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プロローグ

初投稿です。

短いです。



2018-3-22

プロローグ書き直しました。


せっかくなので書き直し前もどこか載せたいのですが、どこかいいところありませんか?

それは、高1から高2に上がる春休みのことだった。


耳に挿したイヤホン、そこから聞こえる音楽に混じって、かすかに目覚まし時計のベルが俺の部屋の方から鳴り響くのが聞こえる。少し気になるが、うるさいというほどではないので放置しよう。どうせ2、3分すれば止まるだろうし。


「もう朝か…」


現在、朝6時30分のようである。俺が平日、もしくは休日でも部活のある日にいつも起きる時間だ。

昨夜はセットした覚えがないから、昨日の朝消し忘れたのだろう。

俺は立ち上がると、軽く伸びをして、長時間座りっぱなしで固まってしまった体を解す。

首や腰が、バキッとかゴキッとかなんか不穏な音を立てたが、聞かなかったする。気にしたら負けだ。

十分体が解れたところで、窓に近づき小さく開けたカーテンから外の様子を伺うと、もう完全に日が昇っている。


…ヤベェな、徹夜しちまったっぽい。


今まで冷静に振舞っていたが、なんだか妙に不安を感じる。カーテンはそのままに、ポケットからスマホを取り出すと、理由もない焦りで若干もたつきながらもどうにかスリープを解除する。画面の上部を見ると、無情にも6時34分を示していた。どうやら、勘違いではなく、マジで徹夜しちまったらしい。

どうしてかよくわからないが、さっきからどうも誰かに怒られる気がしてならない。今、っつうか昨日の昼から、我が柊木家には俺しかいない。両親は旅行で出かけているし、大学生の姉貴は今年の春休み帰省しないそうだ。

だから、俺が徹夜したことは今の時点で俺以外誰も知らないし、これからも誰かに知られることはないはずなのだが…

おかしい。


まあいいか、徹夜しちまったもんはしょうがない。たとえ、その徹夜の理由がゲームをしていたことだとしてもしょうがない。そして仮に、始めた当初の目的を忘れ去って途中から別のイベントにのめり込んでいたとしても、しょうがないったらしょうがないのだ!

そう、俺は悪くない。

強いて言うなら、ポ○モンと任○堂が悪い!

もう!あんなに面白いゲームを作るなんて!一周回って犯罪だよ!まったく!


それにどうせ両親は明日まで帰ってこない予定だ。ならば、今から寝ればいいだろう。

そう考えた俺は、カーテンを閉めると先程まで座っていた椅子に座る。そして目の前の机に手の中のスマホを置くと、体に毛布をかけてそのまま突っ伏した。

朝から寝るのって、なんか罪悪感感じるけどすっごい気持ちいいよね!

そんなまるっきりダメ人間のようなことを考えながら、俺は意識を手放した。


それでは、おやすみなさい…


これから頑張っていきます!



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