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終末異世界は聖戦中。  作者: とあるフリーBGMに影響を受けた誰かさん
プロローグ
13/49

後の時代に語られる聖戦IX

騎士団VS魔物の大群(軍?)!

みんなもどっちが勝つか予想して見てね!


「さて、どうしたものかなぁ」

城の門の上に登り、周りを見てみたが、、眼下に広がるのは、大量の魔物と、逃げ惑う人々だった。

街は壊され、火が放たれ、壊滅的な被害を受けている。

この城の城壁ももうすぐ破られそうだ、頑張って城門閉じたけど意味なかったかぁ。

魔物どもを押し退けて前に進むか、下がって城の奥に籠るか、どちらにしろ戦いになるんだよねぇ。

俺が悩んでいると、、、


「皆の者続けェェェ!我らが第7聖騎士団が民を蹂躙する愚かな魔物共を駆逐するのだァァァ!!!」

『「おおおおお!!!」』

今まで固く閉ざされていた城奥の扉が開き、騎士共が出てきた。

まさか、あいつら今まで戦いもせず城の奥に篭ってたのか⁉︎

「クックック、あの忌々しき魔導何ちゃら団とか言う団も黒い魔物の襲撃を受けて滅んだ様だしなぁ!この我が黒い魔物を倒し、手柄を手にするのだ!」


第七聖騎士団の団長か?偉そうにしてるけどただのクズじゃねーか。あの感じだと俺が倒した怪物だけ倒してまた城に篭ろうとしているっぽいな。

扉開けたけどその近くから動こうとしないし。あーあそんな感じだと、、、


〜城奥部、扉付近〜


「黒い魔物の姿はありません!兵共に探させていますが見当たらないと言うことです!」

ガンッ!そう伝えにきた役に立たない無能兵の頭を殴りつける。

「クソっ、何処にいったと言うのだ!おい、斥候、本当にそんな魔物はいるのか!」

「は、はいィィ、います、いますとも、この私がはっきりじっくり見たのですから!」

「では何故見つからんのだァァァ!」

くそっ、黒い魔物を見つけ次第、兵共に攻撃させてトドメを奪い、手柄にしてさっさと城にまた籠る予定だったと言うのに!このままでは、あいつらに、第八聖騎士団どもにバレてしまう!

「さっさと探せ、、、おい!騒がしいぞ!兵共が、ぁ。」

前方がやけに騒がしく、兵を黙らせようとしたその時だった。


『「Gyaaaaaaaaaaa」』


謎の叫び声が聞こえた瞬間、目の前の地面がなくなり、目の前にいた兵士の姿が空いた地面の中に消える。くっか、鑑定。ジャンボワームだと⁉︎

何故こんな奴がここまで、そう考えようとしたその時、大きな爆発音が響き、衝撃で意識が飛びかける。体は宙を飛んでいた。落下の衝撃で体が悲鳴を上げる。

「グハッ、グ、何、が、」

ただ、二度目の幸運はなかった様だ。何とか起き上がり、前を向いた我の前では、オーガが大きな棍棒を振り上げていた。[グチャ]


〜城、城門上〜


魔物が強すぎな件について。

そりゃみんな負けるわな。人間が剣持って地上で戦ってる中、魔物は上空から魔法で爆撃してるんだもん。さらにワームによる下からの奇襲、混乱したところにオーガやゴブリンが突撃し、メイジ系の魔法が使える魔物がそれを援護して、確実に敵を減らして行ってる。見事な連携プレイだ。

ちなみに爆撃してるのはみんなお馴染みのドラゴンさんです。カッケェ。ただ、めっちゃ怒ってるっぽいな。料理でドラゴンの丸焼きとかあったし家族だったのかな?なんてひどい奴らなんだ。食べた僕が言えることじゃないけどね。

って、おい待て、第七聖騎士団ってバカの集まりなのか⁉︎門閉めずに逃げやがった⁉︎あ、これは、もう隠れて見とくかぁ。助からないでしょ。もう、知らね〜。


騎士団達の悲鳴をBGMにスキルで隠れ、1人魔物と人類の戦いを観戦するのであった。


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