不穏な転生と神の干渉
よーし、これで大体決まったかな。そう思って扉に手をかけようとしたが、、、
おい待て、Jobも選択出来たよな?どう言う事だ。
[はい、Jobも選択可能です。]
じゃあ何で、
[本来なら。貴方の場合、種族を選ぶ事が出来ていません。このJobは選んだ種族から、なる事が出来るJobを選択する物なので種族を選ぶ事が出来ていない貴方では選択が出来ません。]
どうやら意味不明の文字化け種族が原因らしい。くっそぉ、魔法使いとかなってみたかったのにぃ!
どうやら異世界のJobもまともに選ぶ事が出来ないらしい。
悲しみつつもどうしようもないので扉を開く、すると扉が光り出し、、、ってまっぶ!どっかの妖精か!
どう考えても光の加減を間違えてる扉を開いた俺の意識が、薄、れ、、て、、
[*運を祈**す。転*者よ。]
何か、見えたような気がするのは、気のせいだったのだろうか、、、
〜白き空間 ???〜
[転生者 新個体名ヤミト・ヤミガミの転生を確認しました。
多すぎる称号の整理を開始します。
[魔王殺し]、[勇者殺し]、[魔帝王殺し] 、[虐殺者]、[大罪人]、[処刑者]を複合。
[絶対悪]となりました。
[異世界転移者]、[奇跡の生還者]、[異世界転生]を複合。
[御業の体現者]となりました。
[神に刃向かう者]、[深淵を宿した者]、[人魔之大厄災]を複合。
[神深人魔之禍津神]となりました。
種族を進化前の初期に戻します。
種族が『人間?』になりました。
職業が未選択です。選択できる職業がありませんでした。
『迷い人』になりましtぁぁ)*……)&‘}€>[$か、神による干渉を検知、、、
職業が『咎人』に変更されました。
全ての確認が終了しました。転生を開始します。]
「ふふふ、、、ただで済むと思わないとこね、ヤミトォ、、、神に逆らった事を後悔させてやる、、ふふふ、アーハッハッハ」
謎の神は不気味に、笑っているのだった。
無事に完了したかのように思えた転生は、神の干渉により変化していく。
また、他の勇者達の転生にも、別の神が干渉をし始めていた。
ある神はそのものを救うために、ある神は面白がって、ある神は自身の使徒の活躍を願って、、、
こうして、ただでさえ、混乱し、戦乱の世になりつつある異世界に『勇者』という爆弾が投下されたのであった。