潜入!シライオス国家の街!
眠い中書いたんで少し文が変かも、、、
あと投稿遅くなってごめん(*´ω`*)
まあ、めっちゃ高そうなローブであれ何であれ、何の装備も着てないよりかはマシだろう。そう思って着たのだが、、、
似合わね〜いや、イリスは
「かっこいいよ!おにーちゃん!」
と褒めてくれるのだが正直似合ってない。
今の状況だとレザー装備の上に明らかに高そうな黒のローブを纏い、腰に存在感がやばいどう考えても呪われてそうな見た目の魔剣を腰に刺している感じだ。
これで見た目がイケメンとかなら似合うのだろうがこちらはただの学生。
服に着られているような気しかしない。まぁ、性能は良いから結局着るのだが、、、
ちなみにイリスにあった装備は無かったので無理やり冒険者たちの装備を壊してかろうじて装備?なものを作って着せておいた。まあボロい布よりは絶対マシだろう。
さてと、この後する事と言ったら、、、
街探さないとヤバくね?このままでは野宿⁉︎野宿になってしまうのか⁉︎
ただの学生にそんな高度なサバイバルテクニックはないのだ。魔法でどうにかする事も考えたがもちろんそんな事出来るわけない。MPが圧倒的に足りないのだ。ローブが魔力をガンガン吸い取ってる。外そうとしたが外れなかった。こいつも呪われてやがったのか!
あの魔術士はMP吸収のスキルがあったから大丈夫だったようだが、俺にはない。
結果として魔法を使うことは無理に等しい。
スタンピート起こしたせいで魔物が通って行ったあっちには街があっても壊滅してるだろう。
とすると残りは、、、あの奴隷商たちがきた道を行くしかない、か、、
幸い馬車は壊れていない。馬は、、、怯えて進もうとしないな。仕方ない。俺はパラトくん2号と3号を作り出し、寄生させて操ることにした。気絶したイリスとパラトくんを乗せて、馬車は進んでいく。
ヒヒーィンンン
馬の鳴き声で目が覚めるいつのまにか眠っていたようだ。
起きて、馬車の外を見ると、、、
うん、、、街着いてるじゃん、、、
目の前には巨大な壁に囲まれた街があるのであった。
壁には巨大な門がついており、そこで検問を兵士たちが行っていた。
しばらく待つこと数時間。
「ようやくかぁ、、、」
「ん?何か言ったか?」
「あ、いえ何でもないです。」
兵士が質問してくる。
「えーと、貴方たちはどのような目的でこの都市へ?」
「ええ、いろんなことがありましてねぇ、ここで暮らしていけないかと思いまして」
「なるほど、今の時代みんなそんなもんですしね。おいお前たち!彼らから危険物は見つかったか?」
俺とイリスの体を魔法で調べた魔術士が返事を返す。
「いえ、特に危険そうなものは無いようです!」
「そうか、では行っていいぞ!次の相手も待っているしな。ようこそ我らがシライオス国家でも一位二位を争う大貿易都市『カーニバル』へ!」
危険物だらけだが、そう思いながらもバレないうちに急いで入る。
馬車から降りつつ、思わず一言漏らしてしまう。
「カーニバルつってもお祭り騒すぎじゃ無いかねぇ」
まさに祭り。そう言っても過言では無いほどの周囲の熱気に少しはしゃぎつつも楽しむことにした。
だってあの奴隷商たちが持ってた金だしね!
人の金で食う飯がうめぇぜぇぇぇ!!!