悪のたね
精神とは何か人はそれを口でいえません
どうかヒロインを妄想して精神にたどりついてください
それがあなたの中で勇気になることをいのります
人は死ぬ..「生きていた」に変わっていく。この流れは我々死者を管理する者の季節だ。
皆が夏と呼ぶその流れは死者が多いので仕事の量がふえる。 ゆえこの死者緊急罪人取調べ室の状況はお盆で調子に乗ったうつけでごたごたしていた。取り調べ員ノレンは、そのうつけどもの邪気をはかり、目にとまったもんだから、そのうつけに忍び寄る。この場所にとんでもない奴が紛れ込んでいる。何の因果かそいつは凶悪で日本人の霊をけしまわってるらしい。
「この辺で悪魔をみなかったか?」
悪魔とはこの世界(あの世)の囚人の脱獄者のことだ。
そいつらまとめて「悪魔」と呼ぶようになったのは地獄に現世の都合で移民が多く、地獄の中で長い年月をかけ日本文化が減少し他教徒が地獄をのっとったのがキッカケだ。
いままで鬼と呼ばれるものが悪魔 に変わったと言う皮肉だ。
「あくま?そんなのいるのかよ?」
ノレンは顔の特徴から外人であることを確認し、すぐ邪気をはかり一般人であることが分かり、
すみませんとあやまってノレンはティッシュ配りバイトのように、そのようなごたごたを50回ほどしたあと耳にタコができるほど言われた「悪魔は恐ろしい」という忠告より、内心やましくどきどきしている。
「悪魔もどうせだれかがかたづけてくれるだろ。こんな取り調べ、なにが一番楽しくてやってんの?」
その男はニヤリと笑い、いい放った。 「おれをさがしているのだろう?!」
その男から出た常闇は
うつけども怖がり、
緊急罪人取調べ室で悪魔を囲むうつけの円陣ができ、ノレンは待ってましたとその中に入り立ち向かう。
「しろよ。あれを----他人任せの平和ボケが誰も問題かたづけてくれなく、この邪気で死ぬパターンと知ったときの 目!眼だよ!」
そのとき邪気が渦巻きうつけどもの唸り声と同時に悲鳴、刮目、放心それらの断末魔がノレンの五感にとどく。
私は気付いたら悪魔からにげていた。
放心の果てノレンはその男の邪気とは無縁のかわいらしさが劣等感を呼び、その想いは度がすぎた。
ノレンはその男の名前を聞きにいったのだ
わざわざ死ににいくようなものだ。
男はノレンの悲愴と震えた手を見て言った。
「君は久しぶりの可愛らしいバカだな」
冗談かましながら男は恐ろしい顔だ。
ノレンは勇気を保ちながら言った。
「 私はこの震えは好きじゃない。でもこんな思いをさせるてめーを成敗するのにいま燃えてんだよ!」
彼女の目は魂をもやすケモノの目だった。
そしてそんな彼女に
その時何かが宿った
「きみつよくなるね その力誰に使うのか楽しみだよ」そう言って去ったそのおとこは闇に消えた。
そして私は悪魔追い払ったヒーローになった
宿ったチカラがどれだけ危険ともしらず----