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藤崎要の徒然なるままに  作者: 藤崎要
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8月22日(金)


 【スーパーで買ったお肉でも美味しくなる】みたいなのあるけど、お前はスーパーを全くわかってないと言いたい。


スーパーは良いものもそうでないのもまとめて買い付けることで安く提供できる仕組みやねんわ。


野菜なんかも食べられる部分がしっかり詰まってるのもあれば大きくても育ち過ぎてたりとかあるしな。安売りしとるからと手に取ったものを見定めることなくカゴに入れるのは安物買いの銭失いになる。


魚は夏場痩せるから脂肪が少なく基本美味しくないから、秋にサンマが出るまで待ったほうがいいし、天然ものより養殖のほうがハズレが少ないのは良い餌が満足に与えられるかどうかでも察しのとおり。


肉も輸入ものだからといって前述のとおり、まとめて買って精肉するから悪い部分だけが入ってくるわけでもなく。国産だからといって良い部分が入ってるとも限らへんわけ。つまり同じ部位で同じグラム何円で並んでても【美味しいもの】が中には紛れこんでるというわけ。スーパーでと一括りにしとる連中らの見定めは甘いし、料理は材料選びから始まっとるといっても過言ではないから美味しくないものを美味しくしようとするよりも美味しいものを買ったほうが間違いないわけよ。


これを知ってるか知らないかで、焼肉屋で出されるような質のものを安く買えるか、はたまた見かけと値段に惑わされてそうでもないものを高めで買うかは生活の質や家計にも関わってくるから覚えておいたほうが得なんだわさ。


それら慣れたら良し悪しもわかるようになるもので、スイカは赤だろうが黄色だろうが色が濃いほうがだいたい美味しいわけやけども切られてないのを音で見分けるよりも【皮ごと食べるわけではない】のだから、カットされてるのを見て選ぶのも一つだし、試しにカットされてるのを味見してから丸ごとというのも手ではある。ブランドが付いてるからといって生産者が同じとは限らず、出来は年ごと時期の天候によっても左右されるものだから並んでるものが【比較的早く捌けている】ような時は質が良くてリピートされとるという目安にはなる。なんせ年寄りは果物が好きやから、一度美味しいとわかれば鬼のように年金おろして買い漁りにくるワラよ


【特にババアな】


ジジイはこないだたまたま買ったのが美味しかったからというだけでまんまと引っかかる能無しやからあまりアテにはならへんけども、ババアは良いものにはお金を出すけれどもそうでないものにはビタ一文払う気ないほど慎重というか、自分は美味しいものを食べて美味しくなかったら夜、旦那に出すという厚かましい生き物やからババアが買い占めよるものにはなんかしら企みがあると思って後つけたほうが良いわけ。


風林火山の風林は男性に向けたもので、風通しの良さそうな髪の毛と林のようにいるのかいないのかわからんけども御飯時には出てくる幽霊みたいな存在ということを現していて、火がついたように怒り出すのと、お金を出すことに関しては山のようにテコでも動かへん女性を現してると言われてる。ホモだっていいじゃない、だって信玄だものと言われるだけのことはある。


 男はゲームが好きなわりには下手くそな人が多い。というか無駄な動きが多いとも言える。趣味にハマりやすい性格というのもあるんだろうけども、言われるがままに情報を鵜呑みにしてはアレコレ手を出して別にいらんもんまで揃えては疲れるみたいな。その揃えに揃えただけの使わないキャンプ用品持って家から出ていけてなるわな(笑)


一方、女性は思い込みの激しい生き物だよ。人生の大半を思い込みでなんとかやり過ごそうとするものの、それは土台無理のある話で。ブスを拗らせて変な思想に偏るのも女性ならではというか、美人に生まれてきたならそこまで酷くもならなかったんだろうけれども。ワテはその内面的に卑屈な構え方がよりいっそうブスをブスにさせる原因やと思うんやわな。安心せえ、いつか美人も年を取るとこれまでのようにはいかなくなるんやからと。


世の中の美人が皆、思い描くような理想の生活をしとるかというと案外そうでもないように。むしろ美人やと勘違いした結果、普通に生きてたらそこそこの幸せな家庭は築けたやろうというのをいつの間にか羨ましさから妬むようなババアになっとったりするんだわさ。そんなあてのない理想を求めて詰むような人生よりかは、まだ間に合うであろううちに自分の作った料理を美味しいと喜んでくれるような相手といる生活を送るほうが私は幸せやと思うけどねワラ





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