夢を見て不安になる事もあるような気がするが、内容を覚えてないのだから、見ていないのと一緒だろう。


 そうやって、人質だというのに表面上は穏やかに一日一日が過ぎていく。


 状況に変化が訪れたのは三日目の事だった。


 フォルトがやって来てここにギルド、ホワイトタイガーという組織の人間達がやって来る事を教えた。

 それは選達の事だ。

 フォルトはどうしてか選達の事について詳しい。


 奴は、未利に二、三事注意事項を述べた後、面会を許した。


「白装束達に連れ去られたって聞いたけど、無事だったようで良かったぜ」

「本当よね。フォルトさん達が助けてくれたんでしょ。アタシ達も協力することにしたから、コヨコもきっと大丈夫だから何も心配することはないわ」


 選達は、未利が白装束の集団の下からフォルト達という連中に助けられてこの屋敷にいると思っているようだった。

 それで、白装束達と戦おうとしているフォルト達に協力するのだと言っている。

 それ騙されてるから。


「魔法陣で魔法がかけられてるって聞いたけど大丈夫か」

「後の事はアタシ達が何とかするし、魔法の解き方もきっと大丈夫だから」


 未利がここにいることはその魔法陣とやらのせいで出歩けない、とでも言われているのだろう。


「さあ、そろそろ彼女を解放してくれないかい。病み上がりなものでね。無理はさせたくない」


 それに加えてフォルトは、さっさと彼等をここから遠ざけようとしてしまう。


「帰りに屋敷を少しだけ案内していこう。君達からすれば少し広いが、慣れればそれなりに迷わずにすむだろう。覚えれば他の者の家に招待されたとしても、戸惑わずにすむ」

「ああ、それって確かルーンさんが言ってた話だよな」

「外から見ると分かりにくくて困るけど、便利な所もあるみたいね」


 選達は結局こちらと詳しく会話をする事もなく、帰っていってしまった。


 どうにも向こうは方城織香ほうじょうおりかのイメージを引きずっている様で、あまり思ったように会話ができなかったのだ。

 考えてみれば当然だろう。選達にとっては、未利として過ごした日々より、織香おりかとして過ごした日々の方が長いのだから、


 二人に言えたのは「大丈夫」と「平気」その二事だけだった。


 フォルトが述べた注意事項は、決められた言葉以外は喋らないという事と、できるだけ身動きしない事だった。

 前者は余計な情報をもたらさないためで、後者は決められた設定に疑問を持たせないためだろう。

 そのせいで余計、誤解されてしまった。


 助けを求める機会だったにも拘わらず何もできなかった。

 これが自分でなく、姫乃や啓区だったら違ったのだろうが(なあの場合は、……ちょっと分からない)。


 そうして五日の時間が過ぎる。


 最近なんだか体がだるい様な気がする。

 動こうとしてもうまく動けないときがある。

 運動してないからなまっているのかもしれない。


 皆は何をしているのだろう。

 もうそろそろ動きがあってもいいはずだ。

 やっぱり何かあったのかもしれない。


 どうにかしてここから脱出する方法を考えてみるのだが、まるで何も浮かばない。


 脳裏にある可能性がよぎったが頭を振って否定する。

 そんな事はありえない。


 そう思っていたのに……。

 誰かに何かを言われたぐらいで揺らぐなんて。

 いや、揺らいでないんかいないし、そんな事はない。


 その日の昼、何とあいつが……砂粒さりゅうが部屋にやって来た。


「やあ、友人である君の様子がどうか心配になって見に来たんだ。ああ、そうだ。言っておかなくちゃいけないんだけど。僕、ここの人達に雇われる事にしたんだ。ほら、異世界でただの子供が生きていくのって大変だろう。だから、君達と敵対してしまうのは心苦しいけど、仕方なくね。言わないのも騙しているようで悪いからさ、こうして伝えに来たんだ」


 相変わらず、顔を見るだけでムカつくし気持ち悪い奴だ。

 口から出るのは形だけ整った綺麗ごとばかりで、内容を良く考えようとすると気持ち悪くなってきそう。

 アタシはこいつが本当に大嫌いだ。


 こいつとだけは一生仲良くできないと再確認した以外に得たものはない。

 それどころか、何倍も益よりも害を振りまいている。


「あれ、でもまだこんな所にいたんだね、君。とっくにお友達に助けられても良い頃なのに、どうしてなんだろう。まさか、彼女達は君を助けにこないつもりなんじゃないか? どうしようね、君としては非常に困った事になったんじゃないかい? その線は濃厚だ。だってそうされてもおかしくないんだから」


「パーティーの中ではお荷物、大した能力もない君なんてさ、リスクをとってまで普通は助けようと思わないからね。ああ、勘違いしないでほしい。別に悪口とかじゃない。これはあくまで客観的事実を述べたまでであって、君を貶めたいわけではないんだから。僕は友人である君を心配しているんだよ。こんな何が起きてもおかしくない敵の真っただ中にいる君の身をね。早く助けないとどんな目に遭ってしまうか気が気ではないよ」


「だから君を助けるためにも原因を突き止めないと。ああ、どうして誰も君を助けに来ないんだろう。おかしいなあ。友達だったら、こんなにも放っておくはずないのに。もしかして君達は友達なんかじゃかったのかい? それはないよね。だって君は彼女達の事を友達と思っているだろう。その感情がさすがに一方通行だったなんて、僕は君の友人として思いたくないよ。ああ、でも残酷だけど、そう考えればつじつまが合う事もある……のかな?」


 口を閉じろ。

 枕を投げつけてやったら、浮かべている表情と違って可愛らしい攻撃だね、なんて笑われた。

 ムカついた。アタシは凄くムカついた。


 魔法で串刺しにでもされたかったのか。おのれは。

 だが、そうは思っても実際はいくらなんでもそこまではしない。

 口が悪いし、気味が悪いが、砂粒さりゅうはアタシ等の敵になって生きるためにできる事をしてるだけなのだ。


 城に出てきた時だって、たぶんその作戦か何か何だろうし。


 別に全然気にしてないし、ちっとも気になんてなってない。

 だから、枕で我慢してやったのだ。

 せせら笑う所じゃなくて、そこはありがたくアタシを崇め奉る所だろう。


 ……って、この前やった事考えれば笑えないじゃん、それ。


 その日の夜は、良くない夢を見た気がする。

 内容はいつものように忘れてしまったが。


 そして一週間。


 状況は変わらないままだ。


 電力を消費しないために向こうからかけてくるまで使うまいと思っていた電話を使った。

 一回目は出なかった。

 けれど、二回目には出てくれた。


 向こうはやはり何か大変な目に遭っていたようだ。

 少しの間だけど色々情報交換したがこちらから話せる事はあまり多くない。


 けれど雑談を少ししたおかげで気分が晴れた気がした。


 ……?


 いや、落ち込んでなんかいないし。

 気分が晴れるとかそんなわけないじゃん。


 選達とはあれ以来会っていない。

 コヨミとはちょくちょく会ってる。見た目的には元気そうだ。他の人間の心配はしてるようだけど。


 だけど……。


 珍しく部屋にコヨミがいなかった時、砂粒がある事実を教えてくれた。


 コヨミがひそかにやろうとしていた事だ。

 魔法陣。膨大な魔力。魔法。

 まさか、そんな事をしようとしていたなんて思わなかった。


 駄目だ。

 そんなのは絶対にさせてはいけない。

 砂粒がこっちに教えてくる話を興味がない風を装いつつも、脳内にできるだけ保存した。

 必要な図式はメモをとった。


 保険をかけないといけない。

 後でこんな事していたのを知られたら、きっと皆には怒られるかもしれないけど、大目に見てほしい。





「一週間、か」


 そして一週間経ってその日の夜だ。

 これまでにあった事を頭の中で整理した未利はため息をつく。


「どうかしたかい?」

「べっつに」


 ベッドに寝転がりながらという不真面目極まる姿勢で本を朗読してやったというのに、フェイスは怒りもしない。

 そんな反応が面白くない。


「道具は自らの意思で離れていったりはしない。主人が望む限り、傍にいてくれる……ねぇ」


 口に出したのは、日記の内容。エマの言葉だ。


「道具が好きで一緒にいるとは限らないじゃん」

「道具に意思などないよ」

 

 真面目に訂正するな。

 そんな事は分かってるし。


「……この日記のエマって奴、本当に道具なんかに傍にいて欲しいと思ってんの?」

「それはどういう事だい?」


 寝転がっていた姿勢から体を起こして、未利は本を相手に押し付ける。


「道具なら、他にもあんじゃん。人の形をしてる必要はないし、喋らせる必要とかないんじゃないの?」

「見た目は大事なんじゃないかな? 醜い物よりも人は美しい物の方が好きだろう」

「正直すぎる感想」


 分からないわけではないが、そういう考えはあまり好きではない。

 それだったら姫ちゃんとかはお姫様みたいに女の子してるけど、それ以外全員駄目って事になるじゃん。


「本当はきっと彼は人に傍にいてほしかったんだろうね。でも本物の人に傍にいてもらうのは怖かった。だから人に限りなく似ていて、人ではない彼女を選んだんだと思うよ」

「何だそれ」


 分からん。


「分かりやすくかみ砕けば……寂しい事を寂しいと言えない天邪鬼な性格の様なものだよ」


 あ、なんとなく分かったかも。


「つまり、あんたも天邪鬼ってわけ?」

「……」


 あ、質問間違えたかも。


 何気なく思った事をぶつけたその後に、沈黙が返って来て未利は顔を強張らせる。

 しかし、フォルトは先程と全く変わらない顔で言葉を返した。


「つまり、それは君も天邪鬼ってことかい?」

「いや、違うしアタシが言ったのはエマとアンタの事だし、勝手にアタシにすんな」


 未利は冗談でも比喩でもなく頭を抱えてうめいた。

 なんでこうやって、何でもないように話してくるのかこの男は。


 本当に、こうやっていると悪い人間には思えないのに。


「もうさ、あんた一体何でこんな事やってんの? いい加減ウチ達を解放してくれると嬉しいんだけど」

「それは、できない相談だね。僕は人形が欲しんだよ。エマー・シュトレヒムが持ったような、自分だけの人形が」


 そこで一度フォルトは言葉を区切り悲しそうな表情を見せる。

 何だ。同情させようって魂胆か、そうか。たぶんそう。見破ったからには、そうはいかないから。


「一人きりだということ、居場所がないこと、存在を認められないこと、それらは成長すれば乗り越えられるかもしれないが、それでも人はいつだってかけがえのない誰かを失ってしまうという、その様な可能性の中を生きている。だったら絶対に、何があってもいなくならない存在が欲しい。そう思うだろう?」


 いや、思うだろう? なんて聞かれても。

 返答に困る。

 いやいや、困らなくていいじゃないか。

 相手は敵なんだから、そんなの知るか一択でしょ。


 分かるかもしれない、なんて言葉はこちらの立場からは言ってはいけない事だ。

 自分は困らされているのだ。そんな奴に万が一共感してやってしまったら、……別にどうにもならないような気もするし喜ばせるだけのような気もするが、ともかく駄目な気がするから駄目だ。プライド的な何かの為に。


「そんなの知らない。アタシはアンタとは違うから」

「そうかい、残念だ」


 フォルトがどんな境遇なのか知らないが、未利は別に一人きりでも、居場所がないわけでも、存在を認められていないわけでもないのだ。

 同意して、可哀想だねとか言ってやる義理なんてない。


 そうやって日課を終えて、部屋を去っていくフォルトの背中を見送り、特に何かを言うわけもなく未利はただ黙っていた。











 カチャ。ギィィ……。


「これ、ごめんよ遅くなったけど、手紙が返って来たよ」

「何だルーンか。アンタの手紙、姫ちゃん達の所に届いてないみたいなんだけど」

「えっ、どうしてそれを……いや、おかしいな。そんなはずはないのに」

「……まあ、いい。詳しい事は後で聞くから、とりあえずその手紙見せてくれる?」

「ああ、良いとも」

「……アンタ、それ何持ってるの? スケッチブック?」

「ああ、あはは、芸術家として何かあったらメモしなきゃいけないからね」

「ふーん」

「かなり前衛的な作品ばかり仕上げる芸術家って事で、ちょっと有名になってきた所だよ。怖い作品ばかりで子供が泣くって苦情が来る事もあるけど」

「ふーん」

「あはは……」


 ……。

 …………。


「え……」


 ごめんね。これからは危なくなるから一緒に行動することはできないと思うの。


「姫ちゃん……?」


 だからその人達と一緒にいて、そこなら絶対大丈夫だから。


「なに、これ……」


 ううん。私達は助けに行かないよ。


「てがみ……?」


 だって……。


 ……。


『どうして』『寂しい』『アタシの事、見捨てたの?」』『助けに来てくれないの?』『必要ない?』『消えていく』『消えちゃう』『怖い』『あたしって誰だっけ』『あたしは本当にここにいるのかな?』『……いて、良いのかな』『……』『…………』『……………………』


『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』

『…………………………………………』


『生きてて、良いのかな』







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