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お題小説

行方を追ってしまおうか

作者: 水泡歌
掲載日:2013/11/24

いつの間にいなくなったのか気付けばソレはいなかった。


頭の中を探しても心の中を探してもどこにもソレはいなかった。


どこに行ってしまったのか僕は旅に出ることにした。


色んなところを探してみた。


懐かしい場所。


哀しい場所。


優しい場所。


僕の場所を隅々まで探した。


時に笑い、時に泣き、時に立ち止まりたくなった。


それでも僕は探し続けた。


何を探しているのか僕にも分らなかった。


小さいものだっただろうか。


大きいものだっただろうか。


形すらないものだっただろうか。


でも、確かになくしてしまったものがある。


探しているうちに不安になった。


くたくたに疲れた。


何度も諦めたくなった。


もういいじゃないか。


なくしたままでいいじゃないか。


でも、確かになくしてしまったものがある。


僕は探し続け、何とか1つの扉を見つけた。


重く開けにくい扉を開けると中にはソレが入っていた。


僕はソレを持ち上げた。


なんだ、なくしたものはこれだったのか。


思い出して思わず笑ってしまった。


僕の中にそれを戻してあげた。


重くて苦しくて面倒くさくて仕方ない。



でも、僕にはソレが必要だと思った。

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