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side by side world(スバイス)  作者: 風見緑哉
仲間との出会い
21/32

【並世】Day6 大機工人クァバルデ

 ……パキィン!



 ガラスが割れるような音と共に、ぱあっとターコイズ色の光が弾けた。


「あっ」


 弾けた緑の光がチラチラと舞い、同時にコックピット内が暗くなる。3人の視線は台座のうえで粉々になった浮遊機工に注がれた。砕けた浮遊機工は光を失い、ただのガラス片と化している。

 

 そしてクァバルデの上昇が止まった。


「浮遊機工が、割れた……」

 重い沈黙が場を支配する。


「最後のエネルギーが尽きたら落ち始めるわ。万事休す、ね」

 リャホリィはその場に膝から崩れ落ち、ポロポロと涙を流した。

「そんな……」


 不服そうな顔をしていたルーも困ったように頭をわしゃわしゃとかく。

「アアもう! クァバルデもレールレインも大破させずに着地するには、ワタシの浮遊機工にかけるしかないんデスネ!?」


 その言葉を聞いてリャホリィはバッと顔をあげた。

「いいの……? 2人の脱出手段がなくなるんでしょ」

「少しでも可能性があるならやってみましょうよルーさん! リャホリィさん!」

 ニジーは泣いているリャホリィを励ますように肩に手を置いた。

「ウウウ〜! 失敗したらミンナ仲良く輝鏡花(ききょうか)の聖域からやり直しデスから覚悟してクダサイネ!!」


 ルーは操縦席から離れると、ホバーボードを名残惜しそうに手に取りじっくり眺める。

「リャホリィサンはクァバルデの初期型浮遊機工への適応化ヲ、ニジーサンは割れた浮遊機工の回収をお願いシマス。台座内に破片を残さないデ!」

「了解!」


 そう言うとルーはホバーボードを目にも止まらぬスピードで分解し始めた。


 ニジーは浮遊機工の割れた欠片を背負っていたバッギイの中に放り込んでいく。手が羽のようになっているため細かいガラス片まで回収しやすい。

(アイテムを食べてくれるバッギイ持っててよかった! 普通のバッグじゃ入りきらないところだった)


 リャホリィは操縦席につき、深呼吸する。


 ガッ クンッ

 大きな縦揺れの後、ついにクァバルデが降下し始めた。


「やるしかないみたいね」

「この短時間でリャホリィサンにセットアップできますカ?」

「あたしを誰だと思ってるの。舐めないで」


 複数のウィンドウを展開させるとリャホリィもまた目にも止まらぬスピードで操作していく。

 先ほどまで泣いていた少女とは別人のようだ。


 ルーは早々にホバーボードから浮遊機工を外すと、台座に初期型浮遊機工を置く。

 そのまま横にホバーボードを変形させたキーボードをくっつけてセットアップに入った。


「ザザッ……クァバルデが落下している! 移動はまだか!」

 ニジーの横に置いてある緊急通信端末からまた声が聞こえてきた。

「このままだとレールレインに激突する上に……ザザッ……職人街のど真ん中に落ちるぞ!!!」


「ルーさん! やっぱりこのままだと……」

 ニジーは慌てて2人に呼びかけようとするが、どちらも画面に集中し続けている。


(ルーさんたちの反応がない! セットアップに集中してるんだ。私がなんとかしないと)


「聞こえますかスミスさん! リャホリィさんの浮遊機工が割れて、急遽ルーさんの初期型浮遊機工を付け替えるためのセットアップをしています」


 通信端末の向こう側から悲鳴やら騒ぐ声が聞こえてきた。


「ザザッ……な、なんだとぉ! 浮遊機工が割れた!? セットアップまでザザッ……どのくらい時間がかかる?」

「分かりません! 2人は今集中していて話しかけられません」

 

少しの沈黙。


「ザザッ……わかった。そろそろ緊急制御用ドローンが届く高度だ。こちらでも止められるよう全力を尽くす。ザザッ……この際墜落は仕方ない!ただしレールレインにだけは当てるな。街の外に出してもいい。なんとしてでも落下軌道を変えるんだ!」

「分かりました」


 地上が近付いてきた。

 ルーとリャホリィはまだ画面を食い入るように見つめたままで、コックピットにはキーボードを叩く無機質な音だけが響く。


 すると赤いランプが点滅しながらまた警報音が鳴り響いた。

 [警告 レールレインへの衝突までおよそあと10分]


 ニジーは下を確認すると、巨大なドローンが数十台下の方で待ち構えているのが見えた。

 ドローンは円になるように配置され、それぞれの機体同士が光るパイプのようなもので固定されている。

 中心には、目の細かい網のようなものがはられていた。 


(あれで受け止めるつもり!? そんな、金魚じゃないんだから無理でしょ!?)

「制御用ドローンが来ます! 不安すぎるけど!」

 ニジーは叫ぶが2人からの反応はない。


 ブォオオン


 クァバルデがドローン群の真ん中を通り過ぎた瞬間、網がぐいいいと下方向に伸び機体全体を受け止める。


「はっ、まさか落下止まった……?」


 ニジーは固唾を飲んで網の様子を見守る。

 ブチ……ブチブチッ


 極限まで伸びた網の一本一本が音をたてて少しずつ切れ始める。


 ブチンッ


 網が切れた。

 クァバルデはドローンたちが張った網を突き破り、また落下する。


 だが網のおかげで落下スピードは格段に落ちた。


「ヨオオオシ!! 完了オオオオオ!!!」

 その時突然、ルーがバッと立ち上がり叫んだ。


「セットアップできた……!あとは初期型浮遊機工が作動することを祈るだけだわ」

 リャホリィもぐったりとした様子で震えながら操縦席から立ち上がり、ルーに席を譲った。

 2人とも今まで息をするのを忘れてたのではないかと思われるほど、ゼーゼーと肩で息をしている。


「全ク、今世ですらこんなに必死にセットアップしたことはありませんデシタヨ……」


 ルーがいちど台座から浮遊機工を抜き、祈るように両手でおでこに当てる。

「クァバルデがもういちど空を飛びますヨウニ」

 ニジーとリャホリィも浮遊機工に手を当てる。

「レールレインにぶつかりませんように」

「無事地上に降りてハンバーガーが食べられますように」

「今それ願う!?」


 3人で浮遊機工を台座に入れ、ルーが震える指で接続ボタンを押した。


 ファファファファファファファファファファファファ

 

台座にはめ込まれた浮遊機工は先ほどのものよりも強い青い光を放った。

 コックピット内が透き通った海の中のように青の光に包まれる。


「……キレイ」

 リャホリィがボソリと呟いた。


 速度は落ちたもののクァバルデの落下は続いている。青い光がゆっくりとクァバルデの全身をつたっていく。エネルギーが行き渡るまでやはり時間がかかるようだ。


「そういえばニジーサン、さっき何かありましたカ?」

「制御用ドローンたちが網みたいなものでクァバルデを止めようとしてましたよ。網は破けちゃいましたけどおかげで落下スピードが緩やかになりました」

「ワタシの造ったクァバルデ捕獲用ネットも失敗作デシタカ〜」

 ルーはため息をついた。

「あれってルーさんが造ったんですね!?」

「10年前の飛行テスト用デス。さすがに改良されてるとは思いマスガ」

「嘘!? あれってあんたが造ったの?今 まであの強度を越えられる網を私含め誰も造れてないわ。それでも破れるなんて……」

 リャホリィは信じられないと言った様子でルーを見る。

「アリャ〜。そうなんですネエ」

「今回みたいに猛スピード落下してこなければドローンの網でも十分に受け止められていた気が……」

「緊急事態に対処できなければ意味がないのデスヨ」


 そんなことを話しているうちに地上がかなり近づいてきた。

 [警告 レールレインへの衝突までおよそあと2分]


「レールレインの線路が見えてきたわ! 浮遊機工の作動はまだなの!?」

「初期型浮遊機工は作動まで時間がかかるんデス! アアアアア早く早く……ッ!」

 ルーは操縦桿を引くがまだ動く気配はない。


「スミスさんにレールレインだけには当てるなって言われてたんでした!」

「浮遊機工が作動しなければコントロールできないわ!」


 


ファォォォオオオオオオオオオン




 その時、汽笛のような大きな警笛音が遠くから近づいてきた。

 3人は徐々に近づいてくる黒い影を見て青ざめる。


「なんで今電車がここに!?」

「レ、レールレインの線路だけじゃなく電車と衝突する可能性があるの!?」

「せせせせめて電車止めなさいよオオオ!! 地上班何をやってるんデスカアアア!!」


 クァバルデにはまだ青い光が行き渡っていない。

 土に水が染み込むかのようにゆっくりと青い光は広がっていく。


 [警告 レールレインへの衝突までおよそあと30秒]


 線路が眼下に迫ってきた。横からは車両も迫ってくる。

「もう間に合わないかもしれマセン!ニジーサン、リャホリィサン、衝突の衝撃に備えてクダサイ!!!」

「わああああ!! もうダメえええ!!」

「ぶつかる! 避けてえええええ!!!」

 3人はぶつかった時の衝撃を覚悟してそれぞれクァバルデにしがみついた。ニジーは思わず目をつぶってしまった。

 ルーは全力で操縦桿を引く。


 クァバルデの足先が線路に突っ込む瞬間、




 カッ!




 コックピットが浮遊機工の青い光をかき消すほどの赤い光に包まれた。


「……う。あれ?」


 ぶつかった時の音や大きな衝撃はなかった。

 ニジーはゆっくりと目を開け、おそるおそる顔を上げて外の様子を見る。


 すると少し離れたところにレールレインの線路が見え、電車も何事もなかったかのように通り過ぎていった。


「……ぶ、ぶつかってない?」

「絶対ぶつかったと思ったけど……ギリギリで浮遊機工が作動した!? 助かったわ!」

 リャホリィも状況が読み込めないといった様子で辺りを見渡す。


 ルーだけが焦った様子で叫ぶ。

「イイエ、まだ浮遊機工作動してマセン! 何故か奇跡的にレールレインを回避できたケドまだ落ちてマスヨオオオオ!」


 クァバルデの眼下には職人街の煙突群が広がっている。


「って今度は煙突!?」

「ルーさんの浮遊機工のポンコツ!!」

「ポンコツ言わないデエエエエエ!!」


 一番高い巨大な煙突が目前まで迫る。


「ワアアアアアアアア!!!」

 3人が声を揃えて叫んだ瞬間だった。


 青い光が空気を震わせ、巨大な鉄の塊を包み込む。


 スウウウウウウン


「は……止まった」

「止まった!止まったわ!」

「ようやく浮遊機工が作動しましたヨオオオオ!!」


 煙突からギリギリのところでクァバルデは停止した。

 あと数秒遅ければ煙突に足が突き刺さっていただろう。


 辺りを見渡し3人は手を合わせて喜んだ。


「ザザッ……クァバルデの停止を確認した! よくあの状況でレールレインを回避できたな! よくやったぞ」

 通信端末からは安堵したようなスミスの声と地上の歓声が聞こえてくる。


「スミスさん!」

「スミスサンやりましたヨ! 無事に初期型浮遊機工作動しマシタアアアー!」

「スミスー! あたしは無事よ 華麗な飛行術見た!?」

「ザザッ……お前たち2人は後で説教だ。ファフィアウルの子がいなかったら連絡が取れなかったんだからな。早く東広場まで降りてこい」

「エエエエエ!?なななんでワタシまデ!!?」


 ルーはしぶしぶ操縦すると、クァバルデは青い光の尾を引きながら上昇することもなく優雅に飛んだ。

 ニジーはコックピットの先端から街を見渡す。落下していた時は景色を楽しむ余裕すらなかったが、上空からみるクルッティコラの街は美しい。

 人々が空を見上げ、クァバルデに向かって手を振っているのが見えた。


「でもなんで浮遊機工が作動してなかったのにレールレインを避けられたんでしょう?」

「衝突の瞬間、ニジーサンのリュックから赤い旋光が走ったように見えましたヨ……しばらく目がチカチカしてマシタ」

 ルーは目頭を押さえながら言った。

「リュックから赤い旋光?」

「実はとんでもない回避アイテムでも持ってたりして」


 それを聞いてニジーは、アルエナの師匠が言っていた言葉が頭をよぎった。

(『上級ダンジョンでしか手に入らない回避率が上がるアイテムだぞ。落とすなよ』)


(いやいや、まさかね?)


 職人街を抜け、東広場の上空まで戻ってきた。

「うわぁ、人が増えてる……」

「スバイス全土に緊急クエストが出たノデ、気になって見にきたプレイヤーもたくさんいそうデスネ」

「天才機工作士リャホリィに会いにきたのかしら! 人気者って辛いわー」

「アナタが騒動の原因なのにとんでもなくポジティブですネ!? 見習いたいくらいデスヨ……」


 東広場の周りには数え切れないほどの観客が集まり、青い光を放つ大機工人が人々の視線を一身に集めている。先ほど網をはっていたドローン群がクァバルデの周りを取り囲み、手や足と言ったパーツを固定していった。


 ルーは通信端末を手に取るとスミスに呼びかけた。

「着陸態勢に入りマス。広場の中心付近にいる人々を至急退避させてクダサイ」

「ザザッ……了解。10分ほどその場で待機しててくれ」


 人々が広場の中心から移動していくのが見える。

 3人はぐったりとその場に伏した。


「なんかモウ、今日だけで1000時間まとめて使った気分デスヨ……」

「こんなハプニングに遭遇することって今世じゃほぼないですからね……」

「逆に今世でこんな命の危機的状況に遭遇したくないわ……」

「途中あまりにリアルすぎて本気で叫びましたもん」

 ニジーはレールレインに衝突する直前の様子を思い出して身震いした。

「ワカリマス。並世だって頭の片隅では分かっててモ、今世と同じように向き合ってしまうんデスヨネ。それがスバイスの面白いところでアリ、怖いところデス」


「ザザッ……観客の退避が完了した。着陸準備はいいか」

「OKデス! では、」


 そう言いかけたところでルーが固まった。

「ルーさん?」

「どうしたの?」


 ルーは青ざめた様子でガタガタと震えながらニジーとリャホリィの方をむく。


「操縦が、キキマセン……」


 ファファファファファ……


 ヒビは入っていないが浮遊機工の青い光が明らかに弱まってきた。


「ええ! ちょっと嘘でしょ!?」

「今まで安定してたのになぜ!?」

「無理矢理セットアップし直しただけなのデ、長時間の飛行は無理だった……カモ」


 ファン!


 突然青い光が大輪の花火のようにはじけた。

 クァバルデは周りを固定しているドローンごと落下する。


 観客の歓声が悲鳴に変わった。


「わああああああ!!! また落ちるううううう!!」

「ここまできてまだ落ちるとかアリなのおおお!?」

「ここここの高度であれば大破はしないと思いマス! ニジーサン、リャホリィサン、着地の衝撃に備えてくだサイ! ヒットポイントをできるだけ削られないヨウニ!!」


 東広場の地面が目の前に迫る。


 その瞬間、ニジーにはスッと何かがクァバルデの下に入り込んだように見えた。


「ウワアアアアアアアア!!!!」




 トッ




 ズズン

 クァバルデの足元から砂煙が上がる。


「……え?」

「……着地……しましたヨネ?」

「……ええ、着地してるわね」


 予想した衝撃は返ってこなかった。


 クァバルデ全身が映されている外のスクリーンで様子を確認するが、しっかり地面に足がついているようだ。

 着地の瞬間に一瞬完全に静止したのではないかと錯覚するほど、クァバルデは静かに地面に着地した。

 広場は大歓声に包まれた。


 スミスや機工作士たちが慌ててドローンに乗ってコックピットに近づいてくる。


「みんな、無事か!?」


「……なんとか」

「……生きてマス。一応」

「ハンバーガー食べたい!」


 そうして騒動を巻き起こしたクァバルデは機工作士たちによって回収されていったのだった。


 ーーー

「ウウ〜ッ!あれだけ頑張ってクァバルデを止めたノニ、ワタシたちの緊急クエスト報酬がこれだけっておかしいデスヨネ!?」


 ルーは悔しそうな顔をしながら、ニジーにハンバーガー代を返却する。またルーの財布の残金は5サイドになった。


「ま、まあ。クァバルデとレールレインを大破させずに私たちも輝鏡花の聖域に戻らず済んでよかったじゃないですか……」

 ニジーは苦笑いした。今日1日であまりにも色々なことが起こりすぎてまだ理解が追いついていない。


 着陸後、ニジーとルーとリャホリィは大機工人クァバルデと共に工房まで運ばれ、飛行中の出来事について細かく聞かれた後に解放された。リャホリィはスミスからこっぴどく叱られているのか解放してもらえなかった。


 どうやらスミスの話によると、クァバルデが東広場に墜落する瞬間、広場にいたプレイヤーのひとりがクァバルデの下に入り片手で受け止めて地面に降ろしたとのことだった。最後にクァバルデの墜落を防いだプレイヤーにほとんどの報酬が入ったようだ。


唯一の救いは3人とも緊急クエストでレベルが1ずつ上がったことだった。


 2人は職人街から歩いて東広場の付近まで戻ってきていた。広場に集まっていたプレイヤーたちはすでに解散したのか人はまばらになっていた。


「デモ、久々のログインは波乱万丈で楽しかったデス。また遊びマショウ!」

 ルーはギョロッとした丸い目に極小の瞳を限りなく細めて笑う。顔だけみると目の前の鳥をとって食おうとする悪魔のようだ。やはり怖い。


「お疲れ様でしたー」

(もう騒動には巻き込まないでえええ)


 結局ニジーは図書館に行けず、ルーに振り回されて波乱の6日目は終了したのだった。


 ── 残り970時間


 *******


【今世】


 ニジーはヘッドセットを上げると、ふううと一息ついた。


 午前中からログインしていたと思ったらいつの間にか辺りはもう暗い。

 昼食すらもスバイス内で食べたため、半日近く並世の中にいたようだ。


(いや、でも本当に半日だったのかな……)


 時間の流れがおかしい。


(今日はもう、色々ありすぎて、疲れた……でも楽しかった)


 ニジーはVRチェアに座ったまま満足そうに目を閉じる。

 そしてそのまま深い眠りへと引きずり込まれていった。

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