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プロローグ ( 3 )

個人的には、レービュルト王国がいいです。

ブルイパル王宮から近いですし、明るい国って、素晴らしいと思います。

でも、こんな素性の分からない私を、入れてくださるでしょうか。

そこが心配です。


まあそういう事は行ってから考えようと、私は少し重くなったカバンを持って部屋を出ました。

部屋の前に立っていた騎士様達が私を囲むように立ちながらぞろぞろ歩いていきます。

いやあ、私、何もしませんからね。警戒心ピリピリしなくても大丈夫ですよぉ。

とか言えるはずもなく。


その状態のまま王宮、大きいくて整っている庭を出ました。騎士様達は王宮へと帰っていきます。

門が閉められたのが聞こえました。

私は王宮を振り返ります。

思い出すのは、カイト様との日々や、カイト様のお母様の事。


今まで、お世話になりました。

そして、ありがとうございました。

私は、くるりと前を向いて、決意を固めて歩いていきます。


――ごめんなさい、カイト様。黙って離れてしまって……

読んでくださって嬉しいです!

次はカイトの護衛騎士視点になります。

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