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藤崎要の徒然なるままに  作者: 藤崎要
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11月19日(火)


 106万の壁の方なんだけど。要約すると、これまで仕事をしながらの所得を103万以下に抑えてた方でも106万を超えたら社会保険加入になりますよ的な話で、下手したら手取りが減るって話ですよね。まぁだからといって103万はそのままにしとけってのもおかしな話じゃないですか?せめてソレぐらい上げていただかないことにはより生活が厳しくなるだけの話でしょ?(笑)


 厚生年金保険の闇についてはこれまで述べた通りなんで割愛しますが、国民年金と厚生年金を将来的には合併して、受け取る年金を均そうという動きもあるなかで。これは簡単に言うと、年金運用資金の確保と現行的にも将来的にも国民年金だけでは生きていけないであろう人らが増えることによって【生活保護が増える】ことを考えてのことなんですね。


 生活保護なんかも色々憶測が飛び交ってますが、おおよそは家賃+生活費の合計が10万程度と、あとは各地域の家賃相場や世帯構成などによってプラスがあるという感じですよ。もちろん税金がいらないとか病院代がかからない事などを含めると、単身世帯で月14、5万程度の生活くらいにはなるんでしょうけども。本来生活を自立するには難しいという状況の方に生存権で保障する国民の最低限度の生活がソレということなんですよ。103万の所得控除も本来ならソレが最低限度の生活をするためには必要最小な経費を所得から控除するという考えからくるものなんだけど、それがずっと据え置き状態なのは流石におかしいという話なんですよね。


 これらまともに働いて厚生年金を現状納めてる方からすれば無茶苦茶な話だろうと思います。先の厚生年金保険に加入している状態で無ければ働きながら厚生年金を受け取ることができないという点も踏まえると年金受給年齢を遅らせることによって受給金額が増えるようなことはまず無いという結論になるわけですから。まず70から80歳まで働けと、そして120歳くらいまで生きたらプラスになるかもねって誰が納得出来るかですよ。


ただでさえ、年寄の運転は誰が見てもヤバいわけだから。トロトロ走らせながら信号無視は当たり前。残留右折指示機は見ずほぼ前の車に従って急いで車を渡らせるとか、左折で曲がりきれずに対向車線へ逆走してくるジジババの恐ろしいこと(笑)本人も事故りそうになって驚いてるんだから自覚はあるんでしょうよ。

ただ私たちもいつか誰もがそうなることなのでけして他人事というわけではなく、かと言って働かなくてはいけないとか病院や買い物には最低でも出かけねばならず、車が無いと不便だとか老後の不安は誰しもが抱える問題なんですよ。家族もいつ他所の人に迷惑をかけることになるかを考えたら他人事で済まないだけに然るべき時に然るべき判断をすることをオススメするしかできないですけどね。


てか少なく見積もって、30年間悪くなることはあっても良くはなって無いんだったら、この先、行き届いた行政サービス?も安心できる社会保障?なんかも全くアテにはならんということは確かですよ。


これは知ってる人は知ってると思うけど、介護保険も難病指定も年々等級の認定基準は厳しくなっております。数が増えてるというのもあるけども適切な社会保障に費用が回せてないということでもあるわけです。


要は予算内に収まるように受給者が増えれば当然足りなくなるから認定のほうを難しくすることによってそれを補っているわけです。障害認定も生活保護も同様、各自治体ごと認定基準に個人差があるのは【予算の都合】もあるわけです。介護保険は認定されたら得かというと、これも一概には言えず。指定業者から物品の購入なり工事なりを行わないと助成が出ないという仕様ですから。当たり前だけど市販の製品のほうが安い(笑)ただ車椅子なんかは押し手にブレーキが付いてたりとか指定品には一定の基準があるけども、実際問題そこまで坂道を車椅子で押すということもあまり無いわけで。私的には役所で借りたほうが良いとアドバイスしております。結局、助成を受けられることでサービスを安く利用できると言えばそれはそうだし、入浴介助なんかは頼まなきゃ仕方ないだろうけども介護保険サービスを受ければ受けるほど家からの持ち出しは増えるので、最初にバリアフリーに改装するときとか後どうしても頼まざるを得ないサービス以外は特に利用することもないとは思います。


 介護施設はピンキリですかね。施設の設備だけでなくスタッフの質や他利用者との相性なんかも踏まえると、居心地はよほど馬が合うケースに限られるわけで、いくら高い施設に入ってマウントを取れてもすぐ帰りたくなる人もいますし、ショートステイを利用しながらとか各家庭の状況に合わせながらになると思います。旅行へ行くと我が家が一番落ち着けるのと変わらんと。ただ入所を判断するのも本人がまずどうかというのもあるし、かといっていざ入れるかというと受け入れ先に空きが出ないことには何年か越しに待たなければいけないこともあるのを考えると慎重にかつ的確で迅速な判断を要するとしか言えません。


 ウチは両親ともに施設は断固拒否の構えだったので(笑)最期まで家でいられたのは良かったと思いますが、家族はそれなりに覚悟しないと心身ともに持たないと思います。ハッキリ言って、ちょっとやそっとのお金の余裕くらいで解決できるような話でもなく、むしろこのまま独り身で老後を迎えたほうがまだ楽なんじゃないかと思うのが私の今日の話なんで(笑)これもあくまで行政から何から手続きの仕方から知り尽くしててその対応がいつでも出来るという前提での話で一般的には普通の家庭というものを築いたほうが懸命なのは違いありません。


 時代が変われば臨機応変に立ち回ることは大事ですよ。景気がどこまで良くなるかなんて、現状ではほぼ絶望的ということは言えても政策一つで一気に盛り返せるかというとそれは時間もかかることと思います。ただやらないよりは正解というだけで(笑)


コロナが原因で逆に伸びた業界というのもけしてコロナの影響というだけでなく、人が外でお金を使う機会も余裕も無くなっただけのことなんで。当然、景気が良くなれば潮目が変化することはあるでしょう。ネットで暇つぶしするよりは出かける機会も増えると思うしね。現状にしがみついていて、いつまでも安泰でいられるというのはまず無いですから、いつでも変化に応じて自身がそれに合わせて動けるようにしておくのが懸命だと思いますワラ


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