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藤崎要の徒然なるままに  作者: 藤崎要
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10月31日(金)


 日本シリーズ、惜しくも日本一は逃したもののここまで良い試合を観せてくれて誇らしいチームになれたことを心から感謝しております。この経験を活かして来季もさらなる向上へと期待を早くも寄せてます。


ソフトバンクは強いわけだけど、その強さは単にお金をかけたからではなくこうしてリーグ優勝や日本一を何度も積み重ねて来たことによる強さだと思うんですよね。もちろん阪神もこれから同じようになっていけば良いなと思うし、その差はかつて実力のパと言われ交流戦でも明らかではあるもののそこまで遠いものでもなかったとおそらくは対戦したソフトバンクも感じた事でしょう。上があるということは上を目指す理由にもなるんだしね。


来季からまた今回ドラフト組が加入することによって厚みも増すと思うし、この日本シリーズを経験したことによってチーム全体が良くなることはあっても悪くなることはまず無いと思うんですよね。それをやってのけるのも藤川監督以外に考えられないしコーチやスタッフ、選手もそのつもりだと思います。実力の世界だからこそ厳しい面もあるとは思うけども、逆に余裕かましてたら生き残れないと思わないとやっていけない世界だろうし。


子供の頃から飛び抜けた素質を見出されてさらにその中から選ばれて甲子園や大学、独立リーグと経験を重ねるも故障やケガによる離脱などで諦めざるをえない方やプロになれたとしてそこから伸び悩むとか本来その場に立つことすら叶わないというのがプロ野球という所ですからね。その頂点を競うほどのチームがここまで良い試合をみせて誇ることはあれど恥じることは何一つございませんワラよ


ただそれも過程のひとつとして今後さらなる上を目指すためには必要なことだと私は思うわけです。泥臭くても後悔があったとしても無いよりはあったほうが人としての厚みを増すというか。選手時代はもちろんのこと、今度は自分らが指揮を取るとか選手を育てるとなったとき一から出来上がったチームでやるわけではないんだから。


プロ野球以外でも世の中のありとあらゆること、我々一般人でもとかく自分は失敗したことがないかのように他人を責めたりなんてことがネットやなんやでも見受けられたり、まだ始まってすら無いことをメディアでも批評したりするのを見るとそれは己自身の至らなさが現れてるかのようで。


なかにはやっちまった事を棚に上げてどの口がなんてのもおるわけですが、そういうのに次はないでしょうワラ


けど基本、人はやっちまうものだからこそ強くもなれるし強さもまた理解できるようにもなるわけですよ。試すことすらせずに吠えてるだけでは成長しないし、勝ち筋なんて他人の受け売りでは見えてはこないだろうと。今まではこうだったからなんてのはなんのアテにもならないと思います。それは悪い方を捉えることは出来ても、感情も含めての話で仮に成功する方法があったとして感情抜きにすることが出来ないのもまた人間ならではでないでしょうか。

頭ではわかってても心でわかるわけにいかないというかね(笑)


人はその生涯における成長において、他人や社会と関わることで感情をコントロールすることを覚えないと生きづらくなるだけです。それも時代の流れというか、他人と関わることすら難しい世の中で他人の考えを知る機会もネットのなかだけと。傍観者を決め込んでも己の中に問も答えもあるだけにそういうのがまたフラストレーションにもなったりするのだろうけども。


例えば今、政界を発端として経済も一つの風向きが変わろうとしてるわけですよ。未だ風向きを捉えられずにまた必死になって抵抗しようとするのもいれば、この風向きが自身にとってどのように関わってくるかだとかその風向きを読むことによってどのように利用するかで後の人生も大きく変わることにはなるでしょう。風は常に一定方向に流れるものでもなければ同じ量というわけでもなく、大きな風の前にアリほどの意思で立ちはだかるは吹き飛ばされるが如く。自然に逆らわず、大木に潜みながらも

また柔軟に流れに乗る者がいるからそうやって【時代は絶えず変化してきた】わけですよ。


王道と呼ばれるものに王道は無しと。これもまた前述の通り、プロ野球も強いチームでいるためには入れ替わり立ち替わりが無ければその場しのぎの寄せ集めでもそれなりに強くはなるだろうけども、毎年引退や入退団があることによっての戦力の維持やさらなる上積みを日々競争により求められるからこそ容易ではなく積み重ねが大事で。それらけして一定というものではなく【強いチームにまた強い選手が自然と集まるようにもなる】それも新たな流れというものなんですよ。


一つ流れが新たに生まれたとき、これまでの理屈や感情はさて置きにして共に進むべき道を定めれば自然と同じ考えの者同士が行き着くことになるワラよ







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