夢を捕まえし者
新年初更新ですね。
レオン「なんか、僕最後の出番見たいだな」
そだよ〜。早くて1月にはドリキャチは終わると思うからラストの見せ場です。
では、本編どうぞ!!
あたしの叫びとともに世界が白く変わっていく。目の前にいた植木も美香さんもなにもかもが白く変わる。数十秒後にはあたりが真っ白になっていた。
「ここは……なにが起こっているの?」
驚きに恐怖。それに不安が交わる。
「おめでとう、クリアだよ、愛奈さん」
パチパチと拍手の音が聞こえ、それと同時に後ろから女の子の声をかけられる。
「……あなたは?」
後ろを振りかえるとレオンと同じ年位に見える女の子が立っていた。
「やっぱりあなたにはこっちの顔であったほうがいいかな?」
女の子は両手で顔を隠す。
「おめでと、アイナ」
「レ、レオン!?」
両手を手からはずした後のその顔、声はまさしくレオンのものだった。
「ど、どういうこと!?」
「これはね、夢を捕まえし者の特権の一つ、変身かな」
「へ、変身って!?」
もうわけがわからない。
「やっぱり、最後のネタばらしは………こっちの方がいいですね」
レオンはまた女の子の格好にもどる。
「こっちがって……どういうことよ、レオン」
「玲音」
「えっ?」
レオンは訂正をするように言う。
「斎藤玲音。私の本当の名です」
「玲音……?」
「はい」
にっこりと笑う玲音。
「まず、簡単な話をしましょう。愛奈さん。あなたは本気で時を止めたりまったく同じものをコピーしたり出来ると思いますか?」
「どういうこと?」
あたしは話の流れがつかめず聞き返す。
「私が―――夢を捕まえる者があなたのもとに来る前までの常識で時止め等が現実世界でできるとお考えでしたか?」
「そんな、夢物語あるはずがないと思ってたけど」
「そうです。夢物語なんです、これは」
「えっ?」
理解が全く出来ない。つまり?
「これは、愛奈さんの夢です」
「夢って……寝てるときに見てる夢?」
「はい。そして、我々夢を捕まえる者は夢見る者に最後のチャンスを与えるんです」
「えぇ、最後のチャンスです。詳しくは貴女がお目覚めになったとき全ての情報を転送します」
「ちょっ、ちょっと!!」
あたしは慌てて止めようとする。
「大丈夫です。今の貴女ならもう過ちを犯さないでしょう」
過ち?
「さぁ、お目覚めの時間です!!3、2、1」
玲音が言うと同時あたしは意識を失った。
玲音「みなさん、騙しててごめんなさい。でも、これがホントの姿です。今年は皆様にとってよい年になりますように!!」




