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第一章 0話

魔法について


現在、人族が確認している魔法は

属性魔法(水、火、土、風)、回復魔法、精神魔法、召喚魔法のみである。

水魔法>火魔法>>>その他属性魔法(土、風)=回復魔法>>>~>>精神魔法>>召喚魔法

の順で魔法は獲得しやすい。(魔法は先天的なものであり、生まれた時に獲得する魔法は決まるとされているが実際には3歳頃から使えるようになる)


魔法が使えない子供が生まれる確率は大体二千人に一人程度であり、基本的にほぼすべての人が魔法を使える。また、魔法が使えない子供は大きくなるにつれ肉体的優位が見られるようになることがほとんどである。


ーー


メルアード・クライシス。(ヘレニズム暦744年~755年)

メルアードは”愛情”、クライシスは”川の近く”の意。

回復魔法を使え、6歳の頃から町の中心部にあるタル教会で働いている。

性格は、困っている人がいたら居ても立っても居られなくなり危険を顧みずに助けるお人よし。

へレスが生まれてからは、いつも遊んであげていた。

●11歳で死亡。死因は多量出血で胸に刺し傷があり、川岸に引っ掛かっていたのを発見された。



↓ ●メルアード死亡エピ(読まなくても良いです)

~~~~~~~~


吹雪が止み、久しぶりに外に出て家の周りを歩いているとなにやら人が騒いでいた。

声のする方に向かうと近くを流れている川の周辺に人が集まっている。

気になって近づくが大人たちが前にいるために、なかなか奥を見れない。


「へレス君、君は見ちゃだめだ!」

「え、どうして?」

「それは…」


見ちゃダメと言われると余計見たくなってしまった。

目の前にいる魚屋のおっちゃんを躱し、人混みを掻き分け僕は見てしまう。見てしまった。


顔はぐしゃぐしゃで、胸にほんのりと赤い染みがある女の子。


初め意味がよく分からなかったが途端に背中がぞっとする感覚を得てようやく目の前のモノを理解できた。あまりの衝撃に僕はその場でしゃがみ込み、しばらく吐き続けた。

~~~~~~~~

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