月のメモ
愛奈「・・・言い訳と謝罪は後書きの方でしてもらうとして、今回の話について説明してもらえるかしら?」
は、はい。わかりました。
今回はそうさミスで消してしまった『月のメモ』を新たにあげなおしたものです。しかし、バックアップをとっていなかった為少しだけ内容が変わっておりますので旧、月のメモを見たという読者の方も是非もう一度見てください。それでは、本編どうぞ
『競馬等のギャンブルをしていた様子無し。
キャバクラに行っていた様子無し。
特定・不特定の女性に貢いでいた様子無し。
借金をする、連帯保証人になっていた様子無し。
麻薬等、その他犯罪を犯した様子無し』
私はそこまで読んだ所でため息をついた。
先程月さんが天童先生について調べた事を少し丸まった字で書いてあるメモを渡してくれたのだが、そこには月さんがお金を使っていない事を意味する内容しか書いていないのだ。
「天童先生、何にお金を使っていたのでしょうか?」
「そのメモに書かれていない事は僕にもわかりません」
「ですよね」
苦笑しながら肩をすくめてみせる月さん。
私は未練がましくもう一度メモとにらめっこをしてみるが内容がおもしろく変わるという事はもちろん無かった。
「はぁ〜、天童先生は謎が多いですね」
「確かにそうですね」
笑ながら同意してくれる。
「でも、月さんはすごいですね」
「えっ?」
脈略の無い私の言葉に驚いたのかいつもより高めの声をあげる月さん。
「いや、だって月さん。これ一人で調べたんですよね?それに先程預金通帳も簡単にみつけだして私に見してくれましたし、事前に調べて下さってたんですよね?」
「な、なるほど。そういってくださると僕もうれしいです」
どこか苦笑ぎみにそういう月さん。ほめられて照れているのか、自分の足元の斜め前に視線をずらした。
そんな彼が少し可愛らしくみえた。
「さて、と。今日はこれぐらいでお開きにしましょうか?」
「そうですね」
「では、明日は8時ぐらいに集まりましょうか?」
私が提案するがだめですという様に首を横にふる月さん。
「明日は大学に行ってください」
「えっ!?でも・・・」
「兄さんの事は僕に任して下さい。愛奈さんも大学にいくのが、奈美さんの為じゃないですか?」
「・・・・・・」
奈美の名前を出されて押し黙る私。
「奈美さんの為にも立派な医者になるために大学に行ってください」
「はい、わかりました」私は折れて月さんの言う通りにする。
そう言った後にその姿はまるで学校にいくのをしぶる小学生と行くように諭す親みたいだなと思い苦笑いをした。
愛奈「はい、まずは言い訳を三文で」
そうさミスです。
もうすぐテストで焦っていました。
夜にやっていて少し眠かったんです。
愛奈「なるほどね。では、次に謝罪を三文で」
スミマセン。
今後このような事がないようにきをつけます。
ご迷惑をおかけしたことを深く反省いたしてます。
愛奈「分かったわ」
じゃ、じゃぁ。許してくれるんですか?
愛奈「私はね」
良かった〜。
愛奈「このアッパーで」
なっ!!ぐはっ!!




