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亡国の皇女と若き帝  作者: 玉白美琴
式典の章
56/63

式典【一】の[十七]

「……静兄上、それが本心なら俺は受け入れるしか有りません」


苦笑すると、烈鋼は長椅子から立ち上がる。


「……今日は力尽きるまで手合わせ願えませんか?」


鞘から太刀を引き抜くと、烈鋼は静に問い掛けた。


「……いいよ、ボコボコにしてあげる」


忠宗から大太刀を受けとると、静も立ち上がって頷く。


広間から二人は中庭に移動すると、それぞれ獲物を構え向かい合う。


静と烈鋼は妖力を放出し、大太刀と太刀に己の妖力を纏わせて行く。


「……参ります!!」


「来な、遊んで上げるよ」


烈鋼が跳躍して静に斬り掛かり、静は大太刀で受け止めるとそのまま大太刀を振って吹っ飛ばす。


「おや、二人とも元気ですね。同母の兄弟ですし……夜行性だからでしょうか?」


薄い衣を着た彩華が外に出ると、手合わせする二人を見て思わず苦笑いする。


「僕も同じ夜型だけど……あそこまで戦闘狂でもないからね。はい、彩兄上」


外に上半身裸のまた外に出ると、蓮は小瓶を彩華に投げた。


「これは……?」


小瓶を受け止めると、目を丸くして彩華は蓮に聞く。


「死者の香りを誤魔化せる僕のオリジナルだよ。大抵なら香油で誤魔化せる」


欠伸を我慢し、蓮は彩華に答えた。



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