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藤崎要の徒然なるままに  作者: 藤崎要
417/419

11月26日(水)


 ギャンブル好きな人に限ってギャンブルマンガとか好きじゃないですか(笑)中には自分よりクズな人間を見てコレよりかはマシと思うのかは知らないけども。


私もカイジとかわりと好きだけどリアルに考えると、たとえ一緒に働いてて共に悪い奴を叩きのめしたとして【地下労働してるような連中を微塵も信じたりできるものなんだろうか】と。そもそも45組とか誰一人信用できるわけもなくワラ


でもコレって実は現実の思考にも近い所があって、普通の人の考える信用とか信頼とそうではない人の思うソレとは重みや温度差からして異なるってことなんですよね。


借金をしたことがないという人は自分も借りるという発想がまず起こらないから貸してという人の考えなんてのはまず理解不能だと思う。逆に自分も人に頼ることがあるならば貸して欲しいという人に同情することもあるでしょうと。だから騙されたりするんだろうけどもねワラ


だからカイジなら普通はまず相手にされないような人間であったとしてもシンパを感じたり、またそれによって裏切られるハメになるのも自然な形ではあるわけです。


私もドケチとはいえ、よく代打ちを頼まれる後輩なんかとツレ打ちしてて種銭が切れたと相談されたら一万円くらいなら用立てたりはするけどね。なぜなら帰りに必ず返せるというアテがあるから、なんならコンビニで好きなもの買ってまでついてくるワラ


これもハナから返す気がない人ほど、また返せるわけがないような金額を借りようとするわけですよ。あと100行ける?なんて普通で考えたらありえんような話でもね。


てか逆の立場で考えたら、むしろ信頼関係にあるような相手にいくら困ってようが融通をつけてくれるとしようが約束を守るためには自分が果たせるような約束であるのが当たり前で、プロのサラ金でも限度枠があるのにも関わらず貸したお金も返さずにさらに追加を頼むだけ頼むなんて壊れたATMからどれだけ奪えるかみたいなことになっとるわけですわ。もはや詐欺師というよりもやってることは盗賊に近いですわなワラ


とはいえ、わかってても世の中また騙される人がいるというのも結局わかってるようでわかってはいなかったてことなんだろうけども。前述したように自分は誰にも頼らない、借金なんて考えはまず浮かばないて人なら自分がもし困った状況になったとしても潔く果てるでしょう。てか困ったところで誰もそんなヤツ助けてはくれんだろうけどな(笑)


だからソコは人を見る目も大事というか、先にも書いたように冷静に考えたらそうわよねってとこも含めてまず自分が人を裏切らないようにする事がなによりなわけです。つまりソレら信頼関係において肝心なところは【約束を必ず守る】というところなんですよ。


つい言葉的に何倍にもして返すなんて事はさらにリスクを負ってまで勝負に出るしかなくなるわけだから、結局は返せなくなりさらなる無心へと繋がるわけじゃないですか。だからそうじゃなくて、自分が貸す側や頼られる側だとして相手に求めるのはあくまで【最低限】てことなんですよ。


そもそもが計画性がないばかりに、とはいえ世の中何事も計画通りというわけにも行かないわけだから、対して杓子定規にというわけにもいかず。その中で自分がそれぞれの立場だったとしたらと冷静に考えた時に約束というのは確実に果たせる範囲内で頼むべきものだろうし、相手から求められてるのも信頼関係が保てる最低限の約束は果たすことに尽きるわけです。


てか結婚なんかも約束と言えば約束なわけじゃないですか。そこで最低限すら守れなきゃ破綻の末路しか見えてこないわけだけども(笑)コレも事前にお付き合いというものがあって、お互いにパートナーに要求する所があるとして何処まで口約束した所で守りきれなきゃ意味がないから別れることにもなるんでしょうし。最初から相手を信用出来なきゃ1人でいたほうがとなるわけだけども、後からになってやっぱり1人は無理だこりゃとなってもその時の自分の年齢に応じた相手がうまいこと見つかるかですよねワラ


約束というのは何も守るほうが一方的に取り決めされるようなものでもなく、まして結婚ともなればお互いにの話だから相手に要求することは即ち自身が同等の約束を果たせるかにもよるということなんですね。だから物理的な見た目とかお金といったものは維持するのが困難故に破綻するわけで。むしら稼ぐ人ほど本人はもちろんのこと相手も湯水のように使う人ならば二馬力で費やすわけだから今以上に稼がなければならなくなり、私はソレを物価が2倍の人生を送るようなものだと思うけども、普通は稼ぐ人ほど使わないし使わない相手を求めるものですよワラ



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