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藤崎要の徒然なるままに  作者: 藤崎要
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9月22日(月)


 ほんまかどうかは知らんけども。若い女性の間で肉一口みたいなのが流行るのはね、韓流アイドルの真似ごとしとんやろなって。あんたらアイドルでもなければ一般人でそこまでやる必要あるんて話じゃろ。アホなことはすぐ真似したがる、それを幼稚というんだわさ。


てかソレで痩せたとして健康はおろか、まともに精神状態保てると思うんて話。そこまでやること自体がすでにおかしくなっとんやけどなワラ


芸能界でも文春砲やら炎上で消えていく連中が後をたたないのも、パイ自体が減ってることもありただでさえ入れ替わりの激しい中で、教わる相手がおらんというのも原因やと思うだわさ。


やから売れたとして、売れてるうちがハナでもありチヤホヤされてまた勘違いするわけやろ。


 以前、私には師匠と呼べる方がおられるということを話したと思うんだけど。私の周りもそういう親代わりになるような人もほとんどいなくなっていったなかで、まず私自身が望まなければそういう相手にも恵まれないだろうし、またそれがあるから間違ったことをやらかさずに済むというのもあるでしょうね。


そりゃこの世が力で支配できる世の中なら、単純な強さだけで言えば年齢もあるだろうけども私は師匠を上回るでしょう。


ただ今でも本業が現役で職人をされてるだけあって師匠のほうがキレというか深みが違うわけですわな。私はまだその域に達せてないんで。


そういう自分に対する厳しさというものも時として与えてくれる親とか師匠と呼べるような信頼関係のもと教われる人が周りにいないと人はまともに育たないてことなんですよ。野良猫や犬を相手に餌だけ与えてれば育つやろではなく、家出少女なんかのその末路を見ればわかるように。


 転生したらとか修行を積めばとか、それもマンガのワンシーンで語られてるような展開を安易に望んでるような人を見れば、臨機応変さや詰めの甘さにも現れるわけですよ。


人間誰しもが死ぬまでは道半ばであり、日々学ぶことを求められるなかで、失敗なんかは誰にもであることだしそれも一度や二度で済むわけでもないでしょう。


そこで仲間内だったり、また良く知りもしない間柄での庇いや擁護なんかは、端からは身内贔屓としか捉えられんわけですよ。お前も同じ考えかと飛び火するだけやし(笑)


それが例えば、その方の師匠から釘を刺されたりすると本人も師匠の顔に泥を塗ったことを反省して終わりなんですよ。ただ前述したようにただでさえ入れ替わり移り変わりの激しいような業界やと師弟関係なんかも築きにくく、本人がまたそれを望まなければ浮かれて足元すくわれるのも仕方ないことで。自分なら火中の栗を拾いにはいかないと釘を刺されようが目先の肩書に釣られ周りから踊らされとるようでは、なんで拾ったら危ないかを学ぶよりも先に火傷するわけですよ。それを親や師からではなく世間から反感を浴びてやっとこさ教わるようでは恥と思わないとねワラ






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