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亡国の皇女と若き帝  作者: 玉白美琴
式典の章
53/63

式典【一】の[十四]

その様子を、一羽の鴉がじっと見ていた。


下級妃の宮、大広間では……三人の妃達が茶会を開いていた。


「……水竜がジャンキーに気付いたようです。……どうやら泳がせる気ですね」


彩華は愉しそうに答えると、紅茶を一口飲む。


「……あいつ、未だに自分の策で皇位争いしたとか思ってんでしょう?そんな訳無いじゃん、皇子や皇女なら誰だって玉座欲しいんだっつーの」


蓮は不愉快そうに言うと、茶菓子の大福を頬張った。


「彼は自信家だから仕方無いよ。俺達は自分達で出来る事をすれば良いんだ」


呑気そうに静は笑って答えると、足を組んで二人を見つめる。


「確か……明日は水竜が月商会本店に行くんでしたっけ?」


「僕も興味ある、姫を匿っていた商会でしょ?」


先に彩華が切り出すと、大福を飲み込んだ蓮も加わる。


「月商会……偶然かな?行方不明になっていた長兄の影と同じ名だよね?確か……神の国で再会した時も長兄が名乗って居た筈だ」


気付いた静も話に入ると、疑問を口にする。


「……行方不明のままだった三家の長子の内、琉騎泉が後宮に入ったんだよね?確か半年前にさ」


目を丸くして蓮も口にすると、腕を組んで眉を潜めた。

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