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亡国の皇女と若き帝  作者: 玉白美琴
式典の章
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式典【一】の[二]

「……姫の安全を守るには相応しくないと?」


思わず水竜はムッとして聞き返す。


「……あぁ、知っていると思うが……姫の生存が式典で大々的に知られると、神の国から命を狙う暗殺者が続々と来る。俺の主も、俺や姫もそこを危惧しているんだ。……とてもじゃないが……このままの人員だと、姫を迎えるのは難しい」


厳しい表情で光宛は答えると、溜め息を付いた。


「皇族は代々武芸に長けていた、勿論亡くなられた姫の両親もな。その方々を暗殺した暗殺者も凄腕の暗殺者だった。今のままだと、お前ら全員死ぬし、神の国に乗っ取られるのも時間の問題だ」


「……中々手厳しいですね」


光宛に言われ、水竜は苦笑いすると、顎に手を当てる。


「……一つだけ心当たりが有りますが……果たしてこちらの話しに乗ってくれるかどうかは分かりませんが……」


「別に良いよ、最初から期待してないし……。それと主からの伝言『神託が無事に実現したようで良かったです。姫の警護は私の方から整えて置きますので気にしないでください。あぁ、それから……無能に宝を任せる気など無いので勘違いしないで下さい』だってさ」


「……無能……」


光宛から伝言を聞いて、水竜の表情が思わず凍り付く。


「確かに伝えたからね」


笑みを浮かべて光宛が言うと、一瞬でその場から姿を消した。

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