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黒刀【四】の[六]
『くそっ!!何処に行ったの!?あのちび!!』
『まだ遠くには行ってないわ!!』
『探して殺すのよ!!』
がしゃどくろ達が口々に言い合うと、三手に別れて離れて行く。
……今がチャンス……!!
冷波は見逃さず、氷の妖力を纏って双剣を具現化させる。
がしゃどくろの注意が違う所に向いた瞬間、冷波は飛び降りた。
「氷流双剣術……絶氷ニ刃斬り!!」
がしゃどくろの頭と胴体を斬り落とした。
『ぎゃあ……』
がしゃどくろは悲鳴を上げると、人の姿へと戻り、地に落ちて死体となる。
『おのれ!!よくも骨連を!!』
『死ねぇっ!!』
……やば……
空中で冷波は焦るが、がしゃどくろ二体の方が早い。
その時、紫色の髪の少女と、金色の髪の男が視界に入った。
「咲流剣術太骨斬り!!」
「閃流双剣術金閃華!!」
少女と男が跳躍して、それぞれの太刀と双剣を振り下ろし、がしゃどくろ二体の首を斬り落とした。




