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藤崎要の徒然なるままに  作者: 藤崎要
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9月8日(日)


 いつもならそろそろお米を買おうかなと特売の日に行くわけだけど、最近は冷やご飯をおかゆにしたりしてるのでそんなに前のが減ってるというわけでもなく。それとは別に予備がまだ5キロもあるので慌てる必要もないかなって知り合いに話してたら新米の玄米10キロ2700円でいらへん?て。


田舎では、最近お米が高くなって売り場にも置いてないことがあるなぁって何人かの知り合いに世間話なんかをすると3割くらいの確率でウチ、今年の新米があんねんけど良かったらいらへん?てなるのよ(笑)だいたい身内とか親戚が農業をやってるからいつも買っているんだけど、どこも余ってくるもので、いる人がいたらそのまま売ってくれるというパターンがあんねんな。ま、あんまり量が多いと私も食べきれなくて困るんだけど、ちょうど良いタイミングでもあるので買わせていただくことにしました。


これもね、概算金4割増しというと5キロ2千円だったものが3千円以上になるのも仕方ないわってイメージを持たれるけれども実際、農家さんへ支払われる金額がこれまで千円だったものが千四百円になったところでというとわかりやすいかと。


それも現状消費社会ではないので、下手な値上げをしたところでパンや他のものへ完全に移行するまではいかなくても、米の購入機会を減らしたりスパンが伸びるといった感じで結局は在庫としていずれ余ってくるようになるから根本的なところを解決しないで消費者離れを引き起こすようなことをすると挽回する余地もないまま自滅するだけなのも仕方ないかと思われます。


 なんか量を減らしたり薄くしたり材料変えたりと色んな企業努力があるなかで、おそらくはソレをやることにより材料価格を抑える事に繋がる見込みなんだろうけども、売れなきゃソレもたいして意味はないやろって思うけどね。てか誰をターゲットにしてるのかがわかんないって感じで(笑)


というのもジジババは良いものは高くてもという【時代】を知ってるから、量は前よりいらなくても、良いものなら高くても買うのが当たり前なんですよ。これと何がどう違うのか?というと、若い方ならとりあえず高ければ良いものが出されるとおもってるフシがあるけども、時代を知ってるような連中からすれば内容が良くないものが高かったり値上げをされたとして見向きもしないってことなんですね。前の方が美味しかったのに不味くなって値上げまでされたとか誰が買うんですかって話(笑)本物の味なり価値というものをよく知っている方々なんですよ。


味覚や食欲が衰えたとしても脳がソレを覚えてる。今はそういうかつて買えた良質なモノ自体が手に入りづらくなってるというか、安さと引き換えに失っていったものというのはあって、お肉なんかも私は焼き肉屋さんでバイトをしてたので、テレビで高級店を紹介してたとしてもカットからして違うよなと思うけども、今は外で食べる機会も減ったのは単純に美味しいものを置いている店が無いという感じですかね。たとえ半額であったとしても後輩がパチで勝ったから奢りますよと言われても、それならサイゼかスシローがええわとなるでしょうねワラ


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