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待ち合わせに・・・

もうすぐ夏休み~

月「浮かれてますね」

学生が一番楽しめる期間だしね。

月「でも、宿題忘れちゃいけませんよ」

うっ、月。嫌なこと言うなよ。

月「まっ、頑張って下さい。こちらの更新とストックも宿題ですよ」

分かってるって。では

月「本編ご覧ください」

「愛奈。いい加減起きなよ」

「煩い。あともうちょっと」

「あんな深夜に病院に忍びに行くからだよ」

「だったら、レオンだけでいって必要なものだけコピーしてきてよ」

「それは無理だね」

「でしょ」

「あぁ。だが、今日も月と会うんじゃ無いのかい?」

「あれは一時から約束してんのよ」

「でも今12時半だよ」

「へ!?」

レオンの言葉に変な声をあげ飛び起きる。

「きゃっ。やばい!!」

慌ててベッドから降りて洗面所に向かう。

「なんでこういうときにかぎって」

鏡にうつった自分をみてため息をつきながら言う。そこには阿修羅のごとく逆立った寝癖をつけた髪が。バサッ、バサッ、と寝癖直しをつけてくしでとかすがなかなか元に戻らない。

「あー、うー。朝シャンしてる時間はないし・・・レオン!!」

「なんだい?」

「髪とかして」

「君は僕を執事と勘違いしてるのかい?」

「ううん。雑用がかり」

「酷くなってるじゃないかい」

「もう、いいから早く!!」

「分かったよ。じゃぁ、髪にだけ水分を吸収させてみるよ。多分髪だけお風呂に入ったみたいになるから」

説明をしてからこちらにレオンが手をかざすと急にしっとりとして髪がストレートになった。

「ありがと」

簡単に言葉をこぼしてくしをいれていく。

「とりあえずはこれでいっか」

鏡に向かい一つ頷きリビングに走る。着替えなければならない。時計を見ると12時40分になっていた。








少し暑い日差しに耐えながら待ち合わせ場所の喫茶店についたのは約束時間を15分オーバーしていた。

「えっと。あ、月さん」

「うん?あー、愛奈さんこんにちは」

コーヒーを飲んでいる月さんを見つけ慌てて駆け寄りながら声をかけた。

「す、すいません。遅れちゃって」

「いいよ。実は僕も5分ほど遅れちゃてたし」

「あっ、そうなんーーーーーー」

ですか。と、いいかけて口を閉じる。月さんの前には砂糖とミルクの入っていたと思われるカップが二つづつあった。

月さんは普段この喫茶店でコーヒーを飲む時砂糖とミルクを半分入れて飲む。

一杯飲むのに5分ぐらいかけているので5×4分。つまりは最低でも20分ほど待たした事になる。

だから、月さんは5分遅れたのではなく、5分早めについていたのだ。

「すみません」

「いいですって」

笑ながら答える月さん。私もそれ以上は言わなかった。

「ところで今日はどうしますか?」

「そうですね・・・暗号解読も必要ですが天童先生の噂も気になっています」

「兄さんの・・・確かにそこを中心に調べて見た方がよろしいですね。では、とりあえず病院に行って患者さんへ聞き込みしてみましょうか」

「はい」

頷いて立ち上がろうとする。しかし、今まで黙っていたお腹の虫が急に音を出そうとしてるのを感じた。

「あれ?どうかしましたか?」

「い、いえ。なんでもな―――」

ないです。と、いいかけたがその前にグゥーとお腹がなった。

「あ、えぇーと、やっぱり何か食べてからにしましょうか。愛奈さんもきたばかりですし」

「すみません」

全てを理解したように微笑みながら席に座り直す月さん。私は顔に火照りを感じながらうつむいて席に座る。私以外不可視のレオンが楽しそうに笑っていたのでその足を蹴ってやった。







じりじりと強い日差しを受けて暑いなぁと、思っていたら一気に冷気がやって来た。

「やっぱり建物の中は涼しいですね」

「えぇ。寒いくらいです。」

「確かに」

ははっと笑う月さん。

喫茶店で軽く食事をさせてもらってから病院へとやって来た。

聞き込み調査として患者さんに声をかけ天童先生が病院ではどのような人かを判断しようという試みだ。もちろん、警察ではないのでどれくらい聞き込みを出来るからは分からないが。

期待と不安をもちながら月さんの後に続いた。

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