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死んだら死んだで---  作者: かたて
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閻魔との関係

閻魔大王こと閻魔お嬢様は自分の犬であるカナメの口をいきなり奪った。もともとカナメのことを好いているため犬にした閻魔お嬢様はノレンに見せつける様に口ずけしてノレンに皮肉な笑みを浮かべみせた。

閻魔「お前もやってみぬか?その時は首はねるがな!はっはっはっは!」

閻魔お嬢は高笑いをしたあとカナメの顔色の悪いことに急にだんまりし、ボソっと「おまえはわたしのものなんだから」といい去っていく。閻魔お嬢の傷跡がカナメにはどこかかわいそうに見えた閻魔が振り返ると同時にカナメは下に振りそむく。

カナメ「閻魔お嬢は俺と同じなんだ早く親を亡くし跡を継いだ。実はあいつはフィアンセだった。親どもの決めた婚儀に従い結婚するはずだった。それは兄弟の様にともに育ったあいつだったから抵抗はなかったがそんな時あの男があらわれた。そいつは目が青いのが特徴的でその眼力で次々に人を洗脳した。ついにはサタン様を倒して- - -」


それは109年前------------あれは地獄がより広かった夜、戦争が起きる前


カナメ「レン(閻魔お嬢)は俺と結婚してどう思うの?」

レン「父上のためならあんたみたいなブサイクもゆるせるよ。どうせ毒吐く嫌な子だとおもってるんでしょ?わたしを。それでもいいもん」

カナメ「でも俺は家でお前がまってたらうれしいよ」

その言葉はレン(閻魔お嬢)に自分の気持ちを伝える意思を持ちかけさせたがその時レンに赤色の魂がかたりかけた。

???「我が娘よこれから世界は混沌に満ちる」

レン「誰なの?父さん?まさかその姿死んだの?」

閻魔大王「そう私は死んだ。殺されたのだ。サタン殿もな」

カナメは大きく目を見開いた。

「嘘だろ?!父さんはだれにやられたんだ」

閻魔大王は時間がないことを悟ると二人に修羅を宿した。レンには戦いの宿命と世界の統治、

カナメには存在していない存在といえる役割多き影の宿命を宿し(スパイ)各々あの世の功労者として生き続けた。

だがその宿命が青い目のものの罠ということに気がつかなかった。

俺ら地獄の番人は子供の俺らをトップにする事でちがう派閥が生まれる事を予測できず地獄の統治はいまだにアンバランス。唯一の宿命の力も信用できず赤い魂が前閻魔大王というのもあやしい。

俺たちは完全に踊らされたんだ。

ノレン「つまり悪魔の親玉が糸を引いてるってこと?悪魔は私にこのチカラをくれたのもそいつが決めた運命なのかな?」

カナメ「いやできすぎた話には裏がある。奴は青い目のサタンのチカラに溺れたたまだ。黒幕いてもおかしくない!閻魔がそれを奴から聞き出すとは思えないすぐ後を追うぞ。

ノレンは閻魔の方へ行ってしまうカナメに猛烈にあたりたくなって言い損ねた「行かないで」で唇を噛んだ。


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