表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

誰?

私は、好きだった人にふられた。ずっとずっと苦しくて泣いた。

それからしばらくして、好きだった人が結婚するらしいと仲の良い同僚が教えてくれた。

やっぱり苦しくて泣いた。

好きだった人の結婚式の日、私は家で泣いていた。

その日は、雨と風が激しくて泣きつかれて寝てしまった。


「ねぇ、ねぇ、、、、。」

誰かに呼ばれた気がして、腫れぼったい目を擦りながら、からだをおこした。

「?!」

「あ、やっと起きた」

誰もいないはずの部屋に綺麗なお姉さんが眩い光を放ちながら立っていた。

普段の私なら不法侵入で、通報していたところだが、精神的に落ち込んでいたため、頭が回らなかった。

「あの、、、」

私がボーッとする頭をどうにかして、この状況を理解しなければならない。だけど、言葉が出てこない。

すると、綺麗なお姉さんが話しかけてきた。

「ねぇ、あなた、私の仕事を手伝ってくれない?」

「はいいっ?」

初対面のお姉さんに仕事を手伝ってくれないかと、、、?

初対面なのに、、、?←(疑問に思うところはそこじゃないでしょ!って後日冷静になってから思った)

「あの、初めてお会いする方に仕事を手伝ってくれないかと言われても。名前も知らないですし。」

「あっ、自己紹介を忘れてた。私は、ささって言います。」

「さささん?」

言いづらい、、、。

思ったことが顔に出ていたのか、

「言いづらいでしょ、いつもみんなに言われるのよね。した噛んじゃうって。」

とさささんはにこやかに言った。続けて

「ささって呼んでいいわよ」

「はい。ってそういうことではなくて、、、、」

「あなたの名前は、佐藤(さとう) (つゆ)で合ってる?」

「あっ、はい。ってなんで私の名前を知っているんですか?」

「だって、あなた有名人だもの」

「はいいっ?」

なんのことでしょう?まだまだ聞かなければ情報の処理ができません。

その後しばらく話しは続いた。

ささという突然現れた綺麗なお姉さんと話したことについて要約すると、私は、有名人らしく、何故有名かというと、水と風を操る力があり、その力は神様より上らしい。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ