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侵入

月「久しぶりですね」

よかった~、月かー。愛奈だったら殺されてたな・・・久しぶり。

月「一か月ぶりですね」

だね~。いろいろ忙しくてさ。

月「そんな風に見えませんでしたけど」

あ、はは・・・

月「新たな短編は出てるし、もう一個の長編はちゃんと更新されてるし」

え~と・・・本編どうぞ!!

月「ちなみに愛奈さんの携帯とつなげたままこの会話してたんですけど」

えっ!?

愛奈『ツバサ覚えてなさいよ』

えっ、あ、あの。すみませんでした!!本編どうぞ。

周りが暗闇にまぎれきった深夜、元々都会という訳ではないこの地域にはほとんど人道理も無く車もちらほらと見かけるぐらいにしか人はいないのだが絶対に私が、女子大生が一人でここにきたという事を知る人物は現れないだろう。

「で、また忍び込むのかい?」

「当たり前でしょ。何の為にここまであんたを連れてたきたのをよ」

「はい、はい。わかったよ」

そう言うとレオンは手をかざし、力をこめた。それと、ほぼ同時に世界の時間が止まる。

「この前みたいに時間と愛奈の姿を消したよ。ついでに病院の地図もみたいな送っといた」

「ありがと」

適当に感謝のことばをこぼして病院内に入った。

「えっと、資料室は・・・あった、あった。5階ね」頭に思い浮かぶ地図から資料室を探しだして最短距離を確認して階段に向かう。エレベーターは使おうとすれば使えるらしいがその後なんだかの誤作動がおきたり、そもそもエレベーター内に人が入ってたらややこしい事になるらしく使わないようにしている。

「資料室からいくのかい?」

「そうよ。あんな話し聞いたんだからきちんと確認しに行かなきゃ。後はそうね・・・天童先生が診てた患者のカルテもかな」

「・・・愛奈。個人情報保護法って知ってるかい?」「今更なに言ってんのよ」

「まぁ、いいけどさ。というかそのカルテとか僕にコピーさせるつもりなんだろ?」

「もちろんよ」

「愛奈。労働基準法という「あんたを雇ってる訳じゃ無いでしょ。給料も払ってる訳じゃないし」・・・もっと悪いよ」

「グチグチ言わない」

「結構長い間この仕事やってるけど、ここまで扱いが酷いのは久しぶりだ」

「何?文句あんの?」

「別に」

かすかにまだ愚痴ってるレオンを無視して資料室に入った。

「さてと、経理の奴は・・・あった、これね」

パソコンからフロッピーディスクを取り出しレオンに渡す。

「コピーしといて」

「はいはい」

めんどくさそうに返事をしてコピーをして元のフロッピーを私に差し出す。それを受け取りパソコンにセットしなおして資料室を出て2階のナースステーションに向かった。

向かう最中に何人かとすれ違うかが関係無く歩みをすすめナースステーションに入り患者のカルテを片っ端から見ていく。そして、天童先生が担当していた患者を見つけたらレオンにコピーさせていく。治った人、亡くなった人が4:1ぐらいの比率でいる。となると、やはり、亡くなった人を中心に調べてみるのも面白いかも知れない。もしかしたら、その中に逆恨みをして逆上した人がいるかもしれないから。

私はそう思いながらレオンがコピーし終えるのを待った。

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