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亡国の皇女と若き帝  作者: 玉白美琴
黒刀の章
34/63

黒刀【五】の[二]

芽と光宛は使用人達を避けて書斎を目指す。


水竜は二人の後に遅れないようについて行く。


何人かの使用人に聞いて、辿り着いた芽は勢い良くドアを開け放つ。


「ひいっ!?」


奥に居た中年の男が悲鳴を上げた。


「あんたが格呂白ね?」


念のため、芽は近付いて問い掛けるが……。


「……むっ……紫色の髪!?……何故この国に!?」


芽の髪色を見て呂白は叫ぶ。


「貴女に答える筋合いは無いわ。既に桃里は縛に付いたし……後は呂白、あんただけよ」


「……そんな……」


芽に言われ、呂白は愕然とする。


「捕まえている宦官は何処に居るの?」


「……地下牢に……居る……これが鍵だ……」


芽に聞かれた呂白は、力無く箱から鍵を取り出すと手渡した。


「そう、ありがとう。それにしても、随分馬鹿な事件を起こしたわね。勝算無く事を起こすのは馬鹿がする事だわ」


「……姫が味方するとは思わなかった、ましてや、六年前に死んだとさえ思って居たのだ」


芽に言われ、呂白は顔をしかめて答えた。



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