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終末異世界は聖戦中。  作者: とあるフリーBGMに影響を受けた誰かさん
蘇った勇者達と聖戦の始まり
30/49

老聖騎士との戦い


〜魔の森〜


『ライツ・グランツ』そう名乗る年寄りが現れたのは盗賊を倒し、順調に道を進んでいた時だった。

まあ長いのでライツと呼ぼう。

ライツはまさに聖騎士と言ったような煌びやかで光輝いている鎧を、着ていたのだろう。

奴が着ている防具はそんな昔の名残りを残しつつも、傷だらけで、相当戦いを繰り広げてきたのだろう。

この森にいる魔物たちがその侵入者に襲いかかるも、奴は全て一刀両断で斬り伏せた。

そんなライツに俺が取った行動は、、、『逃げる!!!』


いくらチートスキル手に入れたとしてもこの前までただの学生だぞ!まともに戦えるわけないだろ!

くっ、脱兎だと周りの魔物が追ってきて気づかれるか、ならここで使うべきスキルは、『気配操作』だ!

「ふむ、何をしているのかね?」

って「え?」[ザシュ]

体から、血が吹き出す、目の前が暗くなり、、、


「ぬ?人間モドキがここまで弱いのか?いや、そんな馬鹿な、、、」

く、そ、、が、弱くてすまなかったなぁ!そう心の中で言い捨てて、俺の意識は薄れていった。



[条件を満たしました。カルマ値の減少と引き換えに[無限の選択肢]を発動します。]



〜古びた廃墟〜


俺は、あの後何度もあいつから逃げた。だがステータスで負けているせいなのか、あいつが何らかのスキルを使っているせいなのかは知らないがいつも最終的に見つかって殺された。


逃げれないとわかった俺は戦ってみることにした。もちろん正面から殺り合えば勝ち目はないので罠をかけたり、魔法で遠距離から狙撃したりした。

だが、、、結果は惨敗。全てあいつには効かず、俺は何度も殺された。

唯一の成果といえば、、、これだけかぁ


『名前:ライツ・グランツ

 level:74

ステータス、スキル等:不明

祝福:光神ノ守護

装備:歴戦の聖騎士装備一式』


『光神ノ守護

光が貴方を包み、ありとあらゆる深淵から守るでしょう。深淵系統からの攻撃99.9%無効。

光は貴方の敵の場所を示すでしょう。一定範囲内の深淵の力を持つものの場所を把握出来る。

光は貴方の敵を貫くでしょう。光属性の魔法による自動防御、攻撃。』


そう、こんなの勝てるか⁉︎特になんだよこの祝福⁉︎これ俺を殺す気満々だろ!

この祝福がある限り、俺は逃げることも出来ないし、戦う時は圧倒的不利な状況に陥るだろう。

ん?待てよ。俺以外に戦う奴がいれば勝てるのでは?でも、こんな時に意思疎通が最低限できて、なおかつ味方してくれそうな奴なんて、、、そういやいたな。


そう気づいた俺はあいつらの元へ向かうのだった。何処かって?決まってるだろ!盗賊団の所だよ!!!


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