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傭兵団の料理番  作者: 川井 昂
一章・僕とターニングポイント
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二十九、最後の村と怒りの矛先、そしてクラムチャウダー・後編

「これでここは終わり」

「ありがとよ嬢ちゃん。……家を壊されるのは複雑だが、もう住めないからな……使える材料を分けられただけでも、マシと思わないとな」

「リルもそう思う。壊れたら作り直せる。思い出は……どうしようもないけど……物体なら」

「ははは! 嬢ちゃんは慰めが下手くそだな!」


 今日も今日とて家壊し。

 土砂崩れで住めなくなった家の中にいる人は、もう全員見つかったらしいから、リルがしているのは建物の解体作業。

 使える材料と使えない材料をより分けて、せめて次に家を建てるときの負担を減らすことくらいしかできない。

 それでも助かる人がいるらしいので、マシだと思う。


 リルはまだ、ウゥミラ村で作業をしている。最初の作業から一週間が経った。

 地滑りが起こって巻き込まれた、ウゥミラ村。その土砂の後始末と倒壊した建物の解体をしてる。

 最初の頃は、まだ誰か生き埋めになってるかもしれないから家も魔力で補修……魔工処理で硬化させたりしたけど、もう今日はその必要がなくなった。

 午前中に、最後の住人が見つかったからだ。

 アビゴという男の娘と妻が見つかったらしい。娘は半死半生の中で生きていたみたい。奥さんが倒壊した建物の下で見つけた食料と水を、全て娘に与えたからだ。

 それでも、僅かな量しかない。娘も衰弱していた。

 奥さんはどうやら倒壊した建物から娘を守るために体を張り、そのうえ食料も水も取らずにいて……亡くなったと。娘がなんとかそのことを説明したと。

 やりきれない思いは、あったよ。リルだってそれくらいは思う。


「……考えても仕方が無いのだけど」


 リルは考えるのを止めて、目の前の建物の解体に集中する。

 魔工での建物解体は実に楽だ。普通だったら大きな金槌やノコギリを使って、切ったり破壊したりで壊していくのだけど、魔工ならちょっと魔力を流して、建物土台を崩すように壊せばすぐに倒壊する。

 あとはごちゃ混ぜになったゴミにまとめて魔力を流し、魔工でそれぞれが一カ所に集まるように操作してやれば、フワフワと浮かんだ木くずや泥くずがそれぞれ分別されて集まるもんね。

 これは魔工による物体操作の一種。こんなところで活用できるとは思わなかったけど。


「ありがとよ嬢ちゃん! ……魔工は本当に便利だな」


 一緒に作業してた男たちも、感心したように唸っている。ふんすふんす、もっと褒めて。


「これでこの建物は終わり。次はあっちに行く」

「おうよ。このまとめた奴は、俺らで運んでおくからよ。あとは……なんだありゃ?」


 一人の男が村の入り口を見て言った。

 リルもそっちを見ると……何やら十数人の集団がこっちに来てるじゃないか。

 男も女も混じった集団で、手には鋤が握られてたりする。なんだろ?


「ありゃ……ガラキア村の奴らじゃないか? 先頭の奴は、確か村長の息子のパンアラだったはず」


 ガラキア村?


「それは……大きな村の名前?」

「おう。エエレ村、シュカーハ村、うちのウゥミラ村と同じように、周辺の村のまとめ役みたいなことをしてる大きな村だよ。確かあそこは土工仕事が得意な奴が多かった」


 土工仕事。


「土工仕事というと、道路造りとか?」

「それだけじゃねえよ。水路とか、堤防とかも作れるんだ。技術力があってな、普段は畑作とかしてるんだけど、領主の要請があったらそれに応える形で税を納めてる。要するに体力仕事専門だよ」

「ふーん」


 それは興味深い。リルも傭兵団の頃に陣地構築で土木もしてたから、是非とも話を聞いてみたい。刺激が得られそう。

 ガラキア村の人たちがこちらに近づくと、こっちにいる男に向かって言った。


「ガラキア村から来た救援隊を率いてるパンアラだ。知ってると思うが、村長の息子として先遣隊に加わった。そちらの救援要請を受けたもんだ」

「これは丁寧に。ウゥミラ村のもんです」

「……酷い有様だな。無事だった人は?」

「あっちの避難所にいますわ。村長も一緒に」

「そうか。さっそく作業に入りたいが、まずは村長と話がしたい。どこまで作業が進んでいるのか、これからの作業はどうするつもりなのかを確認しておきたいんだ」

「わかりやした。ガラキア村の人たちなら、百人力ですよ」

「任せてくれ。俺たちはこういう土工を得意としてるんだ。役に立ってみせる」


 これは、結構頼りになりそうだよ?

 リルから見ても、パンアラという男は若いながらもがっしりとした体?をしている。背はシュリと同じくらいだけど、服から伸びる手と足は鍛えられていて各所が盛り上がってる。

 受け答えもしっかりしてる。金髪を短くして作業しやすくしているし、顔つきも良い。

 うむ、リルの好みの顔じゃないけど。


「で……そっちのお嬢さんはどこの子だ? 見る限り魔工を使ってるみたいだが……ここらに魔工が使える娘が居たか?」


 そのパンアラはリルを見て、怪訝な顔をしている。そりゃそうか、リルはこの村の出身じゃないし。

 男は得意げな顔をして説明した。


「こっちのお嬢さんはガングレイブの部下のリルさんだ。優れた魔工使いで、家の解体や土砂の撤去を手伝ってもらってる」


 照れる照れる。もっと言って。

 しかしパンアラの顔がみるみるうちに怒りになる。これは、駄目な奴だ。

 パンアラはリルの顔をじろじろと見る。


「こいつが、あのガングレイブの? は!! こんなのが部下で一番の魔工使いなんて、たかが知れてる!」


 ……。


「おいおいパンアラさんよ。実際、俺らはリルさんの魔工で助けられてんですよ? 見ろよこの家の解体後。きちんと材料がより分けられて、また使えるものが多い。ここまで見事な技、大した奴じゃないですかね?」


 そうだ! もっと言ってやれ! 思わずリルも怒りのあまり無表情になってしまったが、リルはやれば出来る子なんだぞ!

 しかしパンアラは気にくわないような様子で唾を吐いた。止めてよ汚い。


「は! どうだか。確かに魔工は使えるようだが、救助以外にも使ってるんじゃないか?」

「……?」

「例えば、支持を得る目的で土砂を崩し、我が物顔で助けに来たりとかな」

「さすがにそれは聞き捨てならない!」


 聞き捨てならない単語を聞いた! まるでリルが、この災害を起こしたみたいじゃないか!

 リルは一歩前に出て、パンアラと対峙する。リルより背が高いが、ここで怯むようなリルじゃない!


「リルたちはシュカーハ村でこの村の惨状を聞いてから来た! それは、助けを求めに来た人から聞けばわかるはず! まるでリルたちのせいにするような物言いは止めてもらう!」

「どうだか。一時別行動でもしてたんじゃないか?」

「その証拠を出して見ろ!」

「事実! お前らがこの領地を奪ってからこの災害は起きてんだ! それが証拠だろうが!」

「それは証拠にならない! 証明にすらなってない! 酷い侮辱だ!」

「だったらなんでお前らはシュカーハ村でこの話を聞けたんだよ!? どうして城から離れてたんだ!?」

「それは村を回って、話をするため!」

「なんの話だか! わかったもんじゃねえよ!」

「だから!! リルたちは今回の事に関して救助活動以外のことは、してない! 言いがかりにもほどがある!」

「言いがかりだと? お前らがこの領地に来て、お前の魔工で地滑りを仕込んだんだろ! 自作自演で支持を得るためにやったんだろ!!」

「そんなことをしてリルたちに何の得がある!? これから治める土地を自分で荒らすバカはいない!」

「うるせぇ! 事実原因不明の地滑りが起こってんだろ?! それが何よりの証拠だろ!」

「そっちだって、リルたちが地滑りに関与した証拠を出せ! 地滑りだけを槍玉に挙げて屁理屈を言うな!」


 終わりのない話で、リルも疲れてきた。どうして助けに来てこんだけ罵倒されなければいけないのか。思わず泣いてしまいそうなくらい、怒りと悲しみと悔しさが胸いっぱいに広がる。

 そんなときだった。


「ちょっとすみません」


 助け船が来たのは。





 結局、シュリの言葉で彼らは避難所へと去って行った。

 滅茶苦茶悔しい。涙が出そう。シュリが来なかったら、売り言葉に買い言葉で彼らを魔工で叩きのめしてたかも。

 でも、それをしちゃいけない。ガングレイブの立場がさらに悪くなってしまう。

 わかってるからこそ、何もできない身が悔しくてたまらない。せめてシュリくらい口の上手さがあれば違ったんだろうな。リルはそういうの苦手だから。


「あいつら、リルたちが地滑りを起こしたんだって言いがかりを付けてきた。たくさんの人を助けてお礼も言われたのに、あいつらは一方的に言ってきた。リルたちのせいだって」

「ええ」

「違う。リルたちは違う」

「知ってます」


 そういった愚痴の全てをシュリに打ち明けて、リルは目をこすった。袖に涙がついて湿る。


「リルさんが頑張ってるのは、僕がよく知ってますから。だから、泣かないでくださいな」

「うん……」


 リルはもう一度目を拭って、涙を拭く。

 泣かないで欲しいなら、もう泣かない。これ以上シュリに愚痴を言って困らせたくないから。


「言い争ってお腹が減ったでしょう。何か作りますよ」

「うん」

「さて、あれを作るか」


 そういうとシュリは、積んだ物資の中から必要なものをチャッチャと用意して、料理を始めた。

 相変わらず、手際が良い。何をすれば良いのかを全て把握して、効率よく順序よく、そして無駄なく動いてる。

 リルもいつか、魔工でそういうことができるだろうか? これだけの玄人を前にして、リルはそう思う。

 そう考えているうちに、シュリはあっという間に皿に料理をよそい、リルに出してくれた。

 出されたのは、思い出深い料理のクリームシチュー。

 懐かしい、最初に出会ったときもシュリはクリームシチューを作ってくれた。それからは、傭兵団の定番メニューになってる。

 リルは思わず微笑ましくそれを受け取るけど……あれ、なんか違う。


「何これ?」


 確かにクリームシチューなんだけど、どこか違う。何が違うって、具が違う。

 これにはアサリが入ってる。前の時には入ってなかった。

 色もなんだか違う。別の美味しさが溶けてるような、クリームシチューとは異なる色合い。

 シュリは困った顔をして言った。


「これはクラムチャウダーと言って……まあまた今度にでも話しましょうか。まずは食べてください」

「うん」


 


「……美味しい」


 リルは思わず、安心して顔を緩めてしまった。

 温かい。温かいスープが胃に落ちて、それがとても落ち着く。


「味が優しい。いろんな食材の味を感じるけど、優しいって言葉が一番良く合う。

 胃の中に安心できる熱が運ばれて、気持ちが安らぐ」


 使う具材が違うのか、それとも調理過程が違うのか。

 どれなのかわからないけど、このクラムチャウダーってのはクリームシチューとはまたどこか、味が違う。

 リルの舌ではその違いはわからないけど。


「野菜も美味しい。丁寧に作られてるし、食べやすい形で切られてて、口に入れると柔らかく砕ける。スープは牛乳、かな。この感じ」


 どこか違う味付けを感じても、それは変わらず美味しかった。

 クリームシチューの時と同じ、どの具材も柔らかくなるように調理されてて、食べる人のことを考えた大きさに切られてるから、とても食べやすい。

 口の中で崩れる具材からは、スープと具材の旨味が混じって、咀嚼する度に味が広がる。


「ごちそうさま。……ちょっと落ち着いたよ」

「それはどうも」


 空になった皿を見つめて、リルは少し考えてみる。彼らの言葉を。

 もちろん言いがかりの屁理屈なのは同じなのだけど、それを言わせてしまった要因を、改めて思い出してみた。

 ガングレイブの領主就任は、間違いなく反対者の方が圧倒的に多い。現状、リルは少なくとも村を回ってそういう感想を抱くに足る、いろいろな人の言動を見た。

 エクレスとギングスは、それだけ領民から慕われていたってことだと思う。ギングスはまあともかくとして、エクレスは確実に慕われてる。生きてて楽しく過ごせてるとわかったときの人々の反応は、好意的なものが全てだったから。

 じゃあ、ガングレイブじゃ駄目なのか? 当たり前だけど、言いたくないけど、駄目だと思う。領主の一族じゃないし、元々は傭兵団の団長。能力がありますからってすんなりと人々に受け入れられるわけがない。

 エクレスの方が、よっぽど領民のための政治をしてきたという実績があるんだから。

 誰とも知らぬ人間が自分たちの領主になっても、難しい話。

 リルは思う。ここまでみんなと一緒にいて、どうすればいいのかを。

 まず、大々的にガングレイブとエクレスたちの和解をみんなに示した方が良いと思う。村を見て思ったけど、みんな誤解がある。いや、結局ガングレイブが領主に就いてる時点で説明はややこしいことになってるのはわかるけど。

 それを示すのは、城下町だけでやっちゃいけない。村を回って、説明できる場所全てに訪れるのがいいと思う。

 就任の挨拶、そして各地へ訪れて災害の慰問とかすれば……なんとかなるのかな。


 そんなことを考えてたリルだけど、唐突にシュリが鍋を持ってどこかへ行こうとしたことで、思考の海から強制的に連れ戻された。


「待って。どこに行くつもり?」

「あの人たちにも振る舞うんですよ」

「え?!」


 リルは思わず驚いてしまった。シュリは何を言ってるんだろうか?!


「でも、あいつらは」

「わかってますよ。でもね」


 シュリは苦笑した。


「お腹が減ったら、明日から困るでしょ?」


 それを聞いて、リルは黙った。

 シュリの考えについて行けず……そして思い出して笑えてしまったの。

 そうだ、それがシュリだ。


「そうだった。シュリはそういう人だった」


 誰だって、お腹を空かせた相手に料理を振る舞う。

 とびっきりのお人好し。

 そして、料理を通じて人の心を動かしてしまう。

 驚く方がバカらしかったよ。


「それがどういうのか知りませんが、リルさんを泣かしたことは許してませんからね。

 だから、明日はその分、しっかりと働いてもらわないと」

「それは心強い」


 リルはシュリの隣に立って、一緒に避難所へと向かった。

 さて、シュリはどうするのかな?





 避難所に入ってみると、そこにはあのパンアラがエクレスの前で正座をしている姿だった。他の人たちは遠巻きに見てるけど……実際はエクレスの怒りに巻き込まれないようにしているだけだと思う。

 そう、エクレスはかなり怒ってた。端から見てもわかるほどに。


「わかったかい? シュリもリルも、今回の災害には関わってない。それどころかクウガは、この村の騒ぎに乗じて襲いかかってきそうな野獣や夜盗を、一日中山の中を駆け回って退治してくれてるんだ。感謝こそすれ、君のような怒りをぶつける相手じゃないよ!」

「はい……」

「ボクが無事なのもわかっただろ? そしてガングレイブに怒りを持ってないこともわかっただろ? じゃあリルに謝ってくるんだ」

「し、しかし」

「しかしも何もない! 現状、この村の復興には彼らの力がいるんだ! リルの持つ技術や魔工でガングレイブたち中央と連絡を取りながら物資と人員の派遣! クウガの武力で警護! シュリの料理で炊き出し! どれ一つとっても、欠かせないものだ! 少なくとも、中央から手が来るまではね!」

「わ、わかりました……」


 エクレスの剣幕ですっかりしぼんでしまったような背中で、パンアラは立ち上がってこっちを見た。

 パンアラは驚いた顔をして、次に悔しそうな顔をして、そして反省したような顔になった。面白い百面相。

 パンアラはリルの前に立つと、頭を下げた。


「すまなかった……へりくつこねて、酷い言葉を吐いてしまった」

「全くだ!」

「はいリルさんそれ以上言わないように!」


 リルは恨み言を続けようとしたけど、シュリによって口を手で塞がれて、それ以上続けることができなかった。何をする! 言いたいことは山ほどある!


「リルさんは『全くだけど、リルはもう気にしてないからこれで終わりにしよう』と言おうとしたのです」

「は? それなら何故口を塞いで」

「そう、言おうと、しました。いいですね?」

「お、おう」

「リルさんも、いいですね」

「うきゅぅ」


 結局、シュリの勢いに押されてしまい、リルはパンアラを許さざるを得なかった。

 くそ、もうちょっと恨み節を続けようとしたのに!


「じゃあ、ええとパンアラさん」

「な、なんだ?」

「ここまで来るのにお腹が空いたでしょう? 明日から働いてもらうわけですし、これをどうぞ」


 パンアラは怯えた顔をしてたけど、出された鍋の中身と匂いに表情が緩んでく。

 さては、お腹が減ってたな?


「それは……俺たちのために?」

「ええ」

「だが、俺は……」

「反省したなら誰よりも食べて、明日は誰よりも働いてください。リルさんもそれを望んでます」


 望んでません。パンアラの顔を殴りたいと願ってます。

 とはさすがにこの空気では言えず、リルは黙っていた。さすがにリルだって空気を読む。

 するとパンアラはなにやら感極まった様子で、涙を流してる。どうして。


「すまねえ……俺はあんたを誤解してたようだ」

「それじゃあ」

「ああ、この借りは明日、働いて返すさ!」

「ではどうぞ。皆さんも、食べられれば是非」


 そういってシュリはみんなに料理を振る舞い始めた。

 それを見て、リルは思わず笑ってしまう。





 シュリがいれば、案外いろんなこともどうにかなる。

 リルはそう思ってた。


 その油断を、殴りつけてやりたいと思ってしまう。

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[一言] そろそろ敵国の手の者が?(-_-;)
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