11月13日（水）
今日も発作的に【世界一余計な授業】を行いますが（笑）
まず、おさらいなんですけど。今、巷で言われてる所得の壁を178万円にしようという世の中の熱は、なにも年収103万以下に抑えてるパートさんや学生バイトさんのためだけにある話では無く、年収178万以下の方のためだけの話でもありません。所得の基礎控除額をそこまで引き上げる話なので所得税を払ってる、払うことになる全ての方にとって恩恵のある話で間違ってないと思います。
で、コレに反対する人はどんな人かというと
①今までもこの先も所得税を払う予定やつもりがない人（笑）
②それ以上の稼ぎや資金管理（税金逃れ）が政治資金団体、天下り先などを確保することによって老後も可能な人
のみですワラ。
iDeCoってありますよね？アレ、民間保険の年金同様に保険控除で確定申告時に経費扱いには出来るんだけど受け取り時には所得になります。つまり税金がかかるということなんですね。お前の掛けた金、コッチに寄越せタイムになるわけ（笑）
老後の生活資金を考えた場合、まず公的年金と民間、iDeCoやらの私的年金を合わせた金額、これが今の所得課税制度では確実に103万（月8万6千円）を超えることにはなるかと思います。
ご存知の通り、厚生労働省は社会保険の拡大をはかっているし、65歳から年金を受給する方でもそこからまだ会社で働こうという方は厚生年金保険をかけ続けなければなりません。
これがまたエグい話だと思いますが掛け続けることによって多少は受給額も増えるけど、払う掛け金のほうが多いので、差し引き残で考えて働いてるうちは払い損になるわけだから死ぬまで働くことになる人生だと間違いなく損するわけですね（笑）
これテレビでは言わない受給年齢を遅らせると得する、ワケがない理由の一つですワラ
いつ死ぬかもわからないのに確実に貰えるお金と遅らせたことによるリスクを天秤にかけたら釣り合わないに決まってますよ。それもまた受給資格年齢を引き上げるつもりだろうしね。
キミ、何を持って損だというのか？んなもん禅問答じゃあるまいし、金だよ金に決まってるじゃないですかワラ
つまり、働きながら公的年金も受給しかつ民間保険やiDeCoの合算で103万以下に所得を抑えられるわけがないので、当たり前の話として178万の基礎控除額引き上げは国民のほぼ大半の方が該当する話になるわけですよ。
Re：年金20万円＋貯蓄で送る老後の生活を羨ましいと思う人はたくさんいるでしょうけども。そこから所得税やら介護保険、後期高齢者と今の所得課税制度でバシバシ引かれたらどれば残ると思いますか？
これも人によって控除など算出が異なるので具体的にはなんともいえませんが、老後はコレで安泰だと過信してたら計算が狂う要因には違いありません。
私は不動産投資をします（してます）から？不動産は投資の中でもハイリスクのほうで一旦始めると簡単には降りる事ができません。利回り何十％と一見リターンがありそうに思うけども、入居者あっての家賃収入だし建物の老朽化で出費のほうがかさむこともあります。入居者の入れ替わり立ち替わりでも内装に出費がかかるし、敷金無いようなところだと全部大家の持ち出しになるのでウマい話はまずありませんよね。
マンションなどの管理物件なんかだと、室内以外の共有部分は管理会社の持ち物なんで管理共益費などを支払わないといけません。コレ、アカンは手放そうてなったときに、高く売るどころか買い手がつかないと売れないので物件選びも重要な事ながら固定資産や諸々の維持費用なんかを考えると、よほど資金が元からないと厳しく。借り手がいたとしても居住者がいるうちは借地権もあるし死んだら相続にも関わるので、前述した通り損切りしたくても買い手がつかないと損切りもできないことを考えると【老後の資産運用には向いてない】わけです。
まして融資を受けて借りてまでやるなんてどう見てもアホのやることですよ。金利差を利用してフラット35の生活住居要件で賃貸やって契約違反で即時融資金回収＆訴えられるという、それも銀行ぐるみのニュースなんかも調べたら出てくると思いますけど。
【ひょっとしてコレ思いついた私、天才かも？ってヤツは誰もが一応思いついたけどやらない（やってはいけない）だけの理由が必ずある】もんですよ。
まして違法ともなれば知らんかったで済むような話でもなく。不動産は投資としてはかなり難しい部類になるわけです。嘘偽って営業かけてくる反社不動産もあるしね、そもそもアチラから営業の電話をかけてくるような不動産は考えるまでもなく100％詐欺師です。儲かる物件なら人には勧めませんから（笑）
自分で此処ならいけるかもと探して、それなりの資金と自信を持ってやれないのならハナから手を出すべきじゃないですよね。
私は動産、不動産その他高価なお買い物に関しては知り合いにしか絶対頼みません。店よりも少々高くても理由がハッキリしてるし間違いないですもん。
ではココから今回の【また余計なことをタイム】です。
コレで大半の方が、なるほどと思ったことでしょうが。やはり国あってだろうと変なスイッチが入る人も、簡単に口車に乗せられ騙される人もいると思うのでサラっと話しておきますが。
そもそも【民あって国は成り立っている】ということに気づかないといけません。
国なんて法人格と同じで潰れようが民さえ残れば国というものは存続出来るわけです。
ギリシャだってジンバブエだって、お友達ではないけど皆生きてます。
この日本だって大日本帝国が無くなってから日本国が出来たわけですよ。それは国民が残っていたからなんですね。だから何よりも第一に考えるべきは国ではなく私たち国民の命、生活基盤なわけです。
この先、他国に媚を売って一部の連中の子孫だけが生き残ろうが、移民に頼ろうが日本人とその歴史というものが無くなった国を【日本】という名前だけ残せたら、それが日本と呼べるのか？ってことです。
今日の日本が在るのは何もお年寄りだけのおかげではありません。日本で生まれ育った先祖代々遡っての全ての日本国民のおかげなんですよ。その長い歴史というものは非常に尊いものだと思いますね。
