表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死んだら死んだで---  作者: かたて
PR
11/12

地獄のレクイエム

地獄にあるサタンの墓の中、一人の男の子の声がサタンを復活させた。なぜ復活したのか、なにもわからないまま、サタンは、男の子の黒い影を骨の姿のまま追いかける。

そこらの同胞の亡骸たちがそのあとをついていく。

「我らは死んだ」


亡骸たちがその言葉を繰り返す。

亡骸たち「我らは死んだ!」


「ゆえに何も怖くない」


亡骸たち「怖くない!」


「恐ろしいのは我々だ。死んでも生きている」

男の子と思われた美少女はサタンの魂たちを運び自分の命をいびつな骨たちの魂を喰らい蘇った。

彼女は幽体のままその化け物の魂を喰らい新たなる肉体を得たのだった。その姿は憎っくき青い目の男に似ていた。焔をちらつかせ、自分が浄化されたその男の記憶と混ざる。その時自分が男に奪われた片目に残る魂であることに気がつく。紫色の高貴な目だ

「そうだわたしはこの男の体を乗っ取るチャンスをカナメたちの光でつかみ、命が逆流した。」紫の瞳がカナメとノレンの二人の目気配を遠くから捉えた。

その時彼女は心からノレンになりたくなった。

カナメを好いてる想いの嫉妬ゆえ、何も考えずノレンを殺しにいこうとした。その距離は遠いが地獄の街並みを紫がかった黒煙で呑み込みながらノレンに近づいていく。

カナメ「あれは何だ?」

再び悪魔がやってくる異形の心を中核に- - -

黒煙は呑み込んだ魂を喰らい成長していくそれにふれたとき体が焼け消えていく。

「カナメ- - -私

たたかう!何があっても挫けない!」

カナメは紫がかった雲ケムリに閻魔お嬢を重ねながらそれを凝視する。

「まるで魔王の再来だ」

地獄は閻魔お嬢という魔王の誕生で変わっていく。

現代人が思い描く苦しい地獄に。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ