新神聖連盟と聖戦の勃発
眠いィィィ、、、
ので少なめ、許してぇぇ、、、
〜???〜
豪華絢爛な装備を纏った人間、カルマ教祖は神聖ロード帝国への宣戦布告を宣言した。
それに他の大国も賛成したため『神聖ロード帝国』と『魔導探究国家 マジカルーン』『武装戦闘国家 バトルティア』『精霊信仰国家 フェアリーラフォーレ』『鍛治職人国家 ゴルガレン』『神聖宗教国家 シライオス』の新神聖連盟の戦争もとい『聖戦』が始まったのだった。
『「この聖戦「僕が「俺が「私が「わしが「我が絶対に勝つ!!!」』
それぞれの国の王は自身の野望を隠しながら、謀略を巡らせるのであった。
〜神聖ロード帝国 首都[アリウム]跡地〜
かつての首都の後に、その男は立っていた。
「あ、あぁ、どうして、どうしてだ⁉︎我らが何をしたと言うのだ⁉︎」
男は哀哭しながらその手は騎士のような格好をした女の死体を抱き抱えている。
「答えろ!クソッタレ神ガァァァ!!!アイリスが、なぜこいつが犠牲になってまで奴を殺さなければならなかった!あの魔法を使わなくとも神ならば殺せただろうがァァァ!!」
女の死体、アイリスと呼ばれていたモノを大事そうに抱き抱えながら、男は静かに立つ。
男の服はボロボロで、胸の辺りが切れている。体もボロボロで血は絶えず体から溢れている。
このままこの男は出血多量で死んでいくのだろう。このままであれば。
[ヘェ、、、ソノオンナ、タスケタィ?]
「あぁ、助かるのならな、だがもう死んでしまった。」
[フムゥ、、、ナァ?フクシュウ、シタイカァ?]
「当たり前だろう⁉︎今ならたとえ悪魔だろうがなんだろうが使ってやる!」
[アハハハ!アハハハ!ワカッタ、ワカッタヨゥ!トクベツダァ。サァ?イッテオイデ!]
男の影からゴポゴポと音を立てながら黒い、いや混沌で唾棄すべき、名状しがたいものが溢れ出る。
それはどんどん広がり、男と女の死体、そして首都の残骸を全て飲み込むと、姿を消した。
とうとう始まった聖戦は五つの大国が入っている新神聖連盟の圧倒的勝利から始まった。
魔族と戦っていた軍も傷だらけで、ボロボロになりながら帰って来たのをお出迎えしたのは無傷の敵兵達。
ほぼ全てが討ち取られ、残りも残党として盗賊の如く狩られるのだった。
残党狩りの軍、そこにはあの若い兵の姿もあったという。