動き出す二人
昨日、また大きな地震がありましたが皆様大丈夫でしたか?
月「地震は怖いですからね」
そうだね。こういう事があると速く地震を数ヶ月も前から確実に察知出来るような機械が出来ればいいと思うよ。
月「そんなものが出来たら確かにいいですね」
うん、ノーベル賞ものだね。
っと、長くなりそうなのでここで一旦止めときます。それでは、本編どうぞ!!
あの日、最後のピースが見つかってから二週間が過ぎた。
その間月さんともメールでやり取りをして一人怪しい人物を見つけた。
ただ、今では彼が怪しい人物ではなくほぼ百パーセント犯人ではないかとあたしは思う。
決定的な証拠はない。あるのは動機だけだ。しかし、あの犯人からのメッセージは彼であると示しているはずだ。
それに、決定的な証拠などなくていい。あたしはただ、彼に復讐が出来ればいいのだから。
そして、今日。あたしは月さんと久しぶりに会う予定だ。あたしが彼の居場所をレオンをつかって調べて居場所がわかりその場所を月さんに伝えようと思った矢先、月さんの方から連絡が来て彼の居場所が分かったと言ったので二人で彼を追い詰めるのだ。
「速く来すぎたかな……?」
予定時刻である九時の三十分も前に駅前についたあたしは苦笑をもらしながらいった。
正直、これで全てが終わると思うと心が浮きだっておとなしくしていれなかった。
「あれ……?愛奈さん?」
「あっ、月さん」
名前を呼ばれふと顔わ上げると月さんがこちらに歩いてきていた。
「月さんも落ち着いていれなかったんですか?」
「え、えぇ。そんなところです」
苦笑いをしながら答える月さん。
「それじゃ、予定よりもだいぶ速いてすけど行きましょうか」
「はい」
あたし達は目的地の切符を買い電車に乗り込んだ。
「……愛奈さん」
電車に揺られながら月さんがポツリとあたしの名前をよぶ。
「なんですか?」
「改めて尋ねますが復讐をして後悔しませんか?」
声を小さくして周りの人に聞こえないように尋ねる月さん。
「大丈夫です……後悔なんてしません」
あたしは決心のこもった声でいった。
「……分かりました」
月さんは一つ頷いてそれいこう目的地まで、互いに会話をすることはなかった。
「あれが、彼がよく利用しているネットカフェですか?」
「はい。いつもだいたい十時頃に出てくるんですが……あっ!!あの人です」月さんとあたしはさっと物陰に隠れ今ネカフェを出ていった男性を見る。
「彼が……そうなんですね」
「はい。間違いないと思います。愛奈さん……作戦は昨日話した通りに」
「了解です」
あたしは頷いて行動に移すことにした。
あたしと月さんの復讐劇の始まりだ!!
月「大震災で被災された方も大勢いらっしゃるとおもいますが、あなた方は決して一人ではありません。困ったことがあれば決して無理はなさらずに周りの方に助けを求めてください。きっと、助けてくれるはずです。だって僕達は同じ人間ですから。それを皆様、お忘れなきよう御願いいたします」
月……なんか、格好いいな。




