表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
藤崎要の徒然なるままに  作者: 藤崎要
308/420

5月3日(土)


 シロツメクサのしろちゃん本編中にもオブジェクトとして語られるピラミッド。


宇宙人説や古代超文明説など様々な説が挙げられる中、ここではわりと現実的に考えた話になりますけども。


私の仮説を書きますが、ピラミッドとは?

ずばり【巨大な冷蔵庫】だったとワラ


必ずしも王墓であったわけでもなく、さりとて霊廟としても食物などの保管庫としてもその意味があって、王朝や国家としても非常に重要で価値のあるモノと推測するとそういう結論に至るわけです。ソレそのものが権力の象徴という面もあれば、国民にとっても必要であったからという点で相応の費用や労力をかけるだけ価値があるとするならば逆に冷蔵庫くらいしか思い浮かばないんですよね。報酬にビールが振る舞われてたそうだし、冷えてたかまではしらんけどもワラ


後述しますが、内部に水力エレベーターの用な構造があるというのも水冷を利用していたという点では合致するものがあるだろうし、今は地中と同じ20度でかなり蒸し暑いようだけど一方で物が腐りづらいと言われるようにそれらが機能していた頃はわりと快適な温度や湿度が保たれていた可能性はあると思います。ミイラがどのようにして作られるか?わりとフリーズドライが一般的なんじゃないですかね。


物事には必ず意味が存在し、今のように中抜きするために無駄なものをあえてつくる余裕もなければ、古代エジプトなら何が一番必要であって今のような電気もなければ機械もない中でどのようにしていたのかがポイントなんですよ。


言ってしまえばピラミッドに代わるモノが生まれればソレは必要とされなくなり、ピラミッド自体も造る意味を無くしてしまうわけですよ。当然ピラミッドを造るために用いられていた技術も影を潜めるようになると。失われた文明やテクノロジーは単に争いなど滅亡によってだけではなく、そういった進歩のなかでの淘汰という側面を持ってるんですね。


わざわざ巨石を積み上げて冷蔵庫のようなものを造るよりも、それぞれ小型の冷蔵庫のようなものを作れるようになればその必要性も失われるってことです。


 ピラミッドの造り方も様々な説がありまして。それはそれぞれどれであると断定できるものではなく、それら組み合わせることで成り立っていたこともあるだろうし。全くのミスリードもあるとは思います。てか、いきなりコレが完成形とか完全版みたいな話でもないと思うんですよ。失敗もありながら改良されていくうちに、こっちのが便利てなったらそっちが残り前のが廃れるとかね。例えば木の車輪みたいなものが生まれたら丸太はいらなくなるでしょうし。離れた石切場から船で運んだのも船にホイと載せられるものではないだろうし引き上げる必要も出てくると。丸太で押して行ったとしてそこから設置するにはどうするかとかね(笑)


人足をどのように扱っていたかも、人類は未だに現場猫がいるように多けりゃ多いほど手を抜くヤツがいるようにワラ

重いものを運ぶにしても持ち上げるにしても力を入れてない人がいたり、エネルギーが上手くかかれないと数を揃えても意味が無いとかね。


ただあれだけの建造物ですから、できるだけ効率的に力を入れてないヤツのぶんまで真面目な人が頑張れば程度で済む話ではないんで。単に人数=エネルギーでもなく、効率的な使われ方はしていただろうと思われます。


 私が思うに、よく語られている斜面盛り土法はあっただろうなと。水冷による冷蔵だから水も引いていたでしょうが、水流や浮力を石を積み上げるのに直接利用してたかまでは懐疑的ではあります。モルタル化させて定着させる為に水を使ってたとは思うけども。


じゃあどのように重機もない時代に重い石をあそこまで綺麗に運んで積み上げられたかというと、途中までは丸太やなんやで持ってきたとして、最終的には【振動をおこして接地面の摩擦を減らすことにより動かしていた】と思います。人数がそれなりにいれば振動は起こせますからね。みんな大好きバイブレーションですよワラ


巨石を綺麗にカットするのにもソレは使われていただろうし、後々ピラミッドを造る=巨石を積み上げる必要が無くなった中で今でも建築はもちろんのことバイブレーションを使った技術は様々な用途で利用されていることは確かなわけです。失われたものもあれば密かに多様化され目的をかえながらも、また形を変えながら受け継がれてきたものも当然あるということなんですね。


 私がこうして徒然と様々な出来事や私見を残すのも、過去の人たちがそうであったようにまた意図せずにでも何らかの形で残されたものを後の人たちが発見することにより時代を伺い知れる機会になるとすれば十分意味のあることだからであって。2千年後に【世界的な発見】とされればまたロマンのある話ではないでしょうかワラ



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ