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藤崎要の徒然なるままに  作者: 藤崎要
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11月12日(水)


 その時、立花はまだ笑顔を報道カメラに向ける余裕すらあった。だがしかし車がトンネルにさしかかる頃、突如として目隠しをされコレが本来の目的地に向かうものではなく何か恐ろしい力が働いているという事を感じざるをえなくなった。


その後、車は何処まで走ったのか定かではないが某所に停車をするとドアの開く音がし「降りろ」と両脇を抱えながら引きずられるようにして降り、足をもつれさせながら先へと進むと「入れ」と部屋の中へ入るよう促されソコでようやく目隠しが外された。


そして立花の視線の先には、おそらく同じようにして連れて来られたのであろう山本の姿があった。山本は手枷足枷のついた椅子に座りながら「あんたもか」と呟くと、立花の両脇の男たちを見てからは表情が曇り、立花が今から座らせられるだろう同じく手枷足枷のついた椅子へと視線を向けた。


立花は身体を揺らして僅かに抵抗するも山本が逆らうなと言わんばかりに顔を小刻みに横へ振り、立花は諦めたかのようにおとなしく椅子へと座らせられ同じく手枷足枷をはめられるのでした。


男たちが部屋を出ていくと重たそうな扉の鍵がガチャリと外から施錠される音がし、二人の前のテーブルに置かれたモニターの電源がつくとソコには堀江の姿が映っていた。


彼の目は虚ろに宙を見つめながら、なにか恐怖にひきつったかのような表情を浮かべており「やだよー、死にたくねーよー」とうわ言のように何度も呟きながら脂汗を流していて、その直後モニター上部に取り付けられたカウンターのようなものが点灯するとソコには【23:59:58、、57、、56】とソレが三人のこれからの命運を分けることになるであろうカウントダウンの始まりを表すものだと認識するのにそう時間はかからなかった、のでしたワラ


 近本選手残留決定おめでとう&ありがとうございます♪梅ちゃんや海くんの残留決定時も大変喜んでおりましたが、まだ近本選手が残ってると思うと心からというわけにもいかず。でもこうして誰も欠けることなく皆がタイガースに残ってくれるということが何よりの補強であると私は思うので万々歳でございます♪


なんかやたら補強補強というのもいますが、まだここから若い選手がどんどんとレギュラー目指して上がってくるのをお忘れではないかと。なんのためにドラフト当てまくってるんやとね。確かに控えにまで億ごえの選手が並ぶホークスとの力の差というものは感じざるを得ないけども選手も歳を重ねるなかでチーム全体が常に安定しているかというとそうでもなく。これから伸びてくる選手は阪神の中にも当然いますから、そういった縁というものを大事にしつつ強いタイガースでいることが望ましいと私は思います。


てかリーグ優勝できるチームだからこそ、良い選手も残る理由の一つとしてあるわけで。絶えず補強を狙わなければならないというのはけして安定しているわけではないということなんですよ。もちろんタイガースも次は連覇、日本一を目指してさらなる上積みをするでしょうけども。今の安定したチーム力を度外視してまでバランスがおかしくなるような補強ではいかんわけです。それには選手はもちろんのこと監督やコーチ、スカウトや裏方さんが今の強いタイガースを築き上げてきてくれてるのだからファンは信頼して任せておけばええと思います


まだ早いけど良い年が越せそうだわさ。私はようやく冬ごもり仕様に寝床をフカフカにしといたワラよ

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