1話「たわいもない会話」
夏休みが終わりまだまだ暑い中、学校に行く生徒達。
この暑さ拷問だろ、と思っていると前の席の矢崎 爽思が話しかけてくる、爽やか系スポーツ男子、因みにイケメンだ、滅んでしまえ。
「なぁ、お前と伊月さんって付き合ってんの?」
「ぶふぉ!?」
久しぶりの新話投稿そうそう何ぶちかましてくれてんだこいつは!。
というか、俺があいつと付き合うとかまじありえないわ…もし付き合うならお淑やか系が俺は良い!
「やっぱり付き合ってるだろ」
「付き合ってるわけねーだろ阿呆めが」
「いやだって、お前ら2人でいっつもいんじゃん」
「黙れ小僧!お前にサンが救えr「もののけはおかえりください」
「いやさ…?俺が伊月と付き合ってると思うか?俺はお淑やか系が好きだぞ?」
「いや伊月さんお淑やかじゃん、頭いいし」
あの女を信じるなよぉ〜、だって実際猫かぶりだし。
夏休みに課題押し付けられたし。つか此奴しつこいな!
「とりあえず、付き合ってるわけじゃねーよ、ただ仲が良いだけだ」
「まぁ、そういうことにしとくか」
そういうとやっと引き下がった。
あ?なんで此奴こんなに安心したような顔してんの?地味にムカつくんだが。
そのイケメンフェイスをぶん殴って良いですか!?
「まぁ、まぁ、そう怒るなってこれやるから」
そう言って矢崎が何かを渡して来た。
俺は矢崎のわたして来た物に目線を向ける。
『おいしい麦茶』
俺は何も言わずにお茶を地面に叩きつけた。
「なにしやがるんだよ!?」
「ウルセェ!おいしい麦茶ばっかり出して来やがって!もうそのネタは前回で終わってんだよ!ブラックティーワールドに繋がりは途絶えたんだよ!、なに!?俺はお茶に呪われてんの!?」
「まぁ…ドンマイ」
俺はがっくしとうなだれた。
そこへ、声をかけてくる人物が1人。
「どうしたんのかしら?羽自慢君」
「羽自慢じゃねぇ、羽島だ、からかうんじゃねぇ生徒会副会長様?」
「あら良いじゃない、どうせ女友達なんていないんでしょ?私に遊ばれて喜ぶべきしゃない?」
「本当になんでお前が生徒会になったのか不思議でならないわ」
「そりゃ、美少女だからDA!」
「うるせぇ、没落イケメンフェイス、一回エベレストから飛び降りてこい」
「酷くない!?」
「ひどーい、羽地魔君」
「ビッチぶるなキモい、てか羽地魔って誰だぁぁあ!?俺の事か?俺の事なのか!?」
地味に罵ったり遊んだりして来るこの生徒会副会長様は。
黒橋 瑠衣イケメンフェイスが言った通り、黒髪ロングの美少女だ。
「まぁ、ドンマイ…羽自慢」
「大丈夫よ、羽地魔ってカッコいいわよ?」
「せめて、名前はっきりさせろやぁ!?」