第2話
私達は、外から見れば、恋人…。
真人からすれば、仲の良い姉……。ただ…私だけが…真人を…弟として見れない……。
腕を組んで歩いたり、手を繋いだり……。
仲の良い兄弟でも、…しては、いけない事をしてる私は……報われる事のない…恋愛をする私は……愚かなんだろうか……?……だけど…止められない……この気持ち…。
「ねぇ、いい加減さ、手を繋いだりするのやめにしない?」
突然の言葉に衝撃を受ける…。
「え?どうして?いつもの事なんだから、いいじゃない。」
…そう……。
いつもの事なんだもの……。
「いつもの事だけど…。」
少し、困ったような真人を見て、少し、違和感を感じた……。
きっと…聞いたらショックを受けるような気がする。…だけど……、何も聞かずには、いられない……。
「何か、見られて不都合な事があるのかな?真人くん?」
…聞きたくないはずなのに、からかうように、話を切り出す。
「俺…彼女できたんだ……。だからさ……。手を繋いだりするの止めたいんだ……。変に勘違いされても困るし…。」
…やっぱり……。
「そっか、じゃあ、手を繋いだりしないようにするよ。」
…聞き分けを良くするのは…変に避けられるよりは、マシだから…。
「やっぱり、分かってくれると思った。」
ニコッと嬉しそうに笑う真人を見て
「あんたって可愛いすぎるぅ〜♪」
メロメロになった私は、真人を抱きしめてた……。泣きたいくらい、ショックを受けても…、今、抱きしめとかないと…もう…抱きしめられないと思ったからかもしれない…。…彼女の存在が……私を現実へと引き戻す…。
「今度、彼女に会ってみたいな。家に連れておいで、私も仲良くなりたいし。いいでしょ?」