盗賊の次は奴隷商
今日は時間あったから頑張って書いたよ!
もうすぐテストあるから投稿できない日があるかもしれないけど我慢してね!
そいじゃ!おやすみぃ、、、
〜???〜
ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ、ハァァァ、、、
「やっと逃げ切ったぜ、、、」
俺はあの若い兵を逃すために囮に、、なったりせずに脱兎で逃げて周りの魔物を集め、それを犠牲にし普通に逃げて来たのだった。
それにしても強くし過ぎたかなぁ。まぁもう遅いんだよなぁ。あいつの固有魔法、、死霊魔法とかやばいもんだったし。
そう、あいつが手に入れた人間モドキ独自の魔法は死霊魔法。死者を操ったりゾンビ生み出したりするやつだ。
『[死霊魔法]
死者を操り意のままに動かすことが出来る。
また、死体も元に魔物の作成と強化が可能。』
弟を思う気持ちで出来たのか、ただの偶然かはわからない。ただ、あいつが一番に復活させていたのは弟だったとだけ言っておこう。
さて、森を抜けて、しばらく走っていたが、、、
「ここ何処ォォォォォ???」
絶賛迷子中だった。
〜街道〜
ガラガラガラガッ ヒヒーンン
走っていた馬車が止まる。
「目的地に着いたのかな?」
馬車の中は大きな幕で隠されており、その中で複数の奴隷達が震えていた。
そう、この馬車は奴隷商のものである。
「いやだよぉ!どれいでうられたらいっぱいひどいことされるってきいたもん!やだよぉ!」
その中には泣きじゃくる幼い娘がいた。おそらく姉と思われる者が慰めている。
「大丈夫。大丈夫だから。お姉ちゃんが守ってあげるから。だから落ち着いて」
ぐすっ、うぅぅ、、、啜り泣く音が狭い馬車の中に響く。
外からは奴隷商と護衛の冒険者らしき者が争う音が聞こえる。
「おい!何をやっておる!こいつらが騎士に見つかればわしらの首が飛ぶぞ!早く直せ!」
どうやら馬車が壊れたらしい。
「んなこと言われたってよぉ。俺たちゃ冒険者だぜぇ?そんなことは専門外だって話だ。それともなんだ?ここで死ぬかぁ?お前が非合法なことをしてるのは知ってるんだ。お前さんに騙されて魔術契約書にサインしてなきゃ今すぐ殺ったっていいんだぜ?」
「ぐぬぬぬぬ、、、クソがぁ!わかった。金を追加で払う。頼むやってくれ。」
ハッw 冒険者達のバカにする笑い声が聞こえる。
「あーおもしれぇ、こいつプライドとかないのかよwわかったわかった直してやるよ。おい!魔術士呼べ!」
『「へい!アニキ!」』
少しすると別の若い声が聞こえる。
「な、なんでしょうか?私が何かしました?」
「あー違う違う別に怒ろうってわけじゃねぇ。ただこの車輪を直してくれりゃあいいんだよ」
「ああ、なるほど「汝よ元の場所に戻れ、全てを無かったことに、さあ復活せよ」<時魔法 第三魔導陣[時戻し]>
魔術士が何かを唱えると、ガチャガチャと音が聞こえ、
『「おおーすげぇ、ほんとに戻りやがった!」』
「あははは、、、そこまで凄いものでもないですよ。さあ、早く行きましょう」
「ぐぬぬ、結局貴様らは何もしておらんでは、、、あっいや何でもない。急ぐとしよう。」
どうやら壊れて止まっていた馬車を魔術士が直したらしい。余計なことをしてくれる。
一瞬もった希望がなくなった瞬間だったその時。
「ここ何処ォォォォォ???」
そんな叫び声が聞こえたのだ。
「あぁ?こんなとこに人が居やがったのか?」
「ちっめんでえなぁ、おい、魔術士着いてこい!始末しにいくぞ!」
「ぐっ、貴様ら頼んだぞ!こんな時のために用意したんだからな!」
声を上げたその人物に逃げてと言いたいけどそんなことを言ったら殺されるのはこちらだろう。
心の中で謝りながら、妹を慰めている。
ギャァァァ バシュン ギンッガキィィン
激しい戦闘が続いているようだ。どうやら相手は複数人だったらしい。異様に戦いが長い。
まあ、こんな危険な場所にいるにはそれ相応の人数と強さが必要なのだろうが。
「お前はこの大魔術士である僕を怒らせましたよォォォォォ!!!くらえ!詠唱破棄
<次元魔法 第七魔導陣[『「空間湾曲斬」』]>
グニュウウウウウン ザシュ そんな気味が悪い音が聞こえた後、周りが静かになる。
「あーっハッハッハこの魔法を受けて、生き残った奴は、、**まで、、一人も、、、****、、、、、」
いや、静かになりすぎだ。あの魔術士の声も聞こえなくなる。やがて視界は黒く染まり、意識が薄れ、、、、
「ここ何処ォォォォォ???」
そんな叫び声が聞こえたのだ。
「あぁ?こんなとこに人が居やがったのか?」
「ちっめんでえなぁ、おい、魔術士着いてこい!始末しにいくぞ!」
「ぐっ、貴様ら頼んだぞ!こんな時のために用意したんだからな!」
、、、、「え?」