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亡国の皇女と若き帝  作者: 玉白美琴
黒刀の章
23/63

黒刀【三】の[八]     

烈鋼が形を変え、着ていた着物が地面に落ちると、その上に一振の黒い太刀が乗って居た。


「……まさか……刀になった……!?」


びっくりして芽は叫ぶと、黒い太刀を持ち上げる。


ーー煉獄の太刀ーー黒刀ーー。導かれし姫よ、得物を取って闘うのだ、己の答えを見付けるために……。


「はぁっ!?ちょっ……訳分かんないんだけど……桜!!説明しなさいよ!!」


桜に向かって芽はぶちギレて怒鳴り付けるが……。


「姫、さっきから桜に何を仰っているのですか?」


「……まさか……あんたには聞こえてないの?」


光宛に聞かれて芽は目を見開く。


「聞こえてませんが……取り敢えず帝が刀になったのは見てました。……如何なさいますか?」


不思議そうに光宛は首を横に振ると、困った顔をして問い掛ける。


「……仕方無いわね、こいつを得物にして闘うわ。桃里の場所は?」


溜め息を付くと、芽は光宛に聞く。


「北の方角です」


光宛は頷いて答えた。


「そんじゃ、さっさと行くわよ!!」


「はいっ!!」


芽が元気良く号令を掛けると、光宛も返事をして二人は地を蹴り走り出す。


桜は二人を見送り、桜の鬼が楽しそうに笑みを浮かべていた。



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(;゜Д゜)…… うぞお…… マジで?!
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