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初恋の君に真紅の薔薇の花束を……  作者: 萩野紫苑
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11-7


☆☆☆


 アレクサンドラからの手紙を受け取ったアントニウスは、手紙の内容を見てそれがアレクサンドラ自身によって書かれたものだと確信した。

 うまくカモフラージュしてあるが、手紙に秘められたアレクサンドラの決意がアントニウスには読みとることができた。


 今まで男性として社交界に名を馳せていたアレクサンドラが、これからは女性として過ごすつもりであり、アントニウスからの申し出を受け、社交界デビューの身仕度が整い次第、正式な陛下との謁見を経て社交界にデビューする。不安も多いが、やり遂げてみせるというアレクサンドラの決意が手紙から伝わり、アントニウスは嬉しさと楽しさで一杯だった。

 本当ならば、愛の溢れる手紙を送り返したいところだが、女性であるアレクサンドラとは微妙な駆け引きを始めてしまったこともあり、アントニウスは愛を語るよりも、一流の仕立て屋を既に手配したこと、そしてロベルトだけではなく、自分も常にアレクサンドラの傍にあり、アレクサンドラを護ることだけを書き記し、最後の締めに『想いのすべてをこめて』と控えめにして返事を返した。


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