9月29日(日)
ある先生もおっしゃられてた(らしい)けど、最近は特に創作物を素直に楽しんでいるというよりは、アラ探しとか矛盾や考察に明け暮れてるのではないかという読者もいて、作家もソレに合わせてしまうと説明が長くなったり弁解ぽくなってしまったり結果的にシラけるというようなことがあるわけですよ。
もっと他人や世の中に寛容にならないといけないよなって思いませんか。
考察が別に悪いとは言わないけども、そもそもソレがミステリーなのかどうなのか?漫画やアニメでそこまで考察するべきものなのか?私には理解できんのだけど、ギャグ漫画なら普通やらないのと同じことなんで。もっと良い案があるなら事前にこっそり教えとけよと思いますワラよ
ただね、だいたいの考察においてはおそらく作者のほうがネームを練ってる段階で思い描いてる事で、言われんでもわかってるけどソレをやるともっと話が変な方向に行くかもしれへんから全体的な方向性を維持するために細かいところは察して欲しいという感じなのではないでしょうか。
まず空気を読むということが読書もだけど生活には必要で、それがあって人間関係って築けるものじゃないですか?いくら頭が良くても、相手の心情を察することが出来ないと自分では気づかないうちに失礼なことをやらかしてるということになるわけです。やはり対人関係はリスペクトが重要で、人付き合いが下手くそな人はそこがまず抜けてると私は思います。
私は配信なんかもちょくちょく見たりはしますが、いきなり「何してるの?いくつ?彼氏いるの?」という質問攻めタイプのリスナーがどこにでも湧いてきて、場は華麗にスルーと空気を読んでるわけだけど、お前のやってることはChatgptと変わらんのだぞ?と(笑)なんでAIチャットみたいな質問にいちいち答えなあかんねんと。それで相手との人間関係が築けたり距離感が掴めると思ってるなら相当頭が幼稚なままの人物だというイメージしか与えられんけどなって。
相手も人間なら当然、心情というものがあるわけ。ただでさえ心情というものはその日その時で移り変わりがあるなかで、お前だけはいつも同じ質問をして思い通りの答えが返ってくると思ってるわけなんですよ。お母さんですら相手にするのもめんどくさいのに他所の女性が受け入れるわけないだろうがと。
代わりに私が答えてやるなら「彼氏?おるけどなんかお前に関係あるんか?」やからね(笑)お前が「可愛いですね」というくらいなんだから、そらおるに決まっとるだろうよ。「付き合って」とか「結婚してください」とか逆にみんなが見てる所で、「はい、わかりました♪結婚しましょう」ってなると思う?なるわけねーだろ(笑)ならわかりきったしょうもない質問とかすんなってことですわね。
私は傍若無人だから、この性格だけは今更どうにもならないんですよ。私に偉そうだなんて【偉そうなのが私】なのに何を言ってるのかわからないですよね。パンダを見てパンダだと誰もが思うように【偉そうなのが藤崎】なんだから。てか無惨様や宿儺様に偉そうになんて言わないでしょ、死亡フラグ立てるつもりならわからんけどね(笑)
てか、コレが私なりの優しさでもあるわけですよ。怖さを隠して忍び寄ることはせず、「おう、コラわかっとんのか?」と最初から怖い相手なんだときちんと伝えるし、ポケーと目の前で突っ立てる草食動物に「私、肉食だから気をつけんとあかんで。てか、いつかお前やられるぞ」と教えてやる肉食動物がどこにおんねんという話でしょ(笑)相手に対する優しさ、生きとし生けるものへの命の尊厳や慈悲深さというものを私は併せ持っているわけです。
こと、恋愛や結婚に関しては受け入れられたらソコがゴールというわけじゃなくて、見た目や態度で性格までわかるなら誰も離婚やせんだろうと。ソレが年を取れば余計に我がキツくなるのはお互い様なんだから、でも好きだからで誤魔化してたものがこんなはずじゃなかったとか面倒見きれんわてなるわけじゃないですか。まず相手の性格もだし自分の性格、自分の強さを推し測ることが出来ないと家から一歩も出られへんでというのが答えかと思います。
あとコレは別にこうしたほうがとかじゃなくて、あくまで私の創作においての話なんだけどね。へぇそうなんだ〜くらいに思っていただけたら良いかと思います。言ってしまえば【藤崎要の作風】ですからワラ
面白い作品を書こうと思ったら、キャラクターが勝手に動くということを意識したほうが良いとこれまでにも書きましたが。
じゃあキャラクターの個性とはなんぞやというところで私の思う個性というのは
【そのキャラクターを主役に使ってエピソードが成り立つのが個性】ってことなんです。だから主人公の、しろちゃんがまったく出てこないような話も作れるわけですワラ
主人公はあくまでメインテーマの主人公であって、各エピソードごとに関しては主要登場人物ならそれぞれ誰でも主役にしたお話が出来る、つまりそれを個性だと思っております。
この辺、設定はあくまで設定で綿密な打ち合わせなどはしないんで(笑)キャラクターの登場に合わせて詳細まであえていちいち述べたりはしておりません。
この人はこうだと読書に印象づけるために最初からガッツリ固めたがる人もいるけど、ソレではまだ読者の知らぬ部分というものを先で描きづらくなってしまうので、私は可能性という部分を残しておきたいからワザと書かないわけです。設定も環境もそう、ココにコレがあってこうでとかホラーでそれをやると怖さを感じる前に情景を思い浮かべることで読者さんがいっぱいになるならやらないの。
【興味を抱いてもらうには秘密めいた部分が必要】
なので登場時は「男」とか名前が伏せられていて、会話から名前が出てきて初めて名前をセリフ部分に使ったり、会長のように都度立場は変われど基本は【会長】で押し通すということをやっております。今回、奥様の名前が初めて登場しますが彼女はハーフ設定なのでファーストネーム、ミドルネーム、ラストネームとありますがコレは日本の名字名前みたいによく日本人にイメージされることがありますがアチラではどちらかと言えば誰にどのネームで呼んでもらいたいかなんで、双方の距離感を現してると思って貰えれば良いかと。
喋り方もあくまで、この人の性格ならこういう話し方になるであろうという感じで、相手次第状況次第、立ち位置で変えるのが本来自然な対話になると思うし、このキャラクターの性格ならこういう話し方はしないだろうとなるのはだいたい読み返した時に手直しが入ります。
普段はそうでも焦ってるときや怒ってるときはまた違う、コレをキャラクターづくりのために喋り方を決めてしまうと逆に感情の変化というものが出せなくなるわけですよ。
だからキャラクターづくりもそうだし、区別させるための喋り方というのを基本やらないというのも、オリジナリティを失うというか。そうやって生まれたキャラクターというのは既成のイメージにのっかったモノで私には【人物】としての魅力をあまり感じるものではないんですね。安易過ぎるから。
この辺、コスプレイヤーさんや役者さんがキャラになりきって演じるのとは違い、創作では上手な演技よりも人物像のほうを重視するもので、そこはビジュアルが浮かべやすいものと文字で表現する立場の違いによります。
料理で例えると文章力(演技力)でゴリおされただけのものは【ダシが効いてない料理】みたいなもので、ソコにいくら調味料を与えたとしても単に味が濃い薄い、下手したら別の料理だろコレとしかならないからやらないんですね。本来、ソレも含めて文章力というものなんだろうけども、単に上手いかどうかではなく、また食べたくなるとかまで考えて創作したほうが飽きない作品になると思いますね。




