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傭兵団の料理番  作者: 川井 昂
一章・僕と領主
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八、魅惑のチーズケーキ・後編

 私は甘党だ。

 というのも、幼い頃より父が遠征から帰ってきたときは必ず、名店の菓子を持って帰ってくれたからだ。

 父が無事に帰ってきたこと、それが嬉しかった。

 その証である菓子は必ず最後の一つまで、兄とともに食べ尽くしたものだ。

 時が経ち、父が無事に五体満足で騎士団団長の職を引退し、私に団長の座を任せた。

 兄は騎士団団長になろうとせず、近衛隊に入り近衛隊隊長となっていた。

 私たち兄弟の仲は良好だった。少なくとも、あの時までは、

 あの時、私は兄とともに長の仕事を労おうと菓子を持参して酒を飲んでいたとき。

 私は兄と口論になったのだ。


 私の選んだ菓子と、兄の選んだ菓子、どちらが旨いかで。


 無論下らない争いであることは自覚している。だが、譲れないものがあったのだ。

 私が選んだのは父が買ってくれた菓子なのだから。

 兄は自分で見つけた菓子店の菓子が旨いというのだ。

 思い出を否定された気がして、許せなかった。

 結局、その後私たち兄弟が仲良く食卓を囲むことはなくなった。

 お互い結婚し、子供が出来て、団長職と隊長職が板に付いてきたほどの、長い年月が経っても仲の修復が出来なかった。

 そんな私たちの不仲は部下にまで伝わり。

 いつの間にか、騎士団と近衛隊の仲は険悪となってしまった。


 私はオリトル騎士団団長、ブリッツ・リィンバルだ。

 オリトル騎士団は、平時では街の治安や野盗の取締に犯罪の取締を、有事では前線で戦う兵士となって国を守る。

 誉れ高き役職である。

 首都だけでも四つの団があり、私は地方、首都含めて全ての団の団長ということになる。

 といっても、私はデスクワークはあまり得意ではなく。

 時節、部下に混じって訓練に参加するほどだ。

 その度に側近に叱られてしまうが、部下からは好評だ。

 なんでも、自分たちと訓練してくれる上官というのは、珍しいとのことだ。

 私は好きで訓練に参加しているのだがな。


 相対して、オリトル近衛隊。

 近衛隊は城勤めが主な役職だ。城の警備として配備されている。

 しかし、彼らは少数精鋭で事に当たり、重臣は元より王族の方々まで全員を守らなければならない。

 そのため彼らの実力は、一人一人が一騎当千の猛者であり。

 王族を守るという重圧を誇りとし。

 日夜、城に侵入する不審者やならず者、他国の間諜、暗殺者を相手に戦っている。

 その近衛隊で隊長をしているのが、私の兄、ヒリュー・リィンバルだ。


 私と兄は魔法と剣術を組み合わせた、リィンバル流魔剣術を会得している。

 魔法を炎や風といった攻撃手段に用いず、物質硬化で剣を強化。

 さらに秘伝の身体強化を施し。

 魔法障壁で相手の魔法を無効化レジストする。

 完全近接戦闘を主軸に魔法を使い、剣術で圧倒するのが我がリィンバル流の真髄だ。

 私と兄の実力は拮抗している。

 そのことも、騎士団と近衛隊の不仲に拍車を掛けてしまった。


「団長! また近衛隊のやつらが俺たちを馬鹿にするんです!」

「俺らは泥まみれの下働きだって!」

「あいつら綺麗な城での勤めで、市井のことなんか何にも知らない奴らのくせに!」


 こんな愚痴など日常茶飯事だ。

 騎士団は基本的に門戸を広くしている。庶民から貴族まで幅広く募集している。

 しかし近衛隊は、隊の誰かの推薦と厳しい試験をパスしたものしか通れないほど門が狭い。

 自然と貴族の中でも位の高いものしかなれず、教養も良い人が集まる傾向がある。

 それは仕方のないことで、城勤めとなるとそれなりの教養と品格が求められる。

 なんせ大物貴族を守らなければならない。城における暗黙のルールやマナーを知らないものを起用して失礼があっては、大問題だ。

 実際、採用されたものの中にはそれらのマナーを理解できずに辞めたものもいる。はっきりいって、相当タフな人間でなければ務まらない。

 無論、こちら騎士団もタフな人間でなければ務まらない部分もある。日常茶飯事、民の小競り合いや問題に悪戦苦闘し、不法組織の取締で殉職者を出すこともある。

 こんなどんぐりの背比べ、なんの意味もない。


 しかし、周りはそうは思わず。

 いつの間にか、騎士団と近衛隊の御覧試合が催されることとなった。

 俺は将軍の部屋に突撃し、直談判をすることにした。


「将軍、これはどういうことですか! なぜ騎士団と近衛隊でこのような!」

「これは重臣の方々や王様の意向だ。俺たちがどうこういう資格はない」

「これでどちらかが勝ってしまえば、関係の修復はさらに難しいことになるかもしれないんですよ!」

「口を慎めリィンバル団長。王様の命令に異を唱えるのか」


 それはできないのはわかる。

 悔しさで握り締めた手から血が出そうだ。なぜ、王様はこのようなことを計画なされたのかわからない。


「気持ちはわかるぞリィンバル団長。実は、リィンバル隊長……ああ、ヒリュー殿も同じようなことを直談判しに来た」

「え?」


 兄が?


「関係の悪化と試合の無意味を淡々と語った。怒りなど湧いてこないほど論理的な話し方だな、あの御仁は」

「兄は……昔から静かに語る人ですから」

「だが、ある情報を伝えたら引いたぞ」


 ある……情報?


「この御覧試合にガングレイブ傭兵団を来賓として招き、クウガ殿を出場させることが決定した」


 ガングレイブ傭兵団?!

 恐るべき戦闘能力を有した伝説の傭兵団。

 彼らの活躍で、敗戦間違いなしと言われたニュービストを勝利させたことで有名だ。

 そしてクウガ。

 独自に練り上げた剣術、空我流を操る現代の鬼神。たった一人で百人の敵を斬り伏せたと言われる、剣神。

 魔法を一切使わず振るわれたその剣は、時に美しく、時に荒々しい筋をするという。

 そうか、クウガ殿が。


「ふむ、やはり兄弟だな。

 強い敵と戦える喜びで、顔が綻んでおる」


 なに?

 触ってみれば確かに頬の筋肉が緩んでいる。


「強い敵と戦う。それがリィンバル家に与えられた使命だ。

 それでも辞退するかね?」

「いえ、やらせてもらいます」


 私は将軍の執務室を出ると、すぐに訓練場に戻る。

 政務のための服を全部脱ぎ捨て訓練服に着替えた私は、部下を相手にひたすら稽古に励むことにした。


 そして当日。

 私は愛用の剣と鎧を身に纏い、控え室にいた。

 騎士団と近衛隊の控え室は別に用意されており、そこら辺りに気遣いを感じた。

 今のところ試合は五分五分だろう。

 騎士団の部下も相手の実力を認めている。

 いい傾向だ。向こうもそう思ってくれていればいいのだがな。


「団長、もうすぐですね」

「ああ、私と兄の試合の結果で、クウガ殿に挑むのがどちらかが決まる」

「勝ってくださいね!」

「無論。心配はいらん」

「ああ、そうそう。団長って甘いもん好きですよね?」


 なんだいきなり?


「実は向こうの料理番が、重臣や王様。それだけじゃなくて出場者全員に菓子を振舞ってるそうなんですよ。

 これ、隊長の分」


 そう言って出されたのは、ケーキによく似たものだ。

 しかし質感が遥かに違う。

 三角形で薄黄色と茶色を組み合わせたような菓子。

 これはなんだ?


「なんでもチーズを使った菓子らしいですよ」

「チーズ? これがか」


 チーズといえば酒の肴だ。

 ワインと一緒に飲むと、えも言えぬ味が口に広がる。


「毒の類は入っておらぬようだし、頂こう」

「はい。これすごく旨かったです」


 ほう、それは楽しみだ。

 もらった皿を片手に持って、匙で土台ごと切って口に運んだ。


 止まった。


 なんだこれは? これが本当にケーキか!?

 口に広がるのは、確かにチーズの風味。だが、何かわからないものもある。

 それが甘さの秘密だとはわかるが、なんなのかまではわからない。

 そして驚くのは。

 これに、砂糖はそんなに使われていないことだ。

 有名な菓子店では当たり前に使われている、砂糖。高級調味料であり、これがたくさん使われることこそ、菓子の醍醐味だと信じていた。

 しかしこれはどうだ。チーズ本来の甘さを砂糖で整えたかのような調和。

 ねっとりとしたコクが口に広がりつつも、しつこくない。

 口の中ですっと溶けてなくなり、後味も素晴しい。

 おそらくこれは、土台に秘密があるのだろう。

 クッキーが混ざっている。

 だが、このクッキー。ただのそれとは違う。

 味や感覚は似ているが、全くの別物。私の知っているクッキーに比べれば雲泥の差でこちらが勝つ。

 これが上を食べたあとのしつこさを、綺麗に落としてくれているのだろう。

 素晴らしい菓子だ。私が食べたあの菓子よりも。


 そこで、私は気づいてしまった。


 あの時、兄は自分の持ってきた菓子が旨いと言っていた。

 私は思い出を汚された気がして怒ったが違う。

 兄は、兄の目や舌で確かめた菓子を持ってきていた。

 それは父から離れ、一人の人間として稼ぎ、自分の手で選んだものだ。

 独り立ちの証拠として持ってきていたのだ。

 私はなんと馬鹿なのだ。

 思い出を縋って情けないのは私ではないか。


「あ、団長、どこへ!?」


 いてもたってもいられず、菓子を全て口に入れて走り出していた。

 謝らねばならぬ。

 兄が、兄らしく独り立ちして生きる決意をした菓子を愚弄したことを。

 兄の覚悟を知ろうともせず、ただ童子わらしのように喚いた己の非を。

 近衛隊の控え室に飛び込むと、兄は一人だけで菓子を食べていた。

 私の入室にも驚かず、静かに皿を机の上に置く。


「ブリッツか。我もお前に会わねばと思っていた」

「兄よ、私はっ」

「あの時、お前が持ってきてたのは、我らにとって思い出の菓子であったな」


 兄は静かに話していた。


「我は、お前との口論の後に思い出したのだ。あれは、父上がいつもお土産に買ってきてくれた菓子だと。

 だが、あれだけ喚いたあとに非を認め謝罪するのは情けないことだと、いらぬ矜持を持ち出してしまった。

 結局、仲直りできぬまま。互いに妻を娶り子までできてしまった。永遠に関係の修復はできないと諦めていた。

 そこにこの菓子よ」

「兄よ……」

「我が旨いと思っていた菓子など、結局砂糖を使っただけの塊に過ぎなかった。

 だが、お前が持ってきた菓子は旨い以上のものがあった。

 思い出だ。暖かな思い出が、あの菓子の味を引き上げていた。

 まったく、子供の頃からの味覚など、変わらぬものだ」

「違う。私は、兄の覚悟を見ることが出来なかった。

 思い出に縋らず、己の足で立って歩く兄の姿に気づくことができなかった。

 悪かったのは私だ。だから」


 頭を下げて、


「すまなかった!」


 私はようやく謝ることが出来た。


「それならば、我も謝らねばな。

 すまない。ブリッツ」


 涙が出そうだった。

 兄が頭を下げて自分に謝罪したことではなく。

 私の名前を、十数年ぶりに呼んでくれたことが。

 ただただ、うれしかった。


「ブリッツよ。我はお前との試合を辞退しようと思う」

「な、なぜだ兄者」

「聞け。もう我らが争う理由がない。この試合も、互いの不満をぶつけあって解消するための催しだ。

 ならば、我ら兄弟が仲直りした今。我らが戦うこともあるまい」


 そうだ。その通りだ。

 この試合そのもの、私たちの関係を修復させるのが大前提。

 ならば、もう関係が修復されたなら関係ない。


「それよりもブリッツよ。この菓子は本当に美味だな」

「いきなりなんだ?」

「この菓子を作った料理番とやら。欲しいと思わんか」


 ニヤ、と笑った兄を見て、その意図に気づいた。


「なるほど。私たちが力を合わせれば」

「クウガ殿にも勝てよう。その時、料理番を引き抜けば良い」




 試合の審判に進言し、私たちは共闘してクウガ殿と戦うこととなった。

 舞台の上に二人で並んで立つと、本当にあの頃を思い出す。

 楽しかった、子供の頃を。

 そう思っているうちに、クウガ殿が私たちの前に現れた。

 線の細い御仁だ。確かに美青年ではあるが、とても百人斬りを達成するような人には見えない。

 だが、油断はできない。

 御仁から発せられる気迫。圧倒的ではないか。


「失礼、クウガ殿。私は騎士団団長ブリッツ・リィンバルだ」

「我は近衛隊隊長ヒリュー・リィンバルと申す」

「ワイはクウガ。名乗るほどのもんやないけどな」

「いえ、以前の戦の折、あなたの戦いは見させてもらった」

「まさしく鬼神にふさわしき武人よ」


 そう、疑いつつも私は見ていた。

 あの戦いで、戦場のど真ん中を陣取り、淡々と敵を切り伏せるクウガ殿の圧倒的な強さを。


「一人では、あなたのような鬼神に対抗できぬと思い、私は兄とともに出場することに相成った」

「許されよ、クウガ殿。我らにも矜持がある。例え二人がかりで卑怯と言われても、負けられぬことがあるのだ」


 騎士団団長と近衛隊隊長。

 この二人が共闘するからには、必ずこの戦いには勝たねばならない。


「そして、ひとつ約束いただきたい」

「なんやこの状況で頼み事かい」

「図々しいのは承知の上。控え室でもらった不思議な菓子。あれはそちらの料理番が作ったものと聞いておる」

「我らが勝ったら、かの料理人をこちらに引き取りたい」

「あの菓子は素晴らしかった。我らの不仲を直すほど」

「しかれば、その料理人を迎え、是非我らの国で料理を作ってもらいたい」


 その瞬間、クウガ殿の覇気が膨れ上がった。

 鬼気迫るとはこのことだ。凄まじいまでのプレッシャーを感じる。

 これが百人斬りの男の迫力!


「ええやろ。ただし」


 クウガ殿は剣を上段に構え、


「勝てるもんならな」


 宣告してきた。

「……兄者」

「うむ、凄まじき気迫よ。むしろ鬼迫か」


 私も兄も構える。

 リィンバル流魔剣術、鬼人招来。

 身体能力と剣を強化する、リィンバル流の基本技。

 私の方が先に地を蹴った。

 後ろ足から地面の感覚が消え、クウガ殿の喉めがけて突きを放つ。

 リィンバル流絶風突。

 力の全てを突きの一点に集約し放つ、リィンバル流の中でも最速の攻め。

 躱せるものなら躱してみよ!


「しゃらくさい!!!」


 その一言。

 クウガ殿の言葉。

 瞬間、上段に構えていたはずの剣は腕ごと消え、


 バキン!!


 神速とも言える速度で振るわれた剣は、私の剣を真っ二つに叩き切った。


「ば、ばかな」


 私の最速の突き以上の速さで、クウガ殿は切り下ろしをした。

 それだけだ。だが、尋常ではない。

 視界にすら映らず消え、いつの間にか手応えもなく、魔法で強化した剣を両断する。

 あ、ありえない!

 そんな私の横から兄が攻める。

 リィンバル流薙流(なぎながれ)

 横薙ぎの剣でありながら、その実、瞬間で上下のいずれかで軌道を変え、強襲する技。

 すでに技は放たれ、クウガ殿に命中するはずだった。

 しかし、私は見た。

 クウガ殿の足首から発生した力の流れが、これ以上ないくらい澱みなく剣に伝わるのを。

 その結果。切り上げの斬撃すらも神速の速さを持って、兄の剣を両断した。


「そ、そんな」


 武器を失ってしまった私たちの隙を、

 クウガ殿は瞬時に見極め、短刀を抜いて二刀で私たちの喉に突きつけた。


「まだ、やるか?」


 これ以上できるわけがない。

 武器を失い、生殺与奪は向こうにある。

 降参以外にない。


「ワイの勝ちや。料理人のことは諦めえ」


 最後にクウガ殿は私たちに釘を刺し、

 壇上から降りていった。





 結局、私たちの負けで終わった。

 後に将軍より叱責を受けたが、将軍は私たちの様子を見て安心したそうだ。

 関係修復が出来てよかったなと。

 後日、騎士団と近衛隊の合同で演習のあと、宴を開いた。

 試合のことでいろいろあったものの、私と兄の仲を見て、段々と関係が緩和してきている。

 やはり上官の態度は部下に悪影響を与えることもあるのだと学ばされた。

 それから、私たちは家族同士でも親交を深めることにした。

 妻と子を会わせ、談笑する機会も増えた。


「知っているか、ブリッツ。我らの思惑とは別に、重臣たちが料理番を引き抜く工作をしていたそうだ」

「なに? 本当か」

「ああ、だが我らの試合を見て、その気が失せたらしい。あまりにも規格外すぎる傭兵団を相手に裏工作など、どんな報復が待っているかわからないからな」


 それもそうか、と私は納得した。

 クウガ殿の強さは異質だ。それこそ人間を超えている。


 私たちは早朝、稽古をすることにした。

 もうあんな負け方はせぬように、だ。

 無論、菓子も忘れない。

 ただ、チーズケーキが食えないのが残念だがな。





 オリトル御覧試合は、後に歴史に残る出来事となる。 

 それは空我流剛剣術奥義が開眼した場所としてだ。

 奥義・天絶あまねだち

 剛剣術らしい奥義で、自らの身体能力と身体操作を最大限発揮し、剣を振るうだけだ。

 しかし、空我流の習得に必要なそれらを最大限発揮した場合どうなるか。

 結果として、剣も鎧もまとめて斬る剛剣となる。

 クウガ・ヤナギはこの試合でその着眼を得ると、修行の末に会得したとされる。

 開祖の天絶あまねだちは、それこそ戦場で振るうと、空の雲すら両断する剣だったと言われている。

 その相手となったリィンバル流魔剣術は、後に門戸を閉ざし、ゆっくりと歴史を閉じることになる。 

 しかし、その魔剣術は空我流に組み込まれていき、その命脈を保つこととなる。


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