決意
愛奈「・・・」
・・・愛奈?
愛奈「・・・前回と何日空いた?」
うっ・・・11日です・・
愛奈「どうして、遅くなったの?」
テストもあるし・・・受験も・・・
愛奈「その割には新しい短編小説出てるじゃない?」
いや・・・あの・・・その・・ほんp「行かせるかー!!」ご、ごめんなさーい!!
私が言い終わってどれくらいの時間が経っただろう。本当は数秒の間なのかもしれない、でも私にはこの時間が何時間にも感じられた。目の前にはレオンがこちらをずっと眺めていたが突如顔をゆがめ言った。
「わかった、愛奈の望み受け取ったよ」
レオンは不気味に笑いながら言った。私は言う。
「レオン、それで夢を捕まえる者として何をしてくれるの?犯人が誰か教えてくれるの?」
「僕は何もしないさ」
「何もしない!!どういうことよ!!」
思わずここが病院だということを忘れて立ちあがり怒鳴る。あわてて口を抑えて座りなおす。しかし周りを見ても誰も集まってこないし注意することもない。
「大丈夫さ、ここの空間は僕が支配している。声が外に漏れないようにしているし僕の姿も見えない。そして君は外から見たらまだ泣いてるように見えるんだ」
レオンの説明にホッと息をつくが、そうなると遠慮をする必要がない。
「それよりも何もしないってどういうことよ!!」
レオンは私の怒鳴り声を笑いながら返してくる。
「たしかに僕は夢を捕まえる者と呼ばれてるけど、本当は夢を捕まえる者をサポートする者。つまりあくまで夢を捕まえるのは愛奈だよ」
「っ・・・わかったわよ。じゃああなたは何をしてくれるのよ」
「僕?僕は愛奈の命には従うよ。愛奈の頼みごとで僕が出来る範囲なら手助けをすることが出来るよ」
「どんなことをしてくれるのよ」
ついつい声をとがらせてる。レオンの答えは答えになってるようでなってない。私は本質的に何をしてくれるのかを訪ねているのだ。
「ふふ、わかったよ。詳しく言えば現場検証ができるように時を一時的にとめたり、物を質、形、指紋等も本物そっくりに増やすことが出来るよ」
軽く笑いながら答える。レオンの力を使えば誰にも咎められることなく現場を見ることが出来る。
「私が現場に入った証拠も消せるの?」
それが一番きになる。変な疑いをかけられては犯人も捜せないし、何より私が誤認逮捕される危険性もある。そんな危ない橋は渡りたくない。
「用心深いんだね愛奈は。大丈夫、お望みならば愛奈の痕跡は砂一粒残さないさ」
私はレオンの答えにうなずく。よし、とりあえずは・・・
「レオン、警察にいって、証拠をいくつか複製しに行くわよ」
私はそう言って椅子から立ち上がる。その直後周りが歪んだ気がした。レオンが空間を元に戻したのだろう。奈美、天童先生見てて。私は絶対に望みを叶えるわ。
愛奈「次の投稿はいつになるの?」
10日以内に・・
愛奈「10日、ですか」
うっ、1週間以内に・・
愛奈「まぁ、頑張りなさいよ」
はい・・・・




