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藤崎要の徒然なるままに  作者: 藤崎要
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財源



 財源という言葉がニュースやなんやで出るたびに、国民を財源としか見てないような感じがして嫌になるんだけど。政治家やソレに携わる立場なんかをやってるとそうなるんだろうなって思う。選挙に落ちて無職になればね、そうじゃなくなるのかもしれないけど一度そうなると国民を財源としか見れなくなるから言うことも実際やることも変わるわけですよ(笑)


そういうのも比例代表が小選挙区かどちらかしか立候補出来なくなれば落ちる機会が増えて多少物事の考え方が養われるのかもしれないけどね。


立場が変わればそうなるものとはいえ、今の日本がこのまま行けば国内でどれだけお金が稼げても高いお金を払って海外で満喫するしか質の良さを求めることは出来なくなるやもしれないと。だから国民の手取りを増やして経済の循環を図る必要に迫られてるということなんだけども、コレがわかるのも私と同じような立場にある人だけだと思う。


てか、世代によっては知らないのも当たり前なんだけども。インフレ傾向だからといって経済の質まで上がってるわけではないんですよ。


モノの値段が上がったからといって牛丼が和牛になったわけでもなく、むしろ質や量はそのままか落としての物価高ってことは、高いお金を払っても質はどんどん下がってるということです(笑)私も年だから霜降りとか既にキツいけど、国産牛の硬そうなお肉なんかを紹介してるのを見たら全然美味しそうとは思わないわけですよ。美味しい物を食べてきただけに今は牛肉自体食べたいとすらあまり思わなくなったワラ


だから一部の人が、お金を稼げていてもそれで品質の良いものが手に入る世の中になるかは別なんですよ。やはり野菜だったりお魚だったり、地方がメインの業種で一部には高級食材みたいな取り扱いなんかもあるけども、そこらへんの生産ベースが崩れてしまうと単純に良いものが手に入りづらくなるわけです。それは漁獲量だけの話でもなく、漁師さんが漁をするために船を一回出すだけでどれほどのガソリン代がかかるかとか考えたらこのまま仕事としては難しいとなると他の仕事を考えなくてはいけなくなるわけですね。それも高齢化に伴って跡継ぎも無くなってるから、手に入ることすら無くなるのも時間の問題というか瀬戸際まで来てるわけですよ。


昔は地方にも良い製品を作る工場があって、そういうのがデパートにも並んでたんだけど、今のデパートは高いものが良いとは限らないからね。生地や縫製、良い仕事かみればわかるみたいな、値段を見るとやっぱりなって。そういう目利きも減ってるわけですよ。今は値札見るだけになってるだろうし、その値段見てコレが?って感じ。


今は確かにネットで便利にはなったけども、逆にネットでしか楽しみが無いような世の中とも言えるわけで。SNSの暴露系みたいなものに夢中になれる人が多いのも、他に楽しみが無いからだと考えたら寂れた世の中になってるってことなんじゃないでしょうか?


私はそこまでここから先を憂うことも期待を持つことも無いような年齢だし、そうそう立ち直せるような世の中でもないとまだ割り切れるほうだけど、おそらく同じように思ってる人らが最後の種を残せるのも残りあとわずかな時間しかないわけで、良いものを知らないまま、人生をお金のある無しだけで片付けるようになると国が人を財源としか思わないように世の中がさらに悪い方向へと突き進むしかないだろうと思うわけです。というか相当根深いと思うし、それは人付き合いの変わりようを見れば一目瞭然かと(笑)


 何処から浮気で何処まで浮気か?私はそんなしょうもない恋愛【ごっこ】に元々興味はないし、ママゴトに付き合うつもりもないけども。浮気というのは本気の相手だけがその立場にあって言えることで、財源の確保ではないわけですよ(笑)でも

世の中そこかしこで、利用価値のあるなしで浮気なんて言葉が独り歩きしてるようなのを見るとアホらしいというかウンザリします。前述のとおり、立ち位置が違えば見え方が違うのもある意味仕方無いわけだけど、でも結局やってることは同じことなんですね。


ただ、これは何も政治や経済の世界に限った話でもなく、世の中の人の価値観や考え方が気づかぬうちに荒んでいることによるもので。自ら選択の余地を無くしていくというのは結果的に自由を失うのと同じことなんですよ。


私は生涯自由でありたい。勝手気ままではなく、世の中のしがらみからとき離れて自身の立ち位置に関わらず今の生き方を守っていきたいですワラ

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