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藤崎要の徒然なるままに  作者: 藤崎要
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9月28日(日)


 最近、ド珍をよく聴いてますワラ。良いよね、ド珍。


なんか、部屋の角みたいなところで背中ゴリゴリいわせると気持ち良いじゃないですか。で、骨ではないんだけど【何かが入ってる】のアレなんなんだろうね。


世の中ってのはわかってるようで意外と知られてないことのほうが実は多いんだよね。新たなモノが生まれては消えていくなかで自分のなかでいるものいらないものが整理されていくような。


 巷で経済やの財政やのそこかしこで語られてても、それぞれの持つ意識というのも収入や支出によっても異なるものだろうし、まして学問におけるそれらの知識とやらも根本的に【貨幣】というものをまずよく理解してからでないと、塾で習った難しい計算式は解けてもなんでこんな算数を暗算すらでけへんのってことになるわけですよ。


今、日本でもいろんな問題が起きているわけですがそれら一言でいうと【幼稚さ】の現れであって良くも悪くも平和だからこそ幼稚でもいられたわけだし、幼稚だからこそここまで落ちぶれてしまったということなんですよ。それも今日本を動かしてる連中らがこぞって幼稚なのは誰が見ても明らかだし、かといってそれに居心地の良さを感じているのも他ならぬ国民のほうだわさ。


将来に不安を抱えててもまぁなんとかなるだろうと大半の人は考えてるだろうし、じゃあどうすればなんて教えてもらってもピンとこないだろうしやろうとはせんでしょ(笑)すまんけども、その将来設計とやらも自分の貰える年金やら資産運用をいくら電卓で叩いただけでは不確定要素の多いなかで絵に描いた餅にしかならんのやでと。


だいたいこうすれば間違いないという考えが既に間違っているというか、投資の世界でもチャートとか指標に踊らされてるような人が多いのもそういう人は思考が出来てないのと同じことだからなんですよ。将棋でもチェスでも戦法を教わったら勝てるというわけでなく、相手の思考や先の手を読んで臨機応変に時には相手を誘導したり翻弄したりといかに思考を巡らせて動けるかのほうが大事なのと同じで。


 私は結婚ですら目的のためなら手段として捉えてるほうなんで、恋愛は言わずもがな結婚も選択肢カードの一つに過ぎないわけですよ。その切り札を言い方悪いけども使い方だったりタイミングであったり、よくわからんうちに使ってしまうのもいればここぞの切り札として置いとくか、はたまた切るに切れぬままゴミと化すかも人それぞれというわけですワラ。


 よく永住権と国籍取得をごっちゃにしてる人がいるけども、平たくいうとソレら参政権があるかないかの違いでもあってそれを外国人にも参政権を与えろなんて連中がいかに世界の基準や常識を知らない幼稚な馬鹿者かでもあるわけですよね。


で例えばフランスの永住権を持ってる人がいるとして、そのメリットやデメリットも本人次第ではあるけども私的にはファッションと同じで実態的にはそこまで日本人が必要とするケースは稀というか、相対的に日本国籍や日本の永住権を有しており家族も日本にいて、残りの人生を日本で過ごすしかないような年齢の方なんかが必要に迫られるものではないことは確かですよワラ


一方でシンガポールの永住権がなぜ取得の難しさのわりに人気があるのかというと、

どっかの幼稚園児が政治家や官僚、企業のトップヅラをやってるような傾国とは大きく異なり、GDPの高さやCPFのようなわかりやすく合理性のある社会保障の枠組みなんかを見れば一目瞭然の先進国だからですよ。まさに頭の良い人らが作った頭の良い人らの国って感じですわな。


シンガポールと言えば罰金の厳しい国というイメージしかないような日本人もいるけども、日本のマスコミが日本を比較評価して悪くなるだけの報道なんてするわけがないだろうし。そのルールもドバイなどに比べたらごく当たり前の範疇であってそういう面からしても日本の移民やインバウンド政策がいかに口先だけで内容の伴わないダメダメなのかもよくわかるでしょう。


そのシンガポールもいざ経済的に永住権を取ろうとするとかなりハードルが高いのは言うまでもなく。あっちゃんカッコいいも結婚してから永住権をとるコースを選んだということなんだけども、別に結婚を優先するということは本来なら人として当たり前というか人の心を持ってる方だとは思うけども(笑)こと永住権をとることを目的とした場合においてならばあえて難しいほうを選らんだということは確かなんですよね。なんせ向こうでの永住権を経済的に得ようとするのは取得されてる財界人の顔ぶれを見ればわかるとおり相当ハードルの高いことなんで一般人なら実現不可に等しいレベルワラよ


それがまたCPF目的だったらなおのことなるべく早めに永住権を取らないと意味もないだろうし、それができるような層ならCPFをアテにする必要なんかもないだろうしね。


シンガポールは先進国と認められるだけの頭と努力があったわけで、かつて先進国と呼ばれていたはずの国がいまだに見栄と利権と時代遅れなことをやってればこうなるのも仕方ないってことなんだわさ。


日本人もそういうのを見て、シンガポールを羨ましいと思えばなにもシンガポールの永住権を取らずともシンガポールのようにこの国を変えていくような人をトップにおけば良いことだろうし、シンガポールの人口割合に華人と呼ばれる外から来た方らが多いのも開拓精神と元々そこに住んでいた人らとの調和によるものだから、できない事はないだろうけどもまずお手本にしたいと思うかで後はやるかどうかなんですよ。


 経済や財政を語る前にまず貨幣というものを理解する必要があるというのも、貨幣取引においてモノの価値というのは単に値札のことを指すものではありませんから、それを得るための労働力といったものを軽視してるようでは成り立たないからなんですよね。


詭弁で動いてるような人らは既存の利権を維持することを第一にしか考えてないわけだしそれに踊らされたり釣られてるようでは良いように利用されたりコントロールされるだけだからね。なんとて価値の崩れだした貨幣価値を他所にバラまくことで保ってきたのが日本なわけだし。でもそれでは当たり前だけど、国内での需要価値に対して国外では安く見られてる今の結果になったのも当然なわけで。


減税の話を持ち出すと、すぐ財源だの頼まれてもないのに増税を言い出す連中なんかは別に増税なんかしなくても罰金のほうを増やせば済むだけのことをなぜかルールを守れてる人らまで対象にして税金という形で補おうとさせるじゃないですか、それのどこが公平なのかと(笑)シンガポールの罰金なんかはガチなんで、外国人でも罰金を払わずに帰国したら再入国できなくなりますからね。


罰金と税金と結局国の懐に入れば同じことですから、本来とるべきところから取りづらいという理由で取らずに取れるところから取れば良いというのが日本とシンガポールの国としての精神年齢的な違いなんじゃないですかね。向こうは罰金化することで道路は黙ってても綺麗、清掃員を増やしたり処理に無駄な税金も抑えられてるわけだし。一方日本は散らかす人を放置してゴミ収集地域の住人から税金増やしても、よくてその場しのぎで結局は汚いままときたらやる意味ないよね(笑)


国が変われないのであれば国をかえるまでのことで、国が変わるのであれば国をかえる必要もないわけですよ。自分がその時にどう判断して動くか、また動けるようにしておくかなんですよワラ






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