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藤崎要の徒然なるままに  作者: 藤崎要
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クリスマスにちなんだ財政の事実


 未だ、財源財源という理解力の乏しい方々にわかりやすく教えるとすると、結論から言うとね【国を通すと無駄にお金がかかる】ってことなのよ(笑)


一見、我々は税金を納めることで各種行政サービスを安く利用出来ていると錯覚してるけれども、それは自身のたちまち財布から出るお金が少ない、或いはタダ同然だからそう思うのであって国を通さずにやれば比較的安くあがるけですよ。


介護保険なんかがわかりやすいけれど、最初はみんな認定レベルが高いほうが得するくらいに思ってたわけだわ。


でも実際蓋を開けると、例えば椅子にしろなんにしろ保険を使って購入するには認定された事業者からじゃないと割引サービスが受けられない。ところがそれらは市販の製品よりも割高であって、保険が適用されることで安く買えているという印象を与えられるわけですよ。


もちろん認定を受けるために各種基準などをクリアしないといけないから、品質的にはきちんとされたものなんだろうけども単純に製品価値として市販のものと比較した場合、そこまで実際必要か?という部分も含めて財政としては余分なお金がかかってることは確かでしょう。


その財政は我々から集めた税金で賄われてるわけだから、実質的には国を通すことでむしろ損してるということですよ。いや、国の借金を国民の借金と誤解させてるくらいだから別に間違った論法でもないとは思いますよ(笑)


橋みたいな国債や地方債でも組まなきゃ建てようがないとてつもない値段のものは別としてですね、我々が都度必要に応じて利用するくらいの細々としたものまで中抜きありきの国なんかを通してたらアホみたいな予算になるというのは毎年膨れ上がる予算案を見てたらわかるじゃないですか(笑)


クリスマスケーキもそれぞれ収入に応じて、個々で好きなものを買うことによって市場経済というものは周るわけだし。それを国を通すことで一律同じものをクリスマスに安く買えるとしても、国は市価の何倍ものお金でそれらを買い付けしてたとしたら翌年、また税金が上がるなんてことになるならソレはどうなんですか?って話。

当然そこには中抜きや天下り、バックマージンとして利権とそれに群がる連中の上乗せ分があるわけですよ。


アホな国民だけが安く買えて良かったねと思うわけです(笑)ま、それでもその安く買えていると勘違いしててもケーキを食べて喜べる人が多いなら民主主義としては間違ってないのかもしれないけども。


お宅は今回ケーキ配布の対象外となります、これが給付金なわけでしょ(笑)さらにそのケーキも年々値段が上がる割にはショボくなり、これならみんなそれぞれ自分で市販されてるものを買ったほうが良いかもねってなると、ケーキが食べられない人のことも考えて!って(笑)


食べ損ねてる人は前から対象外なんだし、なぜか貧しいわけでもないのに配布されてるような家もある。肝心のケーキ屋さんも自分のとこに入ってくる利益は薄いから粗悪になり過ぎてクレームだらけ。運営面で支障をきたし撤退するとこも出てきますよ。介護ビジネスとかもろそれだし。


ほならそこに関係ないケーキ屋さんはというと、さんざ営業妨害されたせいで商売やってられんわとなり、国のゴリ押ししてきたケーキ事業自体がケーキを作る人もいないなか、じゃあもうコレをケーキの代わりに配っとけと倉庫にあったカステラもどきが配布されるようになるがなぜか予算は膨れ上がり、いったいケーキを配布するのにこれまでどれだけ無駄なお金が使われていたのか国民が知ることになるわけですよ。税金納めてない他所の国の人らにまで配ってたらそら足らんわなと(笑)


財務省は減税することで市場経済を冷え込ませていたことが発覚することを危惧してるだけではなく、こうした無駄遣いが露呈することを恐れているわけですよ。


だから国民全体、得に労働者の所得が上がることによって国が関わるよりも自分らの収入に合わせてケーキを食べるかどうかも含めて市場経済の在り方というものを一旦冷静になって国民に考えられることを嫌がるわけですよ、自分らの存在意義まで問われるから(笑)


別にたくさん稼ぐ人らが国を通せば無駄なお金がかかる物を自分の考えで普通に店で買い、また人にも奢るならばそれも経済を回すことになるでしょうよ。ただそれを良しと思わない人らが市場経済を圧迫してでも、稼ぐ人らのほうが恩恵があるから不公平だなどと誤魔化そうとするわけです。


てか、我が国は資本主義ですよね?と。いつからこの国は社会主義を目指してたんだと(笑)だからわかりやすいほどに利権に授かってる連中は言わずもがな、なぜかソチラ側の人らまでが体制側を批判せずに国民の手取りが増えようとすることを邪魔するわけですよ。


しかし前述の通り、市場経済があるから競争もあるけども美味しいケーキを作る技術の向上や継承、職人さんの生活、小麦や果物といった材料の供給に携わるありとあらゆる業種の方々や、また買いに来るお客さんといったそれぞれがクリスマスに喜べる生活というものを築けるわけで。手取りが増えることによって、財政の邪魔が減る即ちそれが社会保障に頼らなくても良い景気の好循環てことじゃないですか。


クリスマス来たけどケーキ屋さん街から無いなったみたいな。特に地方経済は現状、個人零細はことごとく閉めていき、名前の知られてる企業でさえ撤退縮小待ったなしのように新規創業も開店早々閑古鳥がなく焼け石に水状態の悲惨な有り様で。手取りどころか、明日は我が身というほど国民生活が切羽詰まった中で一部の国会議員は呑気に炎上しててもお構いなし。だってウチにはお金があるから(笑)というのがまさに今ですよね。





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