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藤崎要の徒然なるままに  作者: 藤崎要
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11月3日(月)


 クマと戦うにはどうしたら良いですか?

これね、当たり前だけどクマ相手に人間は勝てないですよワラ


クマがただ襲いかかってくるだけでもどれだけ鍛えようが人間の力ではどうにもならないと思うワラ

ましてクマは下手すると人間よりも賢く人間を襲うのも本能だけじゃなくいかにして狩るかを考えてるわけだから、人間のほうが何も考えてないのに勝てるわけがないんですよ。


格闘技もそうだし、ダンスやアスリート全般に言えることは己の中でイメージしたことをいかに体に覚えこませて体現できるように練習するか、コレに尽きるわけで。

踊ってみた人なら誰もが自分のイメージと実際に踊ってる姿とのズレというかその違いに凹んだりもするわけですが。基本ソレが当たり前であって、でもそこを何度も調整して練習することにより完コピに近づけていくかなんですよね。音痴が気持ちよく歌ってたのでは一生音痴のままなんだけども、何度も聞いて合わせていくうちにマシになるように。それも自分のなかでイメージすら出来てないことはなおさらうまくいくことはないわけですよ。


作家にとって想像力は大事ですから【私も何度もクマに殺されてます】ワラよ。クマは木登りも水泳も得意だし、年がら年中獲物をいかにして仕留めるかを考え生きてる獣ですから。建物の中に入ってもドアをぶち抜く力がある以上、自分を獲物と認識されたらまず逃げようがないわけですね。


コチラがハンターとして銃を持って構えたとしても、ソレは自分と相手との距離に余裕があっての話でクマが自分を獲物として認識してるような距離では当たらないし、ソレはもう襲われる前に逃げるために撃つしかないような状態に追い込まれてるわけですよ。その時点で狩りとしては失敗しているわけですねワラ


だから基本、クマの生息地に出向くほうが間違ってるんですけども。もしクマが現れたらなんて思ってる連中らのイメージは大声を出すとかせいぜいその程度で、やるかやられるかやるしかやられる以外ないというなかでのイメージというのは無いに等しいってことなんですよ。


そりゃイメージにないようなことは出来るわけもないんだし完璧にイメージできてたとしても実際その時にならないとわからないんだから、全然思ったようにいかずに後悔したところで後の祭りなんだけれども。

じゃあなぜクマと戦って勝てるイメージが全くわかないのに近づくのか近づかせるような真似をするのかって話ですよねワラ


人間は野生じゃないから鈍いのかもしれないけども、野生の動物にとってテリトリー意識というのは自分にとって有利、相手にとって不利でしかもソレが生きていくために必要不可欠だからあるわけですよ。地の利を知り尽くしたものと、ノコノコ出かけていったものと土俵からして違うというのに。


でも人間はアホだから餌として自ら赴くわけですね。野生の世界に次はないという緊張感もなしに。雪山に登ったら寒くて死にかけたというのも犯罪者が檻に入れられてから二度と悪いことはしないと誓っても、

普通に考えたらそうなるのは当たり前のことなんだけども。自分は大丈夫と思うのか、滅多にないと思うのか元から脳みそが人として足りてない部分があるということを自然から離れすぎて理解できなくなってるのかもしれないね。


まぁ自分が狩る側というイメージと意識を持ってしてもクマと戦うのは難しく、ソレも銃や罠といった手段が取れる場合での話であってソレら無しで立ち向かうのは無謀も良いとこなんですよね。基本、アレ見て格闘で勝つなんて思うのはおらんでしょう。首の太さは頭骨を支えるためであって、そこから推測するまでもなく人間ごときの打撃なんかが効くわけもないというね。ヒグマ同士のケンカでも脳震盪起こさないんだからワラ


体がデカいということはそれだけタンパク質を取っているということ、つまり弱肉強食の野生の世界で自分よりも大きい雑食性の生き物ということは捕食される可能性が高いということなんですよ。


仮にほならどうやってというならば答えになってるかどうかわからないけども【ドスでひとつき】これしか方法は浮かばないわ(笑)もちろんドスを持ち歩くわけに行かないし、狩りに行くというような話ではなくて家にいたら突然みたいな場合での話ね。ドスのようなものと言えばアレしかないけども、クマのファーストアタックに対し起き上がったところを懐に入ってひとつき、一瞬にして一度限りの生き残れる方法はソレくらいしか思いつかないわ。古来から侍や某力団なんかで、自分よりも体格差のあるような相手に対して使われてきた戦法なんですけども、クマ相手に理にかなった方法と言えば他にあるん?てくらいの話(笑)


マンガやアニメは面白く見せてなんぼだから、いちいち技の名前を言ってからとかおかしなことやってても読む人がソレを好んで読んでるから良いとして、大人が読むには恥ずかしいのも仕方ないとは思うけどねワラ


 人はね、その想像力だったり場数による冷静さだったりとまたそれを頭でわかっててもいざ心は追いつかずだったり、さりとて頭でイメージすらわかないことは体現することなど不可能に近いですから。それらまた一貫して成り立つもので、世の中やたら社長になりたがる人もおればインフルエンサーになったつもりの人もたくさんおるけども【なんの仕事】ではなく贅沢な暮らしや羨ましがられるような生活という淡いイメージだけでは叶うわけがないのと同じで。だいたいそういうのはLINEマンガとかTikTokドラマみたいな既に出来上がってる舞台や土台といった設定ありきの話と中身は変わらんでしょ。肝心のなんの仕事をしてるのかさっぱりわからん、契約取れたとかそんなんだけで(笑)そうじゃなくて、普通に生きてるだけでもドラマはあるんですよ。苦労ばかりの人生だとしても人それぞれ真剣に生きてるなかでの台本の無い世界にこそ心を引き付けるものが誰にでもねワラ



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