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潰えぬ災い

 轟音と熱風によって、はっとクロの目が覚める。


 空はすっかり暗くなっており、既に夜のようだ。


(あれから、一体どのくらい時間が経った?)


 体を起こそうとクロだったが、火傷や切り傷によって激痛が走る。


 何かが自分にのしかかっているのを感じて視線を向けると、ルージュが自分に覆いかぶさっていた。


 どうやら自分のことを、攻撃から庇ってくれていたようだ。


「ルージュ!? 大丈夫!?」


 声に反応したルージュは、ゆっくりと顔をあげる。


「……ええ、なんとか。竜と融合しかけたおかげで、少し頑丈になったみたいですの。とはいえ、こうして庇うぐらいが精いっぱいですわ」


 ルージュがそう言って後方を見る。


 それにつられてクロが目にしたのは、炎の中で瓦礫の竜とバーン王子が激しい戦いを来る広げている光景だった。


 何度も竜の巨躯とバーン王子の体が衝突し、まき散らされる炎によって森は既に消失している。


 魔法の余波は留まるところを知らず、天高くから炎が降り注ぐ様は世界が焼けているようであった。


 この様子だと人の住む街にすら、火が回っているかもしれない。


 ルージュが魔法で炎を逸らしながら体で庇ってくれていなければ、クロも今頃大やけどを負っていただろう。


「このままだとまずいですわ……。ウィンとバーン王子が竜と応戦しましたが、それも空しく……」


 ルージュによると、ウィンは重症を負って城に撤退していったきりだという。


 今はバーン王子が竜を辛うじて抑えているが、それも押され気味らしい。


 限界が来るのも、時間の問題だそうだ。


(行かないと。動いてバーン王子を助けないと)


 傷だらけの体に鞭を打ち、クロは体を起こした。


 残り少ない治療用の魔法薬を影から取り出して、使用するクロ。


 体内の影で内臓を守ってはいたので、重症は負っていない。


 即効性はない魔法薬でも、皮膚に負った傷の痛みを和らげる程度の効果はあるようだ。


 最後に残っていた治療の魔法薬は、ルージュに全て飲ませた。


 人であれば少し効き目に時間があるが、竜の肉体の回復力ならすぐに動けるはずだ。


「ルージュは休んでい──」


 クロが口を開いたそのとき、衝撃と共に土煙が舞う。


 何かが吹き飛んできたようだ。


 視界が晴れると、そこにいたのはバーン王子だった。


「ぐっ……」


 呻き声をあげて、膝をつくバーン王子。


 血の混じった咳をしながら立ち上がってクロたちの前に出るが、明らかに無理をしている。


「すまない、情けない姿を見せたな」


 そう言うバーン王子の前に、遠くから瓦礫の竜がゆっくりと歩み寄っていく。


 恐がらせるのを楽しむかのように歩く様は、まるで獲物をいたぶる狩人であった。


 瓦礫から生まれたときよりも、明らかに知能が上がっている。


 バーン王子が与えた傷も、周囲の物を取り込んで再生したようだ。


 生物として次元の違いを思い知らされながらも、バーン王子は一切怯まずに敵を見据える。


 その隣にクロが並び立ち、口を開いた。


「バーン王子、ルージュを連れて撤退して。私が時間を稼ぐから」


「何を馬鹿な。この国で一番強いのは俺だ。こんな時に逃げ出して何が王族か」


 クロの言葉に、バーン王子が返答する。


「その王族が負けようとしてるんだから、仕方ないよ。このままじゃ勝てない。撤退して対策を練るにしても、バーン王子を失うわけにはいかない」


 そう言ってクロは、バーン王子よりも一歩前に出る。


 しかし、そんなクロの肩をバーン王子が掴んで離さない。


「その体で何ができるというのだ。時間稼ぎなら俺の方が向いている。あの化け物の力を受けた末裔なのだから」


 そう言ってバーン王子は、自身の傷を修復していく。


 しかし、その回復力が無限でないことは、クロにも分かっていた。


 細部の傷が治りきっていないのだ。


 立ち方からしても、おそらく限界が近いのだろう。


「時間稼ぎなんて私が活躍できる数少ない役割なんだから、取らないでほしいね。確かにバーン王子の方が時間は稼げるだろうけど」


 その言葉を口にしたクロは、バーン王子と向き合った。


 ブラウン神父、ワーグ、ウィン、レイン、オルター、ルージュ、リア、グレン、そしてバーン王子。


 クロが出会った大切な人たち。


 その大切な人たちを守れる力は、クロにはない。


 盗んだり不意打ちで混乱させることはできても、正面から戦うことはできない。


 それができるのは、きっとバーン王子やグレンのような人間だ。


 おそらく、バーン王子ほど強い人間は、世界中を探してもそういない。


 あの竜を野放しにすれば、思うままに人を、国を、世界を焼くだろう。


 竜を倒す時、バーン王子の力は必ず必要になるはずだ。


 それに比べて、絡め手が基本のクロは、竜の討伐に必ず必要というわけではない。


 時間稼ぎとして犠牲になるなら、どう考えてもクロであるべきだ。


「それに……我儘かもしれないけど、バーン王子には死んでほしくないから」


 クロはバーン王子にそう告げた。


 大切な人の中には当然、バーン王子も含まれている。


「この状況で我儘をいうやつがあるか。……それなら、俺の我儘も通させてほしいものだが」


 どうやら、どう言っても逃げるつもりはないらしい。


 ならば仕方ない。


 なけなしの力で不意をついて、クロはバーン王子の口を手で塞ぐ。


 平常時ならばあっさり躱されるであろうクロの不意打ちに、バーン王子は対処できない。


 それほどまでに、バーン王子の疲労は激しいものだった。


 手の中から影を通じて、睡眠薬をバーン王子の体内へと送り込む。


 一瞬遅れたバーン王子が、クロから距離を取るがもう遅い。


「なぜだ、クロ……」


「これに反応できないようなら、どの道休んだ方がいいよ。」


 クロの言葉を聞き終える前に、バーン王子の意識は完全に落ち込んだ。


 さすがフローレス家派閥から分けてもらった睡眠薬を、全部突っ込んだだけある。


 それに加えて、今のバーン王子は限界に近い状態だ。


 弱まった竜の力で薬に抵抗するのは、難しかったのだろう。


「ルージュ、後生の頼みだ。バーン王子を連れて、城まで死ぬ気で逃げてくれ」


 そう懇願するクロに、少しためらいながらもバーン王子を担いで離れるルージュ。


 城までいけば、グレンが守りつつオルターが治療してくれるはずだ。


(どのくらい時間稼ぎができるか分からないけど、やるしかない)


 ルージュの背中を見送ったクロは、のそのそ歩く竜へと近づくのであった。



──────────



 ついにクロの目の前へと迫る距離にまで近づいた竜だったが、すぐに攻撃してくる様子は無かった。


「キさま、マだイきてイたのカ」


 警戒しながらも少し訝し気だったクロの耳に、どこかで聞き覚えのある声が入ってくる。


 クロが驚愕すると同時に、竜の額辺りから人間の顔が浮かび上がる。


 その顔は、まさしくボルカ・ヴァレッドのものだった。


「……しつこいにも程があるぞ。ボルカ・ヴァレッド」


 顔をしかめるクロに、竜は笑い声にも似た不気味な軋みをあげる。


「キサ、貴様だけは、許さヌぞ。『ブらック・ムー……ん』」


 どうやら竜を動かしているのは、ボルカ・ヴァレッドらしい。


 力尽きる前に、ルージュのように竜と融合したのだろう。


 しかし、まだ意識があるとは、よほど私が憎いらしい。


 そう考えたクロは、時間稼ぎのために口を開く。


「私が憎いか」


「ニクい、憎い。オマエ……だけは、ナブリ殺す」


 ボルカの言葉と共に、竜が咆哮する。


 ビリビリと震える大気の中で、クロは竜の下の影から背後へとまわった。


 竜がこちらに執着しているなら、都合がよい。


 バーン王子や城の方から遠ざけれるだけ遠ざけよう。


 距離を取りながら、クロは作戦を瞬時に頭で組み立てていく。


 気絶する前に竜の攻撃とは交戦していたので、ある程度の攻撃は把握できている。


 不利な点をあげるなら、夜だというのに炎のせいでどこにも影が見当たらないことだ。


 となると、影は自分で作り出すしかない。


 服は一部敗れているが、マントの予備があるので影は問題なく作れる。


 物理攻撃は影でいなせるが、厄介なのは炎の攻撃。


 服やマントを燃やされては、影が作れなくなってしまう。


 全速力で逃げても、向こうの方が足が速い。


 だが、小回りならこちらが上。


 ならば、敵の周囲を回って攪乱しつつ、城から遠ざかる。


「こっちだ、化け物!」


 クロは、竜の巨大な体の上で器用に跳びまわる。


 猛獣の体を這いまわるネズミのように、敵の意識をこちらへと集中させる。


 定期的にくる全方位攻撃は、マントを一つ犠牲にして影の中でやり過ごす。

 

 周囲に影を時折見つけたら、その中に隠れて一呼吸。


 その繰り返し。


 着実に時間を稼げているが、魔力も体力も未だかつてない勢いで失っている。


 だが、クロに焦りはない。


 ここで死ねるなら、まさしく自分が夢に見た義賊『ブラックムーン』の姿だ。


 ここで終わることを前提に、後のことなど考えなくていいと、クロは懸命に耐え凌ぐ。


 一生懸命やれば案外なんとかなるものなのか、いつの間にか日が昇りはじめる時間のようだ。


 昨日の昼間から真夜中まで、バーン王子は竜と戦い続けて時間を稼いでいた。


 ならば、真夜中から日の出まで耐えた自分は、その半分ぐらいの働きはできたといってよい。


(あの竜から時間を盗んでやったんだ。最後の義賊の働きとしては、悪くない)


 倒れこんだクロは、動かない体でそう考える。


 地響きを立てながら近づいてくる竜に対処する術を、クロはもう持っていなかった。


「テこズらせおって」


 竜の手でクロを持ち上げながら、ボルカは忌々し気に声を出す。


 食い込む爪に顔を歪めるクロだったが、目だけは竜から離さない。


「そうダ。キサマを苦しめる方法をヨうやく思いついタ」


 ボルカの言葉と共に、竜は羽ばたいて上昇していく。


 遥か下に地面が見える空の上からは、遠くの山々やいくつかの人の住む街まで見渡せた。


「一体何を……」


「キサマは義が好きなのだろう。ならバ、お前の目の前で悪を為すまデ」


 クロに見せつけるように、竜は口を開いてゆっくりと炎を溜め始める。


「やめ……っ!」


 クロが口を開こうとしても、黙っていろと言わんばかりに爪が強く食い込んだ。


 やがて放たれた炎が街へと落ち、大量の煙が吹きあがる。


「素晴ラしい。ツいに、人間は竜の力を支配するまでに至っタ。見ロ、『ブラックムーン』。これこそ人の到達点ダ」

 

「……っ! なんでこんな事を……」


 クロの言葉に、ボルカは嗤う。


「理由など、なイ。私が私でアるからだ。力を持てば、それに身を委ねるのが人間。欲のまま二破壊し、殺し、支配するのが、醍醐味というものだろう?」


 ボルカの言葉は、クロには聞き捨てならなかった。


 力ある者が、責務を負う。


 そのクロが信じる義を体現する貴族を、今までたくさん目にしてきた。


 一部の悪徳貴族にしか、ボルカのその言葉は当てはまらない。


「善良な貴族なら……、バーン王子なら、そんなことはしない……!」


「アんな物は、人間ではなイ。欲を抑えらレて、国のため二身を捧げル道具。悪も善も自由にナせない者に、上に立つ資格などナイ」


 ボルカの言葉には侮蔑の感情がまじまじとにじみ出ていた。


 私こそが人間の正しい姿だと言わんばかりのその物言いに、クロは痛みも忘れて苛立ちを覚える。


 クロは、今までどんなに悪い人間に出会っても、何か理由があるのだと考えた。


 貧しいから。辛い過去があるから。親からそう受け継がれてきたから。貴族だから。


 理由があって悪に陥っている哀れな存在だと、クロは誰かを本気で憎むことはなかった。


 フォレス家の人間に対してでさえ、婚約者選定に振り回されていることに同情している側面があるくらいである。


 それだけクロは人間のことを信じていかった。


 小説『ブラックムーン』の物語ように、悪役には悲しい過去がつきものなのだと。


 だが、ボルカ・ヴァレッドにそれを当てはめることが、クロにはできない。


 悪が人間の本来あるべきと開き直った態度は、クロの信念とは相容れなかった。


「次は城にいる者ダ。オマエの仲間を全て殺したラ、オマエも殺ス。その後は、すべての国を攻め落としてやろウ」


 ボルカはそう言って城の方向へと飛翔する。


 頭の中は怒りで煮えたぎる一方で、クロの心は冷たくなっていく。


 クロはボルカのことを、認めることはできない。


 もしかしたら、ルージュへの扱いを見たときから、薄々感づいていたのかもしれない。


 すぐさまボルカを排除しようと動いたときも、今のようにどこか冷徹な部分があった。


 感情のままに、目の前の悪を排除する方法を考え続ける。


 魔力も体力もない、今の自分にできること。


「力を求めるか。己の無力を呪う者よ」


 どこからか、声がきこえる。


 この力を使ってはいけなかった気がする。


 いや、もうどうでもいい。


 目の前の悪を消せるのなら、喜んで求めるとも。


 だから──


 「ならば、思い出せ。苦しみを、怒りを、憎悪を」


 ──私に、あいつを殺せる力をよこせ。



──────────



 真っ暗な城の中の大広間で微かな明かりを頼りに、オルターは怪我人の治療を続けていた。


 重症を負ったウィンの応急処置を何とか済ませた頃、バーン王子が担ぎ込まれたことで状況が最悪であることは把握している。


 バーン王子にここまでの手傷を負わせるような敵に、果たして対抗できるのか。


 正確に処置を施していく手とは別に、頭では不安が付きまとう。


(……こういったことを考えるのは、いつもレインに任せていたな。)


 暴走したレインは、魔力が尽きて今は横になっている。


 起きて戦略を分析してもらうには、もう少し時間がかかるだろう。


「まずい! バーン王子に手傷を負わせたと思わしき飛行物体が、こちらに突っ込んでくるぞ!」


 グレンがオルターにそう知らせると同時に、大広間の天井がガラガラと崩れ去る。


 そこから現れたのは歪な竜だった。


 瓦礫の隙間からのぞかせる目は、生物としての本能が逃げろと叫ぶような威圧感を放っている。


(これまでか……)


 そう思ったオルターだったが、様子がおかしいことに遅れて気づく。


 竜は、こちらの方には目もくれず、空に向かって炎を放ち続けている。


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 続けて高速で黒い影が、続けて大広間にへと降り立った。


「クロ……なのか?」


 オルターは新しく降り立った者を見て、困惑する。


 見た目は確かにクロだが、異なる点がいくつかあった。


 いつもの黒い衣装は身に付けておらず、代わりに真っ黒の影が体に張り付いている。


 その影は顔の一部にまで到達しており、鋭い目つきも相まって禍々しい印象を見る者に与えていた。


「『闇点(あんてん)』」


 クロがそう唱えて、前に突き出した握り拳を開いた。


 そこから真っ黒の球体が地面へと落ちた瞬間、地面を黒色が覆っていく。


 その魔法は瞬く間に城に影を落とし、日の出で明るくなっていた空を闇に染め上げる。


 侵食する闇がオルターの元に届こうかという寸前、駆け付けたグレンが剣を地面へと突き立てた。


 辛うじてグレンの周囲に影のない場所ができるが、その他はすでに侵食によって黒ずんでいる。


「ヒっ!? 来るナ! ヤめロ!」


 クロに向けて、炎を吐き続ける竜。


 だが、炎はみるみると萎んでいき、消えていく。


 影に魔法が吸収されているようだ。


 炎によって明るくなっても消えないところを見ると、どうやらただの影ではないようだ。


「『闇心(あんしん)』」


 クロの言葉をともに、大広間に集められていた怪我人がよろめきながら立ち上がる。


 ウィンやバーン王子、レインもその中に含まれているが、意識を取り戻したわけではないことは明らかだった。


 手伝ってくれていたフローレス家派閥の者や捕縛されていた敵の貴族も、一力無い足取りで竜へと黒い視線を向ける。


 どうやら敵味方問わずに魔法を使える者が、操られているようだ。


 怯える竜は逃げ出そうとするが、影に足元が沈み込んでうまく動けていない。


 まるで蜘蛛の巣に囚われた獲物のようにもがく竜に対して、操られた人間のそれぞれが魔法を発動させていく。


 何十人という人数の魔法が重なり、炎や水、空気、土石が空中で混じりあう。


(まさか、合体魔法か? だが、こんな規模での物は見たことがない。)


 オルターが目にした光景は、常ならざるものだった。


 合体魔法は、心を通い合わせて魔力を同調する必要はある。


 多くて5人程度が限度だ。


 この数十人をいう規模で同調することは不可能であり、ましてや即興でそれを成功させるのはありえない。


 オルターの目の前で渦巻く魔法の束は、やがて竜の頭上へと流れ込んだ。


 竜の悲鳴を上回る轟音が、大広間に響き渡る。


 オルターとグレンの二人は、延々と続く合体魔法の攻撃をただ茫然を眺めるしかなかった。


 しばらくして攻撃がやんだとき、そこには完全に沈黙した竜が横たわっていた。


 操られていた者が次々と力が抜けたように倒れていく中、影が竜を飲み込んでいく。


 静寂の中で最後に一人佇むクロの視線は、グレンの持つ『勇者の剣』を捕らえていた。

 古の魔王:人心を掌握する力によって、かつての世において恐怖の象徴となっていた。竜でさえ魔王とは正面から戦うことを避けており、勇者に倒されるまで勝てる者はいないとされていた。本人は消滅しているが、怨念が闇属性の魔力そのものにこびりついている。


 グレンは、城に降ってくる炎を『勇者の剣』で切って皆を守っていました。


 街の方は、『土竜街』の労働者たちがリアの指揮で避難誘導済みです。



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